レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

注文しました!左手でもシャッターを切れる!キヤノンPowerShot N

2013-04-26 | 左利き
4月25日ようやく、注文しました。

というより、ようやく注文できた、というのが本当の所。

3月下旬予約開始だったと思い、何日か忘れましたが(25日ごろでしょうか)、キャノン・オンラインショップへ行くと、すでに予約受付終了。
(あるネット情報によりますと、3月12日10時予約受付で、初回予約受付分が、同日14時20分現在すべて終了とのこと。)
で、次回は4月12日(だったか)というので、その日お昼前ぐらいにのぞくと、またすでに、終了。
次回は、4月25日10時受付開始、と。

そして、4月25日(この日が発売日でもある)、またまたお昼前にのぞくと、なんとか受付中。
どうにか、狙いの「ステッチブラックセット」(画像)を注文。

それにしてもよく分からないのは、自社のオンライショップ販売のみで、一般の流通で販売しないのかということ。
まあ、色々あるのでしょうけれど、アメリカではAmazonでも出てたのに。

いったい何台作ってるんでしょうかねえ。
どれだけ売る気があるのか。


4月25日に入手した人のブログ↓

キヤノン「PowerShot N」、開封の儀!ボディがめっちゃカワイイ!
キヤノン「PowerShot N」をハイアングル&ローアングルで試し撮り!

なんと、《ちなみに、液晶をタッチしてもシャッターを切れます。》とあります。
タッチでも使えるんだ!
そうなるといよいよ、利き手の違いを気にしなくてもいいですね。

一つ残念と思うのは、やっぱり、画面が90度しか動かないこと。
180度になれば自画録りも楽で、ブロガー受けもいいでしょうに。


でも、待ち遠しいです。
5月13日頃発送予定とのこと。
早く来い来い!

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 
*『お茶でっせ』左右共用カメラ「PowerShot N」の記事:
・2013.5.15 届きました!左右共用カメラ・キヤノンPowerShot N
・2013.1.30 左利きも楽しめる新カメラ、キヤノンPowerShot N4月下旬発売
・2013.1.28 左(利き)右(利き)の手を選ばないカメラCANON PowerShot N

*『お茶でっせ』他の左手・左利き用カメラの記事:
・2009.9.21 左手でもシャッターが切れるデジカメ「FinePix Z300」
・2004.8.5 今は昔 世界初左手用カメラ、京セラ サムライSAMURAI Z2-L

*昔の左手専用フィルム・カメラ「京セラ・サムライSAMURAI Z-L/Z-2L」
左手用カメラ 京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-L/左利きphoto gallery<HPG4>
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「注文しました!左手でもシャッターを切れる!キヤノンPowerShot N」を転載したものです。
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左利きの会と赤かぶ検事『朝霧高原殺人事件』~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii360号

2013-04-25 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第360号のお知らせです。

 ・・・

第360号(No.360) 2013/4/20「名作の中の左利き~推理小説編15~左利きの会の謎『朝霧高原殺人事件』和久峻三」は、
日本人作家のテレビ・ドラマでもよく知られた、和久峻三の人気シリーズ/strong><赤かぶ検事>から『朝霧高原殺人事件』を取り上げます。

左手首を切り落とそうとしたらしい、左利きと思われる被害者と謎の『左利きの会』とは?

『朝霧高原殺人事件』―赤かぶ検事シリーズ (講談社文庫 2000.8)
『朝霧高原殺人事件』 (光文社文庫) Kindle

【内容】

 ●被害者は左利き
 ●『左利きの会』とは?
 ●「赤毛組合」

*「赤毛組合」収録本:
『シャーロック・ホームズの冒険』日暮雅通/訳(2006.1)
光文社文庫<新訳シャーロック・ホームズ全集・1>

 ●左利きの話題を活かしきれたか?


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』


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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きの会と赤かぶ検事『朝霧高原殺人事件』~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii360号」を転載したものです。
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3Dプリンターで左手・左利き用品も自由自在?

2013-04-24 | 左利き
テレビを見ていますと、3Dプリンターなるものについてやっていました。

“3Dプリンター革命” - NHK クローズアップ現代 - NHKオンライン
No.3323 2013年3月12日(火)放送
「“3Dプリンター革命” ~変わるものづくり~」
動画

サイエンスZERO/3Dプリンター「魔法の箱」の真骨頂!
(NHK Eテレ: 毎週日曜 午後11時30分~翌午前0時/毎週土曜 午後0時30分~1時(再))
2013年4月14日放送(No.422) 3Dプリンター「魔法の箱」の真骨頂!


 ●3Dプリンター

簡単に言いますと、3次元データを基にして立体造形する機械、ということのようです。

従来ものを作るには、材料から切り出すか、型に材料を流し込んで作るか、まず部品を作りそれを組み立てるか、というものでした。
たとえばプラスティックのフィギュアを作るには、型を作って流し込むか、部品を切り出して接着剤で貼り付けるか、といったものでした。

それをいきなり立体で作ってしまう、というのがこの3Dプリンターです。

今実際に使われているのは、個人では先ほどあげたフィギュアのようなおもちゃやオリジナルのグッズです。
世界で一つだけのものが作れるのです。

理論的には、データさえあれば、なんでも作れる(らしい)のです。
しかも、データさえあれば、同じものをいつでもどこでもだれでも、いくらでも作れるのです。

企業では、従来簡単には作れなかった試作品を何種類も作ることができるようになったそうです。
今までならそれぞれ金型を起すのに費用がかかったのですが、金型が不要になり、その分費用が節約でき、しかも何種類も試すことができる、というのです。


 ●数量的な障壁からの解放への期待

これを使えば、従来数量的に売れないからと敬遠されていた、左利きの人のための道具なども、簡単に作れるようになるのではないでしょうか。

以前聞いた話では、持ち方補助具のようなちょっとした文具でも、金型代がかさむので、数量的にかなり売れないと左手・左利き用は作れないそうです。


しかもこれなら、自分専用に作ることもできそうです。

例えば靴などでは、元のデータにアレンジを加えて、自分のサイズに合わせることもできる、と言います。


ネットを見ますと、10代の少年が自分の電動義手を作ったなどという話もあります。
少年の場合、成長に合わせた義手が必要になります。
3Dプリンターを使えば、その辺の調整も可能のようです。
2013年03月27日 10代の少年が独学で3Dプリンター製の電動義手を開発、その目的とは?


3Dプリンターによる製作なら、誰かがデータを作ってネットにアップすれば、あとはそれをコピーして自分の3Dプリンターで拵えればいいのです。

数売れないからメーカーが作ってくれないとか、販売店が置いてくれないといった問題は、一挙に解決です。


 ●模型でも違いがわかるかも?

いや仮に、個人で作れないような製品でも、試作品や模型が簡単に作れるのでしたら、この世にあるあらゆる右用の製品をことごとく、左右変換させた左用模型を作り、実際に左利きの人に手にしてもらえれば、面白いと思います。

この世に左用がないため、利き手に合った道具の使いやすさを実感していない左利きの人が多いと思うのです。
そういう人でもただの模型であれ、実際に手に持って使うマネをしてみるだけでも、何か感じるものがあるでしょう。

例えば、カメラでも「慣れれば同じ」と発言する人がいます。

でも、実際は違うんです!

私は京セラSAMURAIという左手用カメラを持っています。

*『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
〈HPG4〉世界初 左手用カメラ/京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-L
左手用カメラ、京セラKYOCERA サムライSAMURAI Z2-Lの使い心地(使用感)

初めて手にしたときからしっくりなじみ、最高の気分でシャッターが切れます。
今までの右用で感じていた違和感がまったくないのです。
慣れる必要などないのです。

ところが、実際に左手用のカメラがほとんどないために、体感する機会がないのです。
それゆえ、実感できないので、誤解が生まれるのでしょう。
(今はデジカメに左用がないので困っていますが。)

楽器でも同じです。
左用がほとんどないから、利き手に合った楽器の良さを知らない左利きの人が多いと思うのです。

両手にはそれぞれの役割があるそうです。
作用の手としての利き手と、感覚の手としての非利き手。

楽器で言えば、弦を爪弾く利き手と、正確に弦を押さえる非利き手。
カメラで言えば、狙った瞬間にシャッターを切る利き手と、正確にレンズを動かしピントを合わせる非利き手。


3Dプリンターで起こす左利きグッズ革命!
なんとかなんないですかねぇ。



(3Dプリンターについての詳細は、Wikipediaや↓の本などでご自分で調べてください。)
・『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』 クリス・アンダーソン/著 関美和/訳 NHK出版 (2012/10/23)

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「3Dプリンターで左手・左利き用品も自由自在?」を転載したものです。
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新型子供はさみ、ペンカットキッズ左手用オレンジ

2013-04-23 | 左利き
今回も、いつも左利き(というか左右平等)の話題を提供してくださる数少ない人物の一人、ガボちゃんのブログ「書類作成に奮闘中」(2013年3月30日)から教えられたレイメイ藤井 ペンカットキッズ 左手用の話題を―。

レイメイ藤井 ペンカットキッズ 左手用 オレンジ SHH505D

ペンカットキッズの商品ページ

「キッズ 左手用」とありますように、左手で使う(左利きの)子供向けのハサミです。
でも「ペンカット」です。


 ●新型ハサミ、ペンカット

従来の「ペンカット」は、二つの特徴を持っていました。

一つは、右利き・左利きに関係なく、刃のかみ合わせを入れ替えて左右どちらの手でも使用できるという左右変換性です。

“諸刃の剣”のような左右両用の刃が両サイドについたもので、それぞれの刃の合わせを入れ替えることで、右手用にも左手用に変換できるという優れモノです。
ループ状のハンドルになっていて、それをどちら側にも移動できる構造になっています。
これによって、刃の合わせを入れ替えることが可能になっているのです。

もう一つの特徴は、ペンタイプで携帯性・収納性に優れている点です。

使わないときはハンドルが収納できるので、鉛筆のような棒状になり、ポケットにも、筆箱にもすっきり収まるのです。

*『お茶でっせ』過去の「ペンカット」の記事:
・2011.2.10 Raymayレイメイ藤井ペンカット:右手左手両対応携帯ハサミ
・2012.10.22 両手対応小型携帯ハサミ、ペンカット・ミニPENCUT mini


 ●新型子供用左手ハサミ

株式会社レイメイ藤井スクール&キャンパスの2013年2月1日のニュース・リリース「ペンカットキッズ」発売によりますと、
~お子様が使いやすい安心設計~ ペン型こども用ハサミ「ペンカットキッズ」を発売
とあり、

こちらの子供用は、使用する子供さんの安全を考えて、《通常の片刃仕上げなので工作用紙も切れます。》とありますように、片刃で、刃の入れ替えのできない左手専用になっています。

では、どの辺が「ペンカット」なのかと言いますと、先に挙げた二つ目の特徴を活かして、ハンドルが収納できるのでペンタイプに変身し、筆箱にもすっきり収まるということです。

ペンカットキッズは、お子様向け安心設計となっており、ペンタイプでコンパクトに携帯・収納できます。ハンドルが太めになっており、お子様の指や手にフィットします。又、携帯時に刃によるケガを防ぐための安全キャップが付いています。/ブレードは、刃先を丸くした安全設計で、今までのペンカットより厚い用紙もサクサク切ることができます。又、2段刃加工で切れ味が長続きします。


使い方:
1 スライダーを下げることでハンドルループが出ます。スライダーは固定される位置まで下げて下さい。
2 ハンドルループに指を通してご使用下さい。柔らかな素材でお子様の指にフィットします。
3 ご使用後はスライダーを元の位置まで戻してハンドルループを収納し,キャップを取り付けて保管してください。



 ●色、デザインの問題点

問題があるとすれば、この辺でしょうか。
今回は、右利き用2色と左利き用1色、全3色を発売しています。


SHM504A(ブルー)・SHM504P(ピンク)・SHH504D(オレンジ)です。

これは、このペンカットだけの問題ではありませんが、一言伝えておきたいことではあります。


右手・右利き用に関しては、たぶんブルーが男の子用でピンクが女の子用という設定なのでしょう。

では、左利きの子の場合は?
左利きの子は“第三の性”ではありません。
(そもそもそういう性別で色別をするという発想自体が問題だ、という考え方もあるかもしれませんが。)


左手・左利き用のハサミは、従来、緑色だったり黄色だったりしました。

この色別は、誰でも簡単に右手・右利き用と区別できるように、という配慮から始まったものです。
すなわち、緑/黄色のハサミは、左手用という意味を表すのです。


実際、大人でも右手用と左手用ハサミの違いを近いできていない人が少なくありません。
シルエットが左右対称なら―要するにハンドル部分が左右対称なら、どちらの手でも使える(両利き)ハサミだ、と思っている人もいるのです。
もちろんこれは間違いで、刃のかみ合わせの違いがあるのです。

一番わかりやすい判別法としましては、切る構えをしたとき上に来る刃が、どちら側にあるかです。
右に来るのが右手用で、左に来るのが左手用です。


閑話休題―。
この色による区別は、左利きという身体的特性を重んじた結果ではあっても、それぞれの子供の色の好みという精神的特性を無視したもの、とも言えるものです。

海外のMIRANという会社の製品は、右手・右利き用同様に、色とりどりのカラフルな左手・左利き用のハサミを用意しています。

では、その製品はどのようにして右と左を区別しているのでしょう?
それは、ハンドル部分が左右非対称の親指と他の指との区別のある製品で、「L」という文字の入った左手マークをプリントして区別しているようです。

この左手・左利きバージョンには、左手・左利きマークというパターンは、他の製品にも結構見られます。
また、万年筆のような筆記具では、「L」という文字を入れて区別しているものもあります。

ハサミは二つの刃とハンドルからなっていますので、2色のカラー・コンビネーションを施し、それぞれの色の入れ替えで表すこともできるのではないでしょうか。
あるいは片方を縞模様にするという方法もあるでしょう。
(どういう組み合わせを右なり左なりと設定するかを決めるのは難しいですが。)



現代は、とにかく「(なんでもいいから)あればよい」という時代ではなくなってきました。

機能だけでなく、色やデザインも重要なものとなっています。
ぜひ、そういう面も検討されてはいかがでしょうか。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「新型子供はさみ、ペンカットキッズ左手用オレンジ」を転載したものです。
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左利きの道具<無印良品 暮らしの良品研究所>4月3日コラム

2013-04-22 | 左利き
もう半月以上前の話題です。
いつも左利き(というか左右平等)の話題を提供してくださる数少ない人物の一人、ガボちゃんのブログ「書いてくれて良かった」から教えられた<無印良品>の左利きの話題を―。

<無印良品 暮らしの良品研究所>の4月3日のコラム「左利きの道具」です。

「利き腕の自由」で、左利き専用の道具を一切持っていないというある20代の女性の話を紹介しています。
その理由として、《「右利き社会では職場や出先で常に左専用グッズがあるわけではなく、そのことで後ろ指を指されることに耐えられない」から》と。
そのあとに続けて、
人と利き腕が異なることに後ろめたさを感じさせるような空気がその社会にあるとしたら、それはちょっと寂しい社会だと思いませんか? 画一的な教育を押し付けられず個を大切にされて育ったという意味で、「左利きの人がうらやましい」と言う人もいるほどです。左利きの人が左利きのままでありのままに生きていける。そんな社会を後押しするのが、ストレスなく使える道具の存在なのかもしれません。

と書いています。

非常に嬉しい言葉です。
しかし一方で、正直に告白すれば、「今頃そんなことを言うのか!」という憤りの気持ちもあります。

私は、今から50年ほど前に小学校入学時に担任の先生から「左利きは左利きのままでよい」という教えを受けて来ました。
しかし、実際には左手・左利き用の道具はほとんど手に入らない状況でした。

無印さんがきのうきょう設立されたのならいざ知らず、「今頃になって、左利きの味方面されても…」という気持ちになります。

もちろん、そういう意味でお書きになられたのではないでしょう。
今現在担当されている方が、純粋に理不尽に思っての、思いやりのお言葉だと思いますが。

そういう憤りの気持ちを抱くほどに、(私たち一部の)左利きはズーッと昔から“左利きにも優しい”道具の出現を待っていたのです。

“I have a dream. 私には夢がある。”~私の夢は、利き手の違いによって差別されることのない社会の実現である。~
と主張してきました。

*『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左利き宣言―レフティやすおの左利き私論 1―」左利き宣言

21世紀の今(頃ようやく)その機運が盛り上がりつつある、というところです。
実際には、まだまだではありますが。


次の「左利きの不便」項では、道具だけでなく、「駅の自動改札機」のような機械やシステムもまた「ストレスを感じる」ものだ、という事実を紹介しています。


「専用と共用」という項では、《「シンプルでユニバーサルなデザインのものを開発してほしい」》という左利きの人たちのアンケート結果を紹介しています。
そうなのです、私たち左利きの多くの人は、左利きの人さえよければいい、という考えはありません。

右利きの人のとっても不便になるものではなく、という思いがあります。

別に左利きの人は思いやり深いから、とうぬぼれる気持ちはありません。
単純に共に暮らす右利きの人のことを考えれば、というだけの気配りにすぎません。

なぜそういう気持ちになるかと言えば、自分が普段不便な思いを感じ、嫌になることが多いからからなのです。
だから他の人にもそういう嫌な気分を味わってほしくない、と思うだけのことです。

左利きの人に使いやすい道具を考えることは、すべての人にやさしい道具を考えることにもなるでしょう。
という言葉でこの文章をしめています。

こういうことも(私たち一部の)左利きの人は以前から訴えていました。
ここでも先ほどと重複しますが、今ようやく、という気持ちになります。
(もちろん、そうは言いながらも喜んではいるのですよ、そういう時代の流れを。)

無印良品では、アンケートをもとに、ステーショナリーとキッチン用品で、左利きの方にも使いやすい商品開発を急ピッチで進行中です。

アンケートの結果そういう結論になったのでしょうけれど、できればステーショナリーとキッチン用品だけといわず、各方面でチャレンジして欲しいと思います。

たぶん「これで成功を収めれば、次なる展開も」とおっしゃるのでしょうけれど、時には利益に拘らず長期ビジョンで「損して得取れ」を実践してもらえれば、という思いがあります。
それこそ、企業の社会貢献だと言えるんじゃないでしょうか。

社会を変えるというのは大変です。
でも誰かが始めなければ、スタートしません。

なにもオレが先陣でなくても…、と思いがあるかもしれませんが、ね。

でも、トップ・バッターというのはカッコイイものですよ。


*『お茶でっせ』過去の無印・左利きプロジェクト関連の記事:
・2012.9.21 空想無印Facebook左利きPJで親野智可等先生のコラムが…
・2012.7.20 無印良品プロジェクト ハートフル・左利き
・2012.4.4 Project01左利き~空想無印cuusoo muji商品化企画の試み

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きの道具<無印良品 暮らしの良品研究所>4月3日コラム」を転載したものです。
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左利きの悩みと“卒業”~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii359号

2013-04-18 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第359号のお知らせです。

 ・・・

第359号(No.359) 2013/4/13「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その20― 左利きの悩みと“卒業”(1)」は、
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲(第二土曜日発行分掲載)の―その20―では、「左利きの悩みと“卒業”」について考えます。

今回から新たなテーマが始まります。
今回のテーマは―

 左利きに悩んだ人たち―本人であれ親御さんであれ誰であれ―
 も
 いつしかその悩みから“卒業”してゆく、
 という現象があります。

 一方で私のように、いつまでも抱えたままの人もいます。

 その辺の事情を考えてみよう、という試みです。


まずはその第一回。

 ●悩みからの卒業とは?
 ●卒業への段階
 ●本人の場合
 ●卒業への内的要因と外的要因
 ●内的要因
 ●外的要因
 ●悩みからの卒業

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きの悩みと“卒業”~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii359号」を転載したものです。
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LGPJ左利きが使いやすいカッターナイフ2~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii358号

2013-04-10 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第358号のお知らせです。

 ・・・

第358号(No.358) 2013/4/6「レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>第12回 カッターナイフ<2>」は、
━レフティ・グッズ・プロジェクトLGPJ━<左手・左利き用品を考える>第12回「左利きが使いやすいカッターナイフを考えるの<2>回目、持ち方と形状について考えてみました。

 ●カッターナイフの持ち方
 ●持ち方と形状
 ●専用品と共用品

詳細は本誌で。

【左右両用のカッターナイフの例】
コクヨS&T「フレーヌ」カッタ―ナイフ(そのままで、左右どちらでも使える共用タイプ)
・コクヨ カッター フレーヌ 標準型 HA-S100YG 黄緑
・コクヨ カッター フレーヌ 大型 HA-S200YR オレンジ

・『レフティやすおのお茶でっせ』
2011.6.3 上部スライドだから左右両手対応!左利きにも優しいコクヨS&T「フレーヌ」カッタ―ナイフ

オルファ オートロックA型(刃の入れ替えで、左右それぞれ専用になるタイプ)


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii358号」を転載したものです。
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左利きネットニュースでHP利き手テストページが盛況

2013-04-07 | 左利き
ちょっと嬉しいことがありました。
うちのホームページの「<左利きプチ・アンケート>第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」が、4月5日夜10時以降だんだんと閲覧数が増え続け、6日正午で1000件を突破しました。
最終的に3200を突破。
7日もお昼の3時現在で1000件突破。
10時で総数3000、例のページは2700超。
他にも異なる学者さんによる利き手テストを扱ったページがいくつもあります。

これは、学者さんによって、どういう項目が検査にふさわしいかという考え方が異なるからです。
たとえば、日本人の学者さんによるもの(<左利きプチ・アンケート>第23回利き手調査3回目―H.N.きき手テスト)は、文字や絵を書/描く動作、およびナイフやスプーンあるいは箸を使うといった摂食に関わる動作を割愛して、いわゆる右手を使うようにという「変換」(俗に言う「矯正」―この表現は誤解を与える誤った表現と考えています。)の影響を省こうとしたものです。

できれば、他のページもご覧になって、比べていただけるとよいかと思います。

―というように、ちょっと大変なことになっています。
とはいえ別に私には影響はないのですけれど、ね。

従来、一日多くて10件程度、たいていは2~3件あればというところです。
以前、SNSのmixiの左利き関連コミュニティに取り上げられた時でも一日数百件程度でした。

ブログのほうも、三桁に乗って400ぐらいでしょうか。
うち「chapman利き手テストにそっくりな利き手診断テスト」が、250ぐらい。
こちらは7日に入ってから増え、9時台で500件(うち例の記事が350件)を超えています。

ほとんどがキーワード「利き手 テスト」での検索から。

どういう理由であれ、自分の記事を多くの方が見てくださるのは嬉しいことで、感謝感謝です。


 ●原因はネットの左利きニュース

昨日、どうしてこんなに、と思って調べてみますと、5日の夜、
「瞬刊!リサーチNEWS 左利きの人は全国で5.1% 左利きの人が感じている不満とは?」
というネット・ニュースが配信され、2chでも転載されて広まったようで、それに関して「利き手テスト」を調べる人が増えたということのようです。

これは、RPデイリサーチのアンケート結果をニュース記事に仕立てたもののようです。

「利き手はどちらですか?-リサーチパネル」

「利き手はどちらですか?」と聞いてみたところ、以下のような結果となった。

・右利き:87.9%
・左利き:5.1%
・もともと右利きの「両利き」:2.3%
・もともと左利きの「両利き」:3.8%
・わからない:0.9%

(リサーチパネル調べ、対象は3万1869人)

コメント欄を見ますと、60歳代も見られ、全般に年齢層は高いのかもしれません。


 ●左利きの比率について

比率について一言いいますと、左利き率が意外と低い、と言う印象があるかもしれません。
ただこれは自己申告のため、単純に「字を書くのが右、箸を使うのが右=右利き」と判定している人も多いのではないか、という気がします。

<もともと右/左利きの「両利き」>といった項目があるので、「両利き」意識のある人はそちらに投票するでしょうけれど、そういう意識のない人の場合は上に書いたように、単純に右利きに投票する可能性があります。

また、昔は社会的に左利きを嫌う傾向が強かったので、年配の人の中には「左利き」と見られるのを拒否する人もいるでしょう。

実際に利き手テストの結果ではないので、これぐらいの数値が“自覚的利き手の度合い”としては適切かもしれません。


ただしこの数値は、八田武志/著『左対右 きき手大研究』(化学同人 DOJIN選書18 2008.7.20)に掲載されている、1993年のきき手テスト結果の数値(p.66、表3-1きき手の世代間比較)と比較してもさほど大差はありません。
20年前の調査結果との比較ではありますが、今回の結果も一概に不自然とは言えない、ということでしょうか。


(表3-1きき手の世代間比較 /『左対右 きき手大研究』p.66)
◆1973年
男子=左きき:4.3% 両きき:7.2% 右きき:88.5% 
女子=左きき:2.3% 両きき:3.7% 右きき:94.1%
◆1993年
男子=左きき:6.2% 両きき:6.6% 右きき:87.2% 
女子=左きき:4.2% 両きき:3.6% 右きき:90.2%

◆今回
左利き:5.1% 「両利き」:2.3%+3.8%=7.1 わからない:0.9% 右利き:87.9%


 ●左利きの不便について

左利きの不便については、ごく一般に言われている内容をなぞっているだけで、特記すべきものはないという印象です。

自動販売機や自動改札機であったり、ハサミ、包丁などの刃物類、回転寿司の流れる方向とか。

なかに一部よく合点の行かないものがないとは言いません(例えば「サランラップを切る」―このメーカーの商品は使ったことがないのでわかりません、「かなづち」―左右の方向性があったか?)が、だいたいのところは、よく知られた例です。


左利きの置かれている現状がどのようなものであるか、今世の中に普及している道具や機械等がいかに右利き仕様であるかを、具体的に一つずつ例示しながら語っている本として、渡瀬けん/著『左利きの人々』(中経の文庫 2009)があります。

 ・・・

左利きの不便についての私の意見は、次の機会に改めて書きたいと思っています。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きネットニュースでHP利き手テストページが盛況」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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春季臨増・既刊号一覧~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii357号

2013-04-04 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第357号のお知らせです。

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第357号(No.357) 2013/3/30 春季臨時増刊「既刊号一覧2012年10月-2013年3月発行分(No.332-356)」は、
2012年10月-2013年3月発行分のバックナンバーのURLの一覧です。
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「春季臨増・既刊号一覧~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii357号」を転載したものです。
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