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作家の吉川英治が書いた本「宮本武蔵」にある言葉です。
「あたたかい心で人のなかに住め。
人のあたたかさは、自分の心があたたかでいなければ、分かる筈もない。」
私は今まで激安の中古電気ヒーター(光熱費は逆に高い)だけで凍えて冬を越していたら、今日大家さん負担で親切にエアコンを入れてくれました。
また最近に藤野の地元で心暖かい団体と繋がり、これから助け合えそうです。
私なりになぜそうなってきたかを考えると、ポジティブ心理学である幸福学の本で、「自分に優しくなる。」という項目にこうあります。
「チベットでは自己愛と他者への愛には違いはなく、ダライラマは[深遠な思いやりとは、利己主義が高度に発達した形態にすぎません。]と述べています。」とあります。
かつての日本の美徳は「自分に厳しく、他者に優しく。」という様なあり方だったかもしれませんが、それは心理学的にはなかなか難しいとされます。私は疲れて自分の人生にネガティヴになってしまったり、なにか失敗してしまった時は必ず「いいんだよ。」と自分自身に念じて自分を過度に責めない様に心がけています。
自分を甘やかす訳ではないですが、自分への思いやり(セルフコンパッション)を心がけてから、なにか生きやすく、自分の生き方にいい意味で自信が湧いてきて、人にも優しくなれる様になってきたからと思います。