ちょっと遅くなりましたが、書いておきます。
4月24日放送の『TVチャンピオン2』(テレビ東京系)の「小学生漢字王選手権」で、左手書字の小学生がチャンピオンに輝きました。
最後のほうを少し見ただけなのですが、
CHANPION STAGE「漢字五目並べ」で、マジック(フェルト・ペン)を使って漢字を書くところを見ていました。
書かれた文字は右手書きの子と比べても、遜色なく、整った読みやすい漢字を書いていました。
やはりこれは手習い目習いの成果で、普段からよく文字を見て、しっかり書いている証拠ではないか、と感心しました。
世間には今でも、「左手では日本の文字、特に漢字は書けない、字は右手で書くべきだ」という人がいます。
一般の素人だけでなく、書や習字の専門家といわれる人にも見られます。
しかし、この少年の例を見てもわかりますが、それはまちがいであり、誤った認識だと断言できます。
左手では字が書けない云々というのは、明らかに偏見です。
確かに左手書きの場合、筆記具によっては書きにくさがある、というのは事実です。
例えば、毛筆などはその最たるものかもしれません。
あるいは一部のボールペンや万年筆等のようなものでも。
しかしこれも、用具選びと筆法の工夫で解決できることです。
右手で書くか左手で書くかということよりも、もっと大事なことは、どれだけ注意力を持って字を書くかという点でしょう。
いい加減に書く態度が常態化してしまえば、一旦そういう癖を身につけてしまえば、右手で書こうと左手で書こうと、真っ当な文字は書けません。
また、どんなに偉い先生について習おうと、なかなか直るものではありません。
基本に沿って、使いやすい手で気を入れて心を集中して習うのが一番でしょう。
そして、気を入れるには、利き手で書くべきです。
なぜなら利き手は心につながっているからです。
利き手は心が表に現れる窓口だからです。
そう私は信じています。
* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
・『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「小学生漢字王選手権で左手書字の小学生が優勝」を転載したものです。
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◆「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
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* 親野智可等・発行「親力で決まる子供の将来」No913 2007/12/26号で紹介されました!
*『R25』ランキンレビュー「右利きが左利きより多いのはなぜ?」でコメントが紹介されました!
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4月24日放送の『TVチャンピオン2』(テレビ東京系)の「小学生漢字王選手権」で、左手書字の小学生がチャンピオンに輝きました。
最後のほうを少し見ただけなのですが、
CHANPION STAGE「漢字五目並べ」で、マジック(フェルト・ペン)を使って漢字を書くところを見ていました。
書かれた文字は右手書きの子と比べても、遜色なく、整った読みやすい漢字を書いていました。
やはりこれは手習い目習いの成果で、普段からよく文字を見て、しっかり書いている証拠ではないか、と感心しました。
世間には今でも、「左手では日本の文字、特に漢字は書けない、字は右手で書くべきだ」という人がいます。
一般の素人だけでなく、書や習字の専門家といわれる人にも見られます。
しかし、この少年の例を見てもわかりますが、それはまちがいであり、誤った認識だと断言できます。
左手では字が書けない云々というのは、明らかに偏見です。
確かに左手書きの場合、筆記具によっては書きにくさがある、というのは事実です。
例えば、毛筆などはその最たるものかもしれません。
あるいは一部のボールペンや万年筆等のようなものでも。
しかしこれも、用具選びと筆法の工夫で解決できることです。
右手で書くか左手で書くかということよりも、もっと大事なことは、どれだけ注意力を持って字を書くかという点でしょう。
いい加減に書く態度が常態化してしまえば、一旦そういう癖を身につけてしまえば、右手で書こうと左手で書こうと、真っ当な文字は書けません。
また、どんなに偉い先生について習おうと、なかなか直るものではありません。
基本に沿って、使いやすい手で気を入れて心を集中して習うのが一番でしょう。
そして、気を入れるには、利き手で書くべきです。
なぜなら利き手は心につながっているからです。
利き手は心が表に現れる窓口だからです。
そう私は信じています。
* 左手書字について―
・『左利きを考える レフティやすおの左組通信』
「左手で字を書くために―レフティやすおの左利き私論4―」
・『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
「左手書字の研究―実技編」(2008年より第三土曜日発行分に掲載)
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「小学生漢字王選手権で左手書字の小学生が優勝」を転載したものです。
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