自尊心について学び考えたこと

「私の存在って、OKなんだろうか？
私の価値ってどれくらいあるのかな？」
多くの人が考え、うつや自殺や非行は、この自己肯定感の欠如から起こりがちです。

そこで人生を渡るうえで「自尊心」とは基本であり、ここがある程度安定してポジティブでいることは重要だと思います。

問題はそのよりどころですが、一般的には職業、年収、強さ、人脈、教養、などだと思います。
しかし、それをほとんどを持てない私の様な人は、後ろ向きに委縮して生きなければならないのでしょうか？

私はここのところ自分の弱さ、未熟さに向かわざるおえず、何が崩れそうな自分を支える支柱になるか、メンタル、自己啓発本、心理学などを読んで必死に考えました。

そこでいまのところ行きついた思いです。

「人はありのままで、どんな人でも価値がある存在である」
ということが基本姿勢だと思います。
（この姿勢を持てるかは幼少時に親に無条件で愛された経験があるかが重要になるらしいです。）
別の言い方なら「人は価値があるから生きているのではない。生きているから価値がある。」という言葉は重いと思います。

また心理学の認知療法の考え方は、社会的地位や年収のみばかりでなく、生活がちゃんと送れる、ボランティアしている、やさしい、料理がうまい、etcなどの多面的な側面の複合体がその人であり、一面的な見方は視野がせまくなり現実的でなく、ノイローゼをおこしやすいようです。

多くの場合自尊心は人のアキレス腱ですが、ほとんどがイメージであることが多く、人の評価に右往左往せずに、自己の内側から現実的に評価していくことは健康的な人生に不可欠であるようです。

また自制心を持ち、セルフコントロールできて、自分の価値観で生きている人は、自信がある傾向の様です。日本社会では浮きやすく、嫌われがちですが。

また自分が印象的だったのは、あいまいさや複雑さを許容する、「成功者か失敗者か。」の様な二分割ではなく、「ある面では問題が多い、しかしある面では結構できる方だ。」という黒白でなくグレーを許すことが大切だと思います。