世の中は自然エネルギー業界もそうですが、グローバル化による規制緩和で市場原理を追う新自由主義で、世間に認知されたブランド化した価格が安い大企業ばかりが生き残っています。
逆に地域に密着したローカル経済の多少高い新電力などの中小企業が、どんどん行政の入札などで東電、関電などのいわゆる九大電力会社のダンピング(市場の健全な競争を阻害するほど、不当に安い価格で商品を販売すること)に負けて劣勢に立たされていっています。
私はこんな経済で、本当に持続可能な社会が作れるのか心配になります。
やはりSDGs(持続可能な開発目標)でもある様に、企業の作る責任のみでなく、値段が多少高くて効率がそこまでよくなくても、エコロジーな理念を持つ中小企業や、地元に根ざした店からも商品を買う様な、消費者の責任ももっと必要と思います。
それが目先は面倒くさく多少損しても、長い目で自分自身や地域を救う選択と思います。