作家の三浦綾子が引用した、ジェラード シャンドリーの言葉。
「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」
この言葉をどう思うでしょうか?
ひょっとしたら、なんてお人好しなと思うかもしれません。
三浦綾子自身も、子供時代に彼女の母親が上記の言葉を正に地でいく人で、彼女はその時は母親は損をしている様に思ったらしいです。
私も昔周りの人がビジネスで頑張る中で、環境ボランティアの様な活動に人生をかけている私を、陰で人が「損な生き方している。」と言っているという話しを聞いて、正直かなりショックを受けて、自分の生き方に迷いました。
しかし「真面目な人は長生きする」という本の、人々の生き方や価値観と寿命の長短の相関関係を調べたデータを読むと、上記の引用文の様に、人や社会のために尽くし利他的に生きている人の方が、人から何かしてもらう生き方の人より、かなり長寿であるという事実のデータがあるとあります。
私はこの情報にだいぶ勇気付けられました。
また私は昨日畑を営む、私に農業を教えてくれる方が、写真の野菜の「のらぼう」をたくさん無料でくれて、美味しく食べました。
それを頂きながら、実は利他的な支え合いの人間関係の方が、必ずしも経済的な豊かさより、人を長寿に幸せにするのではないかと、上記の本の「真面目な人は長生きする」のデータにもあった同じ意味の内容ですが、改めてその姿勢の大切さを思いました。
一応補足すると、もちろん真っ当な、社会貢献を基盤にしてビジネスも多いですが。ただお互い持続可能なあり方でありたいです。