千一夜第2章第339夜 魚の名前?の由来あれこれ17

2011-04-06 21:39:34 | 魚名の由来

2011.4.6(水)

   
(携帯に残っていた写真、数年前に行った山口市、雪舟の庭、五重塔)

今夜は魚の名前?の由来について順不同に記してみます。大まかな分類なので一般的な呼び名について記載しますが、この由来や呼ばれ方以外にも沢山のものがあると思いますが、最も代表的なものを第17弾として挙げておきます(今後、第20数弾くらいまで予定)。

《石物》
イシダイ、イシガキダイの呼称。イシガキダイの老成魚クチジロ、イシダイの雄銀ワサも含む。

《カジキ》
マーリン、ビル・フィッシュ、ビル(くちばしの意)を持つカジキ類の総称。クロカジキはコバルトブルーの横帯が美しいのでブルーマーリンと呼ぶ。カジキ類の中で最も大型になるブラックマーリンはシロカジキと呼ぶ。

《雑魚》
ジャコ、小魚のこと。本命魚ではない小魚や、大物に対する小物、食用にならない価値の低い魚などにも使う。

《チャー》
イワナ類の総称。イワナ(ゴギ)、アメマス、オショロコマなどを指す。

《当歳魚》
チヌの生まれて1年から1年半ころの呼称。好奇心旺盛なころとされる。護岸や波止のすぐそばでよく釣れる。

《ヒネ》
1年で一生を終えるはずのハゼやアユの中で、翌年まで生き延びたものの呼称。生きてはいるが、成長は止まるらしく痩せ細っている。その為か、長寿を褒める意味ではなく、何となく貧相といった表現に使われることが多い。

《ランカー》
釣り対象魚それぞれのなかでも大物のもの。大型スズキに使われることが多い。

【4月6日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、06:20~14:30、大潮、釣果=カレイ3・キス1

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