『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第619号 別冊編集後記
第619号(No.619) 2022/5/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」その2-2
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
★彡
~お知らせ~
あらたな左利き・利き手の科学研究書登場! ★彡
5月16日、
八田武志/著『左対右 きき手大研究』DOJIN文庫
が発売されました。
2008年に出版された旧著・DOJIN選書版『左対右 きき手大研究』に、
その後の研究とメディアの取材や問い合わせのあった話題を
6項目追加、加筆した文庫版です。
左利きや利き手の新たな科学研究書が刊行されていないなかで、
まずは<最新>の科学研究書といえるかもしれません。
旧著を未読の方はもちろん、旧著をお持ちの方も
機会があれば手に取っていただきたいと思います。
*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2022.5.19
利き手と左利きの科学的研究書・八田武志『左対右 きき手大研究』加筆・文庫版発売
(「新生活」版)
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右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第619号(No.619) 2022/5/21
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」その2-2
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<利き手調査アンケート>編の5回目です。
利き手調査の種類では、
前原勝矢『右利き・左利きの科学』講談社/ブルーバックス 1989/6/1
に紹介されていたものを利用した
「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」
についで、
asahi.com <be on Sunday>
「ののちゃんのDo科学/なぜ右利きが多いの?」
https://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200510110089.html
を利用した
「第22回 エディンバラ利き手調査」の再版
「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
を紹介します。
第607号(No.607) 2021/11/20
「2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その18)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [9]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」
2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
利き手調査-週刊ヒッキイ第607号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2021/11/post-704e5d.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/3b856686f18f324f7a5b3603d4f92249
第613号(No.613) 2022/2/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [10]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」
2022.2.19
『左組通信』復活計画[10]<左利きプチ・アンケート>(10)
利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/02/post-86d257.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/9481895bb9dfd4e2a3c430b0a7db8e3b
第615号(No.615) 2022/3/19
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [11]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(11)
「利き手調査」その1-2(新版・再版)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
2022.3.19
『左組通信』復活計画[11]<左利きプチ・アンケート>(11)
利き手調査(1-2)第33回 新版・再版-週刊ヒッキイ第615号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/03/post-2ef3cc.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/fcce0e7e48aedb43127645dff37d299a
第617号(No.617) 2022/4/16
「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [12]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(12)
「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」
2022.4.16
『左組通信』復活計画[12]<左利きプチ・アンケート>(12)
利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号
https://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2022/04/post-e61494.html
https://blog.goo.ne.jp/lefty-yasuo/e/0221d9e295aa40ff485f0c3edba7c2fd
┏ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┓
2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その21)
ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13]
<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」アンケート編・その2-2
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
┗ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛
●「利き手調査」アンケート編・その2-2
「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」の再版としての
「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」を
紹介します。
「エディンバラ利き手調査」については、
以下の本文中で説明しています。
そちらをご覧ください。
新版では、投票者の利き手別にアンケートに答えていただくように
改変しました。
投票者ご自身の認識と結果のあいだにずれがあるのかどうか
を確認できるのではないか、という考えからです。
●第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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左利きを考える レフティやすおの左組通信
Lefty Yasuo's HIDARIGUMI Announcement
<左利きプチ・アンケート>
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<左利きプチ・アンケート>
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
(初出)2006.11.26 (最終)
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<左利きプチ・アンケート>
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
------------------------------------------------------------------
「第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
に続く、利き手別に投票する新版利き手調査アンケートの第二弾!
第22回エディンバラ利き手調査(訂正版)の新版です。
・・・
利き手の判定法として歴史のある「エディンバラ利き手調査」が
広く活用されるようです。
1971年、
エディンバラ大学心理学教室の教授Oldfield氏が作成したもので、
「計量心理学的な手続きを踏まえて作成された最初のきき手テスト」
だそうです。
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)
ここでは、昨年(2005)10月9日のasahi.com の<be on Sunday>
「ののちゃんのDo科学/なぜ右利きが多いの?」
で紹介されたものを採用しています。
利き手といいつつ、利き足・利き目にもふれており、
単なる「利き手」というより「利き側」テストとしての役割が
追加されています。
あなたの身体全体の「利き」の偏りの度合を知ることができる、
といえるでしょう。
ちなみに、
八田武志/著『左ききの神経心理学』で紹介されているものは、
このうちの「手」の部分、
正味「利き手」についての十項目を取り上げています。
・・・
それぞれの項目でどちらの側(の手、足、目)を使うかを調べ、
その点数により、あなたの利き手/利き側、およびその利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)
を判定するものです。
▼調査項目:
1 書く
2 描く
3 投げる
4 はさみ
5 歯ブラシ
6 ナイフ
7 スプーン
8 ほうき
9 マッチをする
10 箱を開ける
11 蹴る時の足
12 片目で見る時
▼判定方法:
ほとんどの場合に使う方に「1点」、
常に決まって使う、好みがはっきりしている場合は「2点」、
どちらも使う人は、両方に「1点」。
常に右・・・(右2)
ほとんど右・(右1)
両方・・・・(右1:左1)
ほとんど左・(左1)
常に左・・・(左2)
右左それぞれの側の点数を合計し、
その合計点の(右-左)を(右+左)で割り、
その「プラス」「マイナス」で、「右利き」「左利き」と判定。
その値が、あなたの利き手度(ラテラリティ係数=側性係数
Laterality Quatient:LQ)です。
▼計算式:
「(右の総点数)-(左の総点数)」(これをxとする)
÷「(右の総点数)+(左の総点数)」(これをyとする)
=(+)or(-)・(x/y)
【例】
「プラス(+)何%」の場合は、
右利きで、その右利き度は、何%となります。
+(数値a)= 右利き、右利き度 a×100 %
-(数値b)= 左利き、左利き度 b×100 %
・・・ ・・・ ・・・
では、あなたの利き手度はいくらだったでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。
*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。
*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。
1 (右利きの投票者)80~100
2 ( 〃 )30~79
3 ( 〃 )29~-29
4 ( 〃 )-30~-100
5 (左利きの投票者)60~100
6 ( 〃 )59~-29
7 ( 〃 )-30~-79
8 ( 〃 )-80~-100
現在の結果をみる (ご意見ボードはこちら)
------------------------------------------------------------------
投票結果 実施期間2006.11.26-12.23(4週間・総数31/R11:L20
------------------------------------------------------------------
1 (右利きの投票者)80~100 2
2 ( 〃 )30~79 2
3 ( 〃 )29~-29 2
4 ( 〃 )-30~-100 5
5 (左利きの投票者)60~100 6
6 ( 〃 )59~-29 3
7 ( 〃 )-30~-79 6
8 ( 〃 )-80~-100 5
2006.11.25 ---------------------------
1 (右利きの投票者)80~100 133
2 ( 〃 )30~79 122
3 ( 〃 )29~-29 133
4 ( 〃 )-30~-100 116
5 (左利きの投票者)60~100 116
6 ( 〃 )59~-29 119
7 ( 〃 )-30~-79 115
8 ( 〃 )-80~-100 122
ご意見ボードへの書き込み(一件)
【現在の結果】---------------------------
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=49760
<左利きプチ・アンケート>
第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
1 (右利きの投票者)80~100 144
2 ( 〃 )30~79 127
3 ( 〃 )29~-29 143
4 ( 〃 )-30~-100 118
5 (左利きの投票者)60~100 120
6 ( 〃 )59~-29 122
7 ( 〃 )-30~-79 117
8 ( 〃 )-80~-100 128
ご意見ボードへの書き込み(一件)
------------------------------------------------------------------
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2022.5.18(追記)
結果について見ておきましょう。
投票者別にみますと、右利き・左利きともに、
「右利き」(1)、あるいは「左利き」(6)と
判定される人が、最も多いという結果になっています。
当然と言えば当然ですが、
思いのほか、その他の「中間的な人」や「逆の利きを示す人」がいた
ともいえます。
これは一つには、目や足を含めた身体全体の利き側を問うている
という面もあるのではないか、と思われます。
手・腕のみに限れば、また違った結果が表れていたかもしれません。
利き手と利き目・利き足の相関関係は、
それぞれおよそ60-70%程度、
と以前どこかで聞いたことがあります。
右手利きでも左目利きや左足利きの人、
左手利きでも右目利きや右足利きの人が、
三人に一人ぐらいはいるという計算ですね。
欄外「お知らせ」でも書きました、
つい先日出版された、八田武志さんの2008年の旧著、
DOJIN選書『左対右 きき手大研究』の文庫版の加筆された分に
「第3章 きき手の諸相 (3)きき足ときき手――大規模メタ分析」
という項目があり、そこにドイツ・ルール大学の
「右足ききでない人の発生率ときき手の関係」
という研究の結果が示されています。
<「右か左か」での分類>――左足きき:12.1%
<「左、右、両方」での分類>
――「左と両方の足」=(非右足きき):23.7%
・左手ききで左足きき ⇒ 60.1%
・右手ききで左足きき ⇒ 3.2%
《きき手研究からの、
ざっくりとした左きき人口が約10%であるとすると、
きき手ときき足が一致しない人は三分の一程度しかいないことになる。
右手でボールを投げる右ききは、
ほとんどが右足でボールを蹴るということだ。》p.77
とありました。
*参照:
八田 武志/著『左対右 きき手大研究』DOJIN文庫 2022/5/16
それと、以前も書いたかもしれませんが、
利き手を判定したいと考える人には、
自分で「右利き」「左利き」と利き手を決めきれない傾向があり、
こういう利き手テストの類いに興味を持ち、試してみようとする、
という心理が働くのかもしれません。
そういう「中間的な人」が結果として分散されて、
こういう結果につながるのかもしれません。
今後また色々なテストの結果が明らかになりますので、
お楽しみに!
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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
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第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「★600号までの道のり」は、お休みです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13] <左利きプチ・アンケート> 全公開(13)「利き手調査」その2-2 第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」と題して、今回も全紹介です。
利き手調査のアンケートの2種類目のその2回目です。
アンケート投票の選択肢の違いです。
どうすれば、それぞれの人々の利き手の傾向の違いを数値化できるのか、にチャレンジしているというところでしょうか。
とにかく昨今いわれているように、ダイバーシティだとか多様性とか、それぞれの人の持ち味を活かす生き方のできる社会を作るには、まずは本人自身が自分の真の姿を認識することであり、そこで初めて社会全体がまわりの人々の多様性を容認することにつながるのではないか、と考えています。
まずは、「汝、自身を知れ」です。
利き手というのも、そういうものだと考えています。
・・・
弊誌の内容に興味をお持ちになられた方は、ぜひ、ご購読のうえ、お楽しみいただけると幸いです。
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
『レフティやすおのお茶でっせ』〈左利きメルマガ〉カテゴリ
--
『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
『左組通信』復活計画[13]<左利きプチ・アンケート>(13)利き手調査(2)第35 回-週刊ヒッキイ第619号
--
第619号(No.619) 2022/5/21
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「利き手調査」その2-2
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
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左利きや利き手の新たな科学研究書が刊行されていないなかで、
まずは<最新>の科学研究書といえるかもしれません。
旧著を未読の方はもちろん、旧著をお持ちの方も
機会があれば手に取っていただきたいと思います。
*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2022.5.19
利き手と左利きの科学的研究書・八田武志『左対右 きき手大研究』加筆・文庫版発売
(「新生活」版)
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(13)
「利き手調査」その2-2
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
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<利き手調査アンケート>編の5回目です。
利き手調査の種類では、
前原勝矢『右利き・左利きの科学』講談社/ブルーバックス 1989/6/1
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「第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう」
についで、
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を利用した
「第22回 エディンバラ利き手調査」の再版
「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」
を紹介します。
第607号(No.607) 2021/11/20
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(9)
利き手調査アンケート編について」
2021.11.20
『左組通信』復活計画[9]<左利きプチ・アンケート>全公開(9)
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第613号(No.613) 2022/2/19
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<左利きプチ・アンケート> 全公開(10)「利き手調査」その1
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう 」
2022.2.19
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利き手調査(1)第20回-週刊ヒッキイ第613号
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再版第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
2022.3.19
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「利き手調査」その2 第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」
2022.4.16
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利き手調査(2)第22回-週刊ヒッキイ第617号
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2020年は左利き公認60年&左利きライフ研究30年(その21)
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「利き手調査」アンケート編・その2-2
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●「利き手調査」アンケート編・その2-2
「第22回 エディンバラ利き手調査(訂正版)」の再版としての
「第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」を
紹介します。
「エディンバラ利き手調査」については、
以下の本文中で説明しています。
そちらをご覧ください。
新版では、投票者の利き手別にアンケートに答えていただくように
改変しました。
投票者ご自身の認識と結果のあいだにずれがあるのかどうか
を確認できるのではないか、という考えからです。
●第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
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<左利きプチ・アンケート>
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
(初出)2006.11.26 (最終)
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<左利きプチ・アンケート>
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
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「第33回新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる」
に続く、利き手別に投票する新版利き手調査アンケートの第二弾!
第22回エディンバラ利き手調査(訂正版)の新版です。
・・・
利き手の判定法として歴史のある「エディンバラ利き手調査」が
広く活用されるようです。
1971年、
エディンバラ大学心理学教室の教授Oldfield氏が作成したもので、
「計量心理学的な手続きを踏まえて作成された最初のきき手テスト」
だそうです。
(八田武志/著『左ききの神経心理学』医歯薬出版1996刊 による)
ここでは、昨年(2005)10月9日のasahi.com の<be on Sunday>
「ののちゃんのDo科学/なぜ右利きが多いの?」
で紹介されたものを採用しています。
利き手といいつつ、利き足・利き目にもふれており、
単なる「利き手」というより「利き側」テストとしての役割が
追加されています。
あなたの身体全体の「利き」の偏りの度合を知ることができる、
といえるでしょう。
ちなみに、
八田武志/著『左ききの神経心理学』で紹介されているものは、
このうちの「手」の部分、
正味「利き手」についての十項目を取り上げています。
・・・
それぞれの項目でどちらの側(の手、足、目)を使うかを調べ、
その点数により、あなたの利き手/利き側、およびその利き手度
(ラテラリティ係数=側性係数 Laterality Quatient:LQ)
を判定するものです。
▼調査項目:
1 書く
2 描く
3 投げる
4 はさみ
5 歯ブラシ
6 ナイフ
7 スプーン
8 ほうき
9 マッチをする
10 箱を開ける
11 蹴る時の足
12 片目で見る時
▼判定方法:
ほとんどの場合に使う方に「1点」、
常に決まって使う、好みがはっきりしている場合は「2点」、
どちらも使う人は、両方に「1点」。
常に右・・・(右2)
ほとんど右・(右1)
両方・・・・(右1:左1)
ほとんど左・(左1)
常に左・・・(左2)
右左それぞれの側の点数を合計し、
その合計点の(右-左)を(右+左)で割り、
その「プラス」「マイナス」で、「右利き」「左利き」と判定。
その値が、あなたの利き手度(ラテラリティ係数=側性係数
Laterality Quatient:LQ)です。
▼計算式:
「(右の総点数)-(左の総点数)」(これをxとする)
÷「(右の総点数)+(左の総点数)」(これをyとする)
=(+)or(-)・(x/y)
【例】
「プラス(+)何%」の場合は、
右利きで、その右利き度は、何%となります。
+(数値a)= 右利き、右利き度 a×100 %
-(数値b)= 左利き、左利き度 b×100 %
・・・ ・・・ ・・・
では、あなたの利き手度はいくらだったでしょうか。
以下の中で当てはまる番号に投票してください。
*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。
ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、
どちらか判断した上で投票してください。
*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の
「ご意見ボード」をご利用ください。
もっと言わせて、という方は掲示板もご利用ください。
貴方のご意見ご感想をお聞かせください。
1 (右利きの投票者)80~100
2 ( 〃 )30~79
3 ( 〃 )29~-29
4 ( 〃 )-30~-100
5 (左利きの投票者)60~100
6 ( 〃 )59~-29
7 ( 〃 )-30~-79
8 ( 〃 )-80~-100
現在の結果をみる (ご意見ボードはこちら)
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投票結果 実施期間2006.11.26-12.23(4週間・総数31/R11:L20
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1 (右利きの投票者)80~100 2
2 ( 〃 )30~79 2
3 ( 〃 )29~-29 2
4 ( 〃 )-30~-100 5
5 (左利きの投票者)60~100 6
6 ( 〃 )59~-29 3
7 ( 〃 )-30~-79 6
8 ( 〃 )-80~-100 5
2006.11.25 ---------------------------
1 (右利きの投票者)80~100 133
2 ( 〃 )30~79 122
3 ( 〃 )29~-29 133
4 ( 〃 )-30~-100 116
5 (左利きの投票者)60~100 116
6 ( 〃 )59~-29 119
7 ( 〃 )-30~-79 115
8 ( 〃 )-80~-100 122
ご意見ボードへの書き込み(一件)
【現在の結果】---------------------------
http://personal-dictionary.com/enq/view/view.asp?EID=49760
<左利きプチ・アンケート>
第35回新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
1 (右利きの投票者)80~100 144
2 ( 〃 )30~79 127
3 ( 〃 )29~-29 143
4 ( 〃 )-30~-100 118
5 (左利きの投票者)60~100 120
6 ( 〃 )59~-29 122
7 ( 〃 )-30~-79 117
8 ( 〃 )-80~-100 128
ご意見ボードへの書き込み(一件)
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2022.5.18(追記)
結果について見ておきましょう。
投票者別にみますと、右利き・左利きともに、
「右利き」(1)、あるいは「左利き」(6)と
判定される人が、最も多いという結果になっています。
当然と言えば当然ですが、
思いのほか、その他の「中間的な人」や「逆の利きを示す人」がいた
ともいえます。
これは一つには、目や足を含めた身体全体の利き側を問うている
という面もあるのではないか、と思われます。
手・腕のみに限れば、また違った結果が表れていたかもしれません。
利き手と利き目・利き足の相関関係は、
それぞれおよそ60-70%程度、
と以前どこかで聞いたことがあります。
右手利きでも左目利きや左足利きの人、
左手利きでも右目利きや右足利きの人が、
三人に一人ぐらいはいるという計算ですね。
欄外「お知らせ」でも書きました、
つい先日出版された、八田武志さんの2008年の旧著、
DOJIN選書『左対右 きき手大研究』の文庫版の加筆された分に
「第3章 きき手の諸相 (3)きき足ときき手――大規模メタ分析」
という項目があり、そこにドイツ・ルール大学の
「右足ききでない人の発生率ときき手の関係」
という研究の結果が示されています。
<「右か左か」での分類>――左足きき:12.1%
<「左、右、両方」での分類>
――「左と両方の足」=(非右足きき):23.7%
・左手ききで左足きき ⇒ 60.1%
・右手ききで左足きき ⇒ 3.2%
《きき手研究からの、
ざっくりとした左きき人口が約10%であるとすると、
きき手ときき足が一致しない人は三分の一程度しかいないことになる。
右手でボールを投げる右ききは、
ほとんどが右足でボールを蹴るということだ。》p.77
とありました。
*参照:
八田 武志/著『左対右 きき手大研究』DOJIN文庫 2022/5/16
それと、以前も書いたかもしれませんが、
利き手を判定したいと考える人には、
自分で「右利き」「左利き」と利き手を決めきれない傾向があり、
こういう利き手テストの類いに興味を持ち、試してみようとする、
という心理が働くのかもしれません。
そういう「中間的な人」が結果として分散されて、
こういう結果につながるのかもしれません。
今後また色々なテストの結果が明らかになりますので、
お楽しみに!
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<左利きプチ・アンケート>
●利き手調査テスト関連アンケート
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第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト
(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第51回 新版・利き足は右左どちらですか―利き足テスト
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「★600号までの道のり」は、お休みです。
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本誌では、「ホームページ『レフティやすおの左組通信』復活計画 [13] <左利きプチ・アンケート> 全公開(13)「利き手調査」その2-2 第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査」と題して、今回も全紹介です。
利き手調査のアンケートの2種類目のその2回目です。
アンケート投票の選択肢の違いです。
どうすれば、それぞれの人々の利き手の傾向の違いを数値化できるのか、にチャレンジしているというところでしょうか。
とにかく昨今いわれているように、ダイバーシティだとか多様性とか、それぞれの人の持ち味を活かす生き方のできる社会を作るには、まずは本人自身が自分の真の姿を認識することであり、そこで初めて社会全体がまわりの人々の多様性を容認することにつながるのではないか、と考えています。
まずは、「汝、自身を知れ」です。
利き手というのも、そういうものだと考えています。
・・・
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
『左組通信』復活計画[13]<左利きプチ・アンケート>(13)利き手調査(2)第35 回-週刊ヒッキイ第619号
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