エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

人や社会に尽くすことは損な生き方なのか?

2016-04-03 22:12:19 | 生き方



作家の三浦綾子が引用した、ジェラード シャンドリーの言葉。

「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」

この言葉をどう思うでしょうか?
ひょっとしたら、なんてお人好しなと思うかもしれません。
三浦綾子自身も、子供時代に彼女の母親が上記の言葉を正に地でいく人で、彼女はその時は母親は損をしている様に思ったらしいです。

私も昔周りの人がビジネスで頑張る中で、環境ボランティアの様な活動に人生をかけている私を、陰で人が「損な生き方している。」と言っているという話しを聞いて、正直かなりショックを受けて、自分の生き方に迷いました。

しかし「真面目な人は長生きする」という本の、人々の生き方や価値観と寿命の長短の相関関係を調べたデータを読むと、上記の引用文の様に、人や社会のために尽くし利他的に生きている人の方が、人から何かしてもらう生き方の人より、かなり長寿であるという事実のデータがあるとあります。

私はこの情報にだいぶ勇気付けられました。

また私は昨日畑を営む、私に農業を教えてくれる方が、写真の野菜の「のらぼう」をたくさん無料でくれて、美味しく食べました。

それを頂きながら、実は利他的な支え合いの人間関係の方が、必ずしも経済的な豊かさより、人を長寿に幸せにするのではないかと、上記の本の「真面目な人は長生きする」のデータにもあった同じ意味の内容ですが、改めてその姿勢の大切さを思いました。

一応補足すると、もちろん真っ当な、社会貢献を基盤にしてビジネスも多いですが。ただお互い持続可能なあり方でありたいです。
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