レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

左利きの南野陽子さんが左手中指の骨腫瘍切除・骨移植手術

2014-06-25 | 左利き
日にちがたってしまいましたが、こんなニュースです。

女優の南野陽子さんが21日、《左手中指の良性骨腫瘍切除と左肘骨移植手術》をされたそうです。
《1時間ほどの手術を行い、2日間ほど入院、3日後には仕事に復帰した》ということです。
比較的軽いようで幸いです。

・モデルプレスのニュース
南野陽子、骨腫瘍切除・骨移植手術を発表

でも南野さんが左利きだと知らない人は、「左手で良かったですね」」などと声をかけているかもしれません。

ネットでも左利きの人のこのような言葉をかけられたという話がよく見られます。

もちろんこういうことを言う人は悪意があって言っているわけではないのでしょうけれど、左利きの当人から見れば、他人の立場を考えない軽率な意見と見られても仕方ないかもしれませんよ、ってね。

たとえ主流派に属していても、常に世の中自分中心に回っているわけではありません。
ときに非主流派の人の立場も考慮して欲しいものです。

 ・・・

さて、南野陽子さんの場合はどうだったんでしょうか。

「普段通り元気に生活しておりますのでご安心ください」》とありましたが、「左利きの人が左手を」と聞けば、《普段通りの生活》ができるのかどうか、ちょっと気になります。
ケガ?病気?の状況が分からないので何とも言えませんけれど。
どのような軽傷?軽症?であれ、一日二日は多少とも気になるものです。

まあ、女優さん俳優さんの場合は、↓の記事にも書きましたように、

『お茶でっせ』記事:2014.5.15
左利き吉高由里子、NHKテレビ小説「花子とアン」で右利き役に挑戦

左利きでも役柄の関係で、右手を使う訓練をする場合もありますので、問題にならないケースもあるのかもしれませんし、どうなのでしょうか。

一日も早い回復をお祈りいたしております。


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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きの南野陽子さんが左手中指の骨腫瘍切除・骨移植手術」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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左利きミステリ『春夏秋冬殺人事件』齋藤栄~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii420号

2014-06-25 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第420号のお知らせです。

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第420号(No.420) 2014/6/21 「名作の中の左利き~推理小説編27~齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』」は、
■名作の中の左利き■~推理小説編~の27回「齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』」です。

長らくご愛顧いただきました「名作の中の左利き/~推理小説編~」は、今回で終了です。

これは、
 名作文学の中に登場する左利きの人物を紹介しながら、
 そこに描かれている左利きの仕草や左利きらしい点に注目し、
 左利きという性質を改めて考察する機会にしよう、
という企画でした。

 第一回↓は、2009年、海外文学の名作編でした。

第176号(No.176) 2009/4/18
「名作の中の左利き(1)『カラマーゾフの兄弟』」
http://archive.mag2.com/0000171874/20090418074500000.html


「名作編」12編(+番外編5編)を続け、そののち、今継続中の「推理小説編」(+番外編2編)を続けて来ました。

「推理小説編」の第一回は、↓でした。

第278号(No.278) 2011/9/17「名作の中の左利き
 ~推理小説編-1-推理小説と左利きについて」
http://archive.mag2.com/0000171874/20110917074000000.html


どちらも、未紹介の候補作がないわけではありません。

しかし、とりあえず続けるというのではなく、ここで一応のピリオドを打っておこうと思います。

また、いずれ機会を見て残りの作品や新たな作品を発掘し紹介してゆきたいと思います。

今後も新たな候補作を探す作業を続けていきます。
情報があれば、よろしくお願い申し上げます。


このシリーズの最終回は、東野圭吾の『どちらかが彼女を殺した』を取り上げる予定でした。

しかし今回は、本当の意味での最終回ではない、(抗弁ですが)ということで、最後の隠し玉を。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  - 自殺偽装殺人 -
  齋藤栄「冬の部 団地警察殺人事件」
   『春夏秋冬殺人事件』双葉社 より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●自殺偽装事件
 ●普通の人?
 ●自殺しそうもない被害者
 ●良くできた連作集
 ●左利きの研究の観点から物足りない作品
 ●過去を振り返って
 ●「左利きならではの場面」を


齋藤栄『春夏秋冬殺人事件』双葉社 1982/6 
『春夏秋冬殺人事件』祥伝社 ノン・ポシェット 1995/4

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きミステリ『春夏秋冬殺人事件』齋藤栄~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii420号」を転載したものです。
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左利きは左利きのままで(5)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii419号

2014-06-19 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第419号のお知らせです。

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第419号(No.419) 2014/6/14「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その21― 左利きは左利きのままで(5)」は、
▲左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ▲―その21―左利きは左利きのままでの5回「「苦悩」か「不便」か」です。

左利きは左利きのままで、と綴ってきました。
昨今は少しはその気配が出ています。

しかし、まだまだいろいろなところで、少数派であることに起因する問題を経験します。

左利きは遺伝的要素も多く、左利きの家系に生まれた人は比較的理解ある環境で育つことになります。

それに対して左利きの家系でない場合、周囲の人たちに左利きについての知識、経験が少なく、左利きについて知らないことから、左利きの人は、様々な困難にぶつかることになります。

その結果、不便を感じたり、場合によっては苦脳に陥るケースも出て来ます。

どういうとき、不便で終わり、あるいは苦悩となるのでしょうか。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―その21― 左利きは左利きのままで
 (5)「苦悩」か「不便」か
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ●感じ方の「程度」の問題
 ●精神的な問題
 ●肉体的・身体的な問題
 ●個人レベルか社会レベルか
 ●人生というもの
 ●必然として
 ●左利きにも優しい社会へ


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

*左利き生活の本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1
―左利きの著者による、右利き偏重社会における左利きの人の不便「あるある!」エッセイ集。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きは左利きのままで(5)~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii419号」を転載したものです。
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左利きが使いやすい道具考(3)包丁~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii418号

2014-06-11 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第418号のお知らせです。

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第418号(No.418) 2014/6/7 「レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>第23回 道具(3)包丁/ナイフ」は、
レフティ・グッズ・プロジェクト<左手・左利き用品を考える>の第23回「左利きが使いやすい 道具を考える」の<3>回目は、「左手・左利き用包丁/ナイフ」です。

今回も、こういう左用があればいいと思う道具のあれやこれやを思いつくままに取り上げていこうと思います。

今回は、包丁を見てゆきます。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  左利きが使いやすい 道具を考える<3>
  左手・左利き用包丁/ナイフ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ●洋包丁と和包丁
 ●両刃も右利き用
 ●片刃
 ●右利き・左利きの概念
 ●使いにくいのは、道具のせい
 ●身体に合わない道具は…
 ●子供用左利き包丁

*【左利き用子供包丁の例】:
正広(マサヒロ) こども包丁 りす(幼児向き) 左きき用 24345
正広(マサヒロ) こども包丁 うさぎ(低学年向き) 左きき用 24344


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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月刊化のお知らせ~左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii417号

2014-06-06 | 左利き
先週の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第417号のお知らせです。

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第417号(No.417) 2014/5/31 月刊化のお知らせは、
発行人からのお知らせ <ほぼ週刊>から<月二回刊>へです。

突然ですが、お知らせです。

創刊以来<ほぼ週刊>でお送りしてきました弊誌ですが、このたび来る7月より<月二回刊>に変更したいと思います。

6月中は今まで通り週ごとテーマで送りします。


7月からは、まだ未定ですが、現在の4テーマから、2テーマに変更します。

 ●月刊化の理由―「仕事」との兼ね合い
 ●なぜメルマガを始めたか
 ●<週刊ヒッキイ>か<月刊ヒッキイ>か


詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
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この世は左利きに厳しすぎる?渡瀬けん(謙)著『左利きの人々』紹介

2014-06-04 | 左利き
昨日(6月3日)辺りからでしょうか、下↓に記事にアクセスが増えています。

2011.12.31雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…

どうしたのかなと調べてみますと、こんな記事が出たのが原因のようです。


「BOOKSTAND(ブックスタンド)」という《~旬の出版ニュースから、世の中を読み解く~》サイトに、6月2日、「この世は左利きに厳しすぎる?」なる渡瀬けん著『左利きの人々』(中経の文庫 2009.1)を紹介する<ニュース>記事が出ました。

この本が出版されたのが、2008年末ですので、すでに5年半がたとうとしています。
今頃、ニュース枠でこの本を紹介するのもどうかという気がしますが、実はこの本、左利きの本にはめずらしく初版発行以来重版を続けています。
5月1日発行の渡瀬(謙)さんのメルマガ「サイレントセールスのススメ」[494号]によりますと、11刷だそうです。

これだけ売れているのは、比較的手に取りやすい廉価の文庫本という点もありますが、やはり内容が左利きの人にとっても、<一般>の多数派を占める右利き・右使いの人にとっても、新鮮な驚きを与えるものだからでしょう。

<左利きの苦悩>といった解釈(参照↓)もあります。

『レフティやすおのお茶でっせ』2013.12.10
<左利きの苦悩>「少数派の不便」中学生人権作文コンテスト産經新聞社賞

そこまで言いますと、反発される方もあるかもしれません。
もっと単純に<不便さ>で通じる事柄でもあると思います。
(ただし、あえてこのような注釈を付ける心のうちは、汲んで頂けたら、と願います。)


さて、この本ですが、大阪にある毎日放送局のアナウンサーさんの朗読の会「おはなし夢ひろば21」2009.8.1でも取り上げられたことがありました。
招待を受けた渡瀬さんと友人である私とで観覧に行ったものでした。


『レフティやすおのお茶でっせ』2009.8.8
今週の週刊ヒッキイ―第191号「生活技術(9)渦巻切取課題(後)」
おまけコーナー
左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第191号(No.191)
2009/8/8「初めての生活技術(9)ハサミ..渦巻切取課題(後)」
おまけコーナー

それほどに、いかにこの世の中が右利き仕様の道具・機械・システムから成り立っているかという現実が、多くの人にインパクトを与える事実なのだ、ということでしょうか。

これを機に、左利きに対してももう少し注意を払っていただけると、幸いです。


それからもう一言、二言。

「だから左利きは損、右利きに…」という発想はやめてください。

この<左利き>と<右利き>の部分を他の言葉に置き換えたらどうでしょうか。

例えば、<男性>や<女性>でもいいですし、<痩せ>や<デブ>、<男前>や<ブサイク>、<日本人>や<外国人>、<青年>や<老人>、<健常者>や<障碍者>でもいいでしょう。
対になりそうな二元論的な言葉を代入した際、あなたはどう感じるかを考えてみてください。

それと、「両方使えれば、便利/カッコイイでしょう」というのも。


いつも言うことですが、<左利き>というのは、一つの天性であり、身体的な性質にすぎません。
どちらがどうというものではなく、人それぞれに、自然に存在することなのです。

もしどちらかがどうだという現実があるとすれば、それは人為的に拵えられたことなのです。
『左利きの人々』に書かれているような。

人の決めたことなら変更できます。
右利きに有利で左利きに不利な世の中なら、そうでないようにすればいいだけのことです。

左利きであれ、右利きであれ、それらの中間的な存在であれ、人はみな平等なのです。

<ありのままの姿>で生きてゆけばいいのです。
みなが皆、<ありのままの自分>で生きてゆける世の中に変えればいいのです。


『レフティやすおのお茶でっせ』【渡瀬けん著『左利きの人々』】に関する記事:
○2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3
○2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…
○2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著


★私のおススメの左利きの本 あれこれ★
*利き手と左利きの研究に関する本:
(日本)
『左ききの神経心理学』八田武志/著 医歯薬出版 1996.11
―左利き研究の専門書。20年余の左利き・利き手研究を研究をまとめたもの。
『左対右 きき手大研究』八田武志/著 化学同人(DOJIN選書 18) 2008.7.20
―『左ききの神経心理学』以降、世界で研究された成果を一般向けに読み物とした本。

(イギリス)
『非対称の起源 偶然か、必然か』クリス・マクマナス/著 大貫昌子/訳 講談社ブルーバックス 2006.10
―20年にわたる利き手・左利き研究の成果をまとめた本。原著"Righthand Lefthand"から英語に関する部分等を省いたという抄訳。
(世界)
『「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎』デイヴィッド ウォルマン/著 梶山 あゆみ/訳 日本経済新聞社 2006.7
―自身左利きの科学ジャーナリストが、左利きの謎に挑み世界を駆けるサイエンス・ノンフィクション。日本での左利きゴルフ大会や日本人研究者も登場。

*左利きの研究+αの本:
『見えざる左手―ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉/著 三五館 (1998/10)
―左利きの著者による社会学的アプローチの本。明治以降の日本の社会での左利き受容、および現状と未来の考察。巻末に「左利き筆法」。
『左ききでいこう!!―愛すべき21世紀の個性のために』大路直哉・フェリシモ左きき友の会/編著 フェリシモ出版
―左利きの常識を身に付ける入門書。巻末に、実用的な左利き用品カタログや「左利き筆法」、ギター、編み物のページを収録。

*左利きの子供のための本:
『左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために』ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍 2009.4
―左利きの子を持つ親で自身左利きの著者によるイギリスの有名左利き用品専門店オーナーによる、今までの日本になかった、左利きの子供を持つ親・先生へ向けた、左利きの子の生活支援のための手引書。

*左利き生活の本:
『左利きの人々』渡瀬 けん/著 中経の文庫 2009.1
―左利きの著者による、右利き偏重社会における左利きの人の不便「あるある!」エッセイ集。

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「この世は左利きに厳しすぎる?渡瀬けん(謙)著『左利きの人々』紹介」を転載したものです。
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