エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

人からの悪口、冷たい態度などにめげないために。

2016-06-20 11:40:00 | 生き抜く知恵
私は今は自営業と失業保険中なので(アルバイトの就活しつつ)、気分転換などのために、平日の昼間などにトボトボと家の近くや観光地の湖の側を、よく散歩しています。

そうすると、明らかに正社員ではなく、なにやらマイペースに生きている私を見て、周りのビジネスマンや地域の人は、怪しさやその生き方や価値観の違いに、違和感や抵抗感を感じるのか、「嫌。」「ダメ。」「キモい。」「かわいそう。」みたいな悪口を言われる気がすることは、日常茶飯事です。

私の聞き間違いや被害妄想もあるかとも思いますが。

それにいろいろ地域で活動していると、親切にして頂ける方も多いですが、なかにはまったくケンモホロロというか冷たい対応をされる方がいることもあります。

そういった態度への対応法として、昔の学生時代の私ならば、その冷たい対応をした人のことが後になっても、なかなか頭から離れずに、まるでノイローゼみたいになって、怒りというか呪いというかみたいなメールを送って、人間関係の破たんに至る様なことを繰り返していました。

しかし今はだんだん私なりに社会慣れしてきて、面の皮が厚くなったのか、渡辺純一さんの「鈍感力」という言葉を学んだせいか、前ほど根に持つというか、そのことに捕らわれなくなりました。ネガティブさをひきずらないことも重要なレジリエンス力の一つとありました。

そういう人の悪口や冷たい態度にへこまない対処法を、今まで読んできた心理学やレジリエンス理論などから考えました。

まずは人からの悪口には、「反応の選択」で気にしないことが一番ですが、そうすると今の日本の状況では、「弱い。」みたいな言われ方もして、それも別に気にしなければベストですが、そこまで悟れないのが人間かと思います。後々フツフツとわいてくる怒りに苦しんでも酷な話しですし。

そういう場合は、フロイトがいう、欲と倫理のバランスをとる理性の力を生かすことがいいかと思います。
感情的に「馬鹿野郎!」みたいに言うとこの地域で住みにくくなる可能性もあるので、また鬱屈して怒りを貯めることも健康によくないですし、ソフトに「かわいい。」「我関せず。」「幸せはいつも自分の心が決める。」みたいにボソっというと、相手にもプラスになる点もあり、うまくかわせるかと思います。

またレジリエンス理論の本で、野球選手でヤンキースにいた松井秀喜さんが、不調の時にマスコミから批判された時に、「自分は他人や過去など、自分の変えられないことは気にしない。自分が変えられる自分自身や未来に意識を向けるようにしている。」という引用の話があり、これは私が仕事に行く前に、いつも自分を鼓舞するために、肝に命じている事です。

それに「ストレスと適応障害」著 岡田尊司 によると、人の傷つきやすさは、自分の評価を世間や他人からの評価に依存しているから起こることが多く、悪口でも自分をダメと思わずに、なるべく自分の内なる信念などから自分のあり方や活動を評価していくことが重要だと書いてあり、私も深く共感しました。

また人から低評価されても、それを自分が気がつかなかった点への気づきや、自分の根性が鍛えられるとか、自分の内なる信念を磨くチャンスとか、ポジティブに解釈する大切さも、同書で言われています。

またこの本で、明治期に同志社という学校を作った教育家の新島襄は、幕末に藩で働いていた彼は、仕事を休み蘭学の学校に通い、それについて藩主から叱責された時に、彼は忍従するのではなく、主君である藩主と議論を挑み、話は平行線でも、藩主は彼の熱意に感じるところがあったのか、罰しなかったという逸話が書いてあり、このストレス管理の本の著者は、もっと自由に生きていいのではないかと書いてあったことは印象的でした。

長く書きましたが、明治の教育者の森信三さんは、「苦労人とは二種類いて、一つは苦しんで性格がすれてきつくなるタイプと、苦労してかえって人にやさしくできるタイプがある。あなたは後者になりなさい。」と書いていて、私も世間の冷たさになるべくはすれることなく、親切さやプラスに転換していきたいです。
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