私は昨日池袋のジュンク堂で、幸福学の本を買いました。
その本でネブラスカ大学のルーサンズが人的資源管理の立場から、ポジティブな行動を起こす上で個人の資質に注目して、これを心理的資源と呼んでいます。
それが、1希望、2自己効力感、3レジリエンス4楽観性です。
私はレジリエンス本には大体楽観主義の重要性は書いてありますが、ここでいう希望とは主観的な状態や判断を、楽観性は習慣のように他者も判断できる側面として使われています。
ここでやればできると考えることは、単なる自己満足ではなく、他者からも頑張っていると評価され、実績をあげていくためにも重要だということなのです。
実はレジリエンスは、希望と強い関連性を持っています。楽観性との関連はそこまで高くないので、どちらかと言えば希望の別の側面でもあると考えることができます。
レジリエンスは良くない状況の中でも発揮される希望だと言うことができるかもしれません。
またレジリエンスは仕事の満足度や幸福になることに寄与するというよりも、不幸になることを防止する方向の力だからと言えるでしょう。
つまり楽観性は職場の集団が共有している様な概念ですが、希望とはもっと個人的で内面的な概念で、レジリエンスにおいては希望の方がより重要ということです。
ただ私の個人的な体験からは、希望や楽観性より前に不安や恐怖の感情をコントロールできる自己コントロール力がより前提に必要と思います。また(現実的な)希望、楽観性も大切と思います。私はこの知識があっても、この日は課題から逃げてしまいました。
しかしコロナの第七波で逆境に苦しんでいる方達に勇気づけられたらと思い、科学的に効果が証明されたレジリエンスの概要をまとめた
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