私にすごく響いた教育者の安岡正篤の言葉です。
「修練の根本
人物学に伴う実践、すなわち人物修練の根本的条件は怯まず臆せず、勇敢に、しこうして己を空しうして、あらゆる人生の経験を嘗め尽すことであります。
人生の辛苦艱難、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰、そういう人生の事実、生活を勇敢に体験することです。
その体験の中にその信念を生かして行って、初めて吾々に知行合一的に自己人物を練ることが出来るのであります。」
またある方も、
「青年の最大の欠点は臆病さである。」
と述べていました。
私は41歳ですが今は就労移行支援施設に通い、そちらでの指導などに基づき生活習慣が徐々に安定して、集団適応もだんだん改善されてきて、逃げ癖がかなり減りました。
しかし疲れているとやるべきことからよく逃げたくなるし、疲れきると実際に休んでしまうことも時々あります。
しかし私は一灯照隅(世間の暗闇を嘆くより片隅でもいいから、自分で明りを身近から灯そう。)と考えると、自分の人生の課題に立ち向かう勇気ややる気が湧いてきます。
そして私も艱難辛苦、栄枯盛衰、喜怒哀楽の体験などを通して、自分を鍛えていきたいです。