千一夜第3章第257夜 コンスタントな釣り

2020-12-20 20:13:42 | サーフ

2020.12.20(日)

2週間前と同じ上げ潮からの釣行。釣友Sが3日前から行こうと連絡してくる。2週間前に同じ上げ潮で36㎝を筆頭に30㎝前後のカレイを4枚ゲットしているものだからやる気満々である。前回同様、6時に釣具店集合、6時20分釣り場着、6時30分過ぎの朝まずめ開始頃から釣行も開始となる。

旧暦:11月6日
場所:徳山築港西側南端
時間:06:25~15:40
天候:晴れ
外気温:11時40分11℃
風 :西風
月齢:5.4
潮   :中潮 満潮12:58潮位262cm 干潮06:08潮位50cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:29、24、20㎝未満カレイ3・キス2・アナゴ3・キビレ1R
釣友S=キビレ1・アナゴ1・ハゼ2・ナマコ1

6時25分から竿出し、6本の竿を一通り出し終わって一服する。10月末頃からぼちぼちカレイが揚がりだしたが、餌取りの小魚が多く、特に朝方には投げた竿の餌が直ぐに無くなる状態だったので、今日も一服後、最初に投げた竿から順に上げていく。まだ薄暗い6時40分、生体反応は感じなかったが揚げて見るとアナゴがダブルで釣れた。私は持ち帰らないのでSに進呈、その後、他の竿にもアナゴが1尾釣れていたが小さかったのでリリースする。Sもこの時間帯にアナゴを1尾揚げている。アナゴが釣れると細長い身体をハリスにグルグル巻きにするので、殆どの場合仕掛けを作り直すことになる。最初のダブルのアナゴは釣れた直後に竿を上げたためか、まだアナゴが針に付いたままでハリスには被害が及ばなかったが、次に揚げたやつは時すでに遅く、身体をハリスに巻き付けていた。こうなるのが嫌なので何時も釣行開始時間を朝まずめ開始後から少し遅めにしていたのだが、今朝は気が逸っていたのかまだ薄暗い内から竿出しをしてしまった。結果は火を見るより明らかである。

6本目の最後の竿を埠頭南端の波返しから湾の外側(南)に投げておいた。2週間前のSとの釣行時と全く同じパターンを取ったのだ。7時20分、竿を引くと微かな手応え、ひょっとするとカレイが付いているかも知れないなと密かに思う。波返しは背が高いので魚の姿などは一切見えないが、仕掛けが海面から上がればカレイが釣れているかどうかは大体解る。後はリールを巻き上げて波返しの上からひょっこりとカレイが現れるのを待つ。波返しを越えてからでないと獲物は解らないので、カレイがいきなり現れることになるが、これがまたドキドキ感があって楽しい。2週間前もこの波返し越えのカレイが1枚目であったが、今日もまた同じだった。サイズは前回より一回り小さい24㎝だった。

前回は素晴らしいスタートダッシュを飾ったSだが、今日は全くいけない。頭の中では前回同様の絵が描かれていたようだが、世の中そう甘いものでは無い。いや、カレイもバカでは無いということだ。馬鹿ガレイは前回釣れている。11時30分にやっと獲物らしいものを釣ったが、外道のキビレだった。30㎝程度のキビレでリリース直前に、何時も埠頭の角でハマチを狙っているおっさんが欲しいというので進呈した。ハマチ釣りのおっさん、私が知る限り1か月ボウズである。

11時40分にキスが揚がる。最初のカレイを釣った直後に他の竿でキスを揚げていたのでこれが2尾目である。今の時季はキスも落ちギスで大きいものが多いのだが、これは幾分小さ目だった。唐揚げにするにはもう2~3尾欲しいところだったがこの2尾に終わった。

11時50分に一番南側に停泊していた船が出港した。1隻出港するとかなり広く空いたなあという感じ。その広くなった所へ竿を1本出した。13時頃が満潮なのでその1時間前後は絶好のカレイの狙い目となる。今日の場合だと、12時から14時までの間が良いということになる。この時間帯に釣れなければ今日はボウズかもなとSにプレッシャーを掛ける。

そして13時35分、私が広く空いた場所に思いっきり遠投していた竿をちょっと引いて見ると、もろにカレイの感触が手に伝わって来た。それでも今日はヒトデが山のように釣れるので半信半疑でリールを巻く。かなり手前までリールを巻き上げてからやっとカレイの潜ろうとするノッキングを確認する。あとはサイズだけだが、海面近く揚がった姿を見ると30㎝あるなしのカレイだった。ゆっくり海面に揚げ、そして一気に引き上げる。抜け落ちる事無く無事に埠頭に揚げるとSが目を丸くする。今日の場合、これが決定打だった。私は12時20分にも20㎝未満の木っ端ガレイを釣っていたので、これが3枚目である。29㎝だったが、今日は最早これまでという感じだった。

Sは完全に戦意喪失、「今日はチヌを釣りに来たんじゃから」と言い訳をするが、実際はキビレ(キチヌ)、チヌでは無いところが可笑しい。これが実力だから仕方が無い。まあ、私の様にコンスタントに釣るにはまだまだ修行不足である。Sは13時10分に小さいが食べごろのナマコを釣ったのが良い。以前は良く釣れていたナマコ、最近は殆ど釣った記憶が無い。それとハゼ、ハゼも以前は気分が悪くなるほど釣れていたが、今年は殆ど釣っていない。何かが変わった感じがする。

今日は餌取が少なく餌がかなり余った。15時に最後の1投にしようと全部の竿の餌を付け替えて投げ変える。15時30分頃から納竿準備に入り、順次竿を片付ける。最後の竿で良くカレイが釣れたりするが、今日はそのようなことも無く納竿した。

次回は24日、クリスマス・イヴに船釣りでハマチ釣行の予定となっている。

【12月20日過去の釣行記録】
・2008年新日鉄波止場、09:30~15:30、小潮、釣果=キス1
・2009年中電西側岸壁、06:30~12:00、中潮、釣果=タコ1・アイナメ1・キス4
・2014年櫛ヶ浜港防波堤、17:50~20:50、大潮、釣果=メバル25・ソイ1
・2015年徳山築港、06:40~15:20、長潮、釣果=カレイ3・キス8・ハゼ14・アイナメ1

【この日の釣り情報】
・2006年国立柳井病院沖、08:30~11:30、大潮、釣果=カレイ2・キス20
・2006年上関白井田防波堤、13:00~16:00、大潮、釣果=カレイ1

【旧暦11月6日釣行記録】
・1992年11月29日、門前側河口、14:15、中潮、釣果=20、35cmカレイ2
・2005年12月07日、大島居守、夜、中潮、釣果=メバル2
・2007年12月15日、第2埠頭東側、06:36~16:30、中潮、釣果=カレイ4・キス14・マダコ1・アナゴ1
・2010年12月11日、平群島西側、06:30~13:30、中潮、釣果=80cmハマチ3・6人で14
・2013年12月08日、櫛ヶ浜港防波堤、17:30~19:30、中潮、釣果=ボウズ
・2017年12月23日、徳山築港、06:40~12:40、中潮、釣果=カレイ2・ハゼ15・キビレ1

 

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