先日の日曜日になりますが、三重県の三岐鉄道にある
◯貨物鉄道博物館
◯軽便鉄道博物館
に行って来ました。貨物鉄道博物館は毎月第1日曜日(1月は第2日曜日)のみ、軽便鉄道博物館は毎月第1第3日曜日のみ開館している所で遠方地という事もあり、存在を知った後も長らく行くチャンスに恵まれていませんでした。
今月はちょうど予定なしかつ天気も良さそうという事で出掛ける事にしたのでした。
地元を出て名古屋駅で近鉄線に乗り換え、近鉄富田駅に到着。
こちらで
三岐鉄道1日乗り放題パス(大人料金1100円で北勢線ならびに三岐線が1日乗り放題)
を購入。
三岐線に乗り換えて終着の西藤原駅まで移動。
こちらに日本で3輌のみの電気機関車
ED22(信濃鉄道1形電気機関車)2号機
が保存されているとの事で是非見ておきたかったのです。
折り返しの電車が発車する10分ほどの時間でしたが、珍しい機関車を直に見れてよかったです。
その後、丹生川駅まで戻り、貨物鉄道博物館を見学。
ここでしか見れない貨物車両が展示されていて、遠出した甲斐があったというものでした。
その後、軽便鉄道博物館に行こうとしたのですが、一つ問題が。
軽便鉄道博物館と貨物鉄道博物館は直線距離で3キロ離れていて、直に行く手段がないので徒歩での移動を覚悟していたのです。
ところが、貨物鉄道博物館開館日のみ両博物館を往復する無料バスがあると判明。
おかげですんなり軽便鉄道博物館に行くことが出来ました。
こちらの電車も開館日でないと車内に入れないので、良い経験が出来ました。
シャトルバスのお陰で時間に余裕が出来たので、丹生川駅に戻り東藤原駅に行く事に。
こちらにある
ホキ5700形貨車(セメント運搬専用で確認されている中で唯一の現存車)
を見に来たのですが、駅に隣接する太平洋セメントの工場から頻繁に貨物列車が運行されているのを知らず、電車待ちの間に貨物列車の入れ替え作業をずっと見ることが出来ました。
貨物列車の入換作業その他をじっくり見学出来る機会は早々ないので僥倖でした。
貨物鉄道博物館を見学後、阿下喜駅まで戻り、お昼ご飯がまだだったので近くのコンビニまで行こうとしたのですが、にわかに天気が悪くなり、ついには雷雨に。
雨が止む気配もなく、停車中の上り電車で雨宿りしつつ、そのまま桑名まで戻る事に。桑名に着いても雨が止む気配もなく、キオスクでパンとドリンクを買い込んで遅めの昼食を済ませ帰宅と相成ったのでした。
今回の遠征、慣れない部分もあって上手く立ち回れたか怪しいところもありましたが、良い経験が出来ました。
で、今回お土産も買って来たりしました。
1.貨物鉄道博物館公式ガイドブック(1100円)
限定500部で販売中のガイドブックで所蔵品の写真資料や貨車の修復過程などが載っていたりします。
2.貨物鉄道博物館 来館証明証
博物館の売店での1000円以上の買い物或いは1000円以上の寄付で貰える証明証で売店で100円の割引券(1回限り有効)としても使える代物です。
3.TOMY 国鉄ヨ8000形車掌車
博物館の売店で中古のNゲージなどを扱っていて、その中にあった古いトミーの車掌車。次回いつ来れるか分からず、値段も手頃だった事から買う事に。
値札は1000円になってますが、割引券を使ったので900円での買い物でした。
貨物鉄道博物館と軽便鉄道博物館、共に開館日が限定されていて遠方地という事もあり行くのが大変な場所ではありますが、鉄道に興味のある方なら行って損はないと思える博物館でした。
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笹田 昌宏 | |
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