カオスな日記タイトルで申し訳ないです。
本日、休みだったのを利用して色々見てきました。一つは先日から名古屋市の「名古屋ボストン美術館」
で開催中の
『ボストン美術館 日本美術の至宝』展
http://www.nagoya-boston.or.jp/boston-nippon/
でした。アメリカのボストン美術館に収蔵されている日本美術の名品の数々を一堂に会した展覧会という事で東京での開催時行けないと諦めていたのが地元名古屋での巡回展があると知り楽しみにしていた次第です。
朝一番に行く予定だったのですが連日の仕事の疲れからか爆睡してしまい寝坊する事態に。なんだかんだで会場に着いたのが午前11時過ぎだったのですが既に大勢の人で賑わっていました。通常なら普通に残ってるはずの音声案内が全て貸し出し中になるなど凄い人出でした。
今回の目玉を上げるとしたら
○雲龍図(曾我蕭白:画)
○吉備大臣入唐絵巻
○平治物語絵巻(大河ドラマ「平清盛」つながり)
○鸚鵡図(伊藤若冲:画)
○etc
と具体例を挙げたらキリがないぐらい見所が一杯あります。が、名古屋での開催では会場面積の都合から
○雲龍図=9月17日(月・祝)の前期まで
○吉備大臣入唐絵巻=前期・後期で全四巻中の二巻ずつ(前期:一巻二巻、後記:三巻四巻)展示
○平治物語絵巻=前期に前巻、後記に後巻を展示
○鸚鵡図=9月29日(土)からの後期から展示
○その他=前期・後期で展示品を全て入れ替え
と最低二回以上は参加しないといけないのが玉に瑕だったりします。
また吉備大臣入唐絵巻などの絵巻物の観覧がかなり時間が掛かるので時間に余裕を持っての観覧をお勧めします。
それにしても圧巻だったのは
曾我蕭白の雲龍図
でした。荒海を突き破って飛び出す巨大な龍が荒々しくもコミカルなタッチで描かれていて見る者の度肝を抜くのは間違いないのです。
数々の美術品をじっくり楽しんだ後、図録やポストカードを何点か買い求めて会場を後にしました。
金山駅で遅めの昼食をとったあと名古屋に向かいました。今日から公開のアニメ映画
宇宙戦艦ヤマト2199 第二章~太陽圏の死闘~
http://yamato2199.net/
を観るためです。今回はテレビ放送予定分の3話から6話の4話分を上映ということで
地球離脱~冥王星でのガミラスとの戦い
までをオリジナル版のストーリーを踏襲しつつも新解釈や新設定を持ち込んで思いっきり見せ場を作った内容になっていました。
○初ワープと初波動砲
○土星の衛星エンケラドゥス(オリジナル版のガニメデから変更)でのガミラスとの戦いと○○
(非常に重要なネタバレなのであえて伏せ字)
○冥王星でのガミラスとの決戦の一部始終
○ヤマト艦内・ガミラス双方の細かい描写
○オリジナル版宇宙戦艦ヤマトのオマージュあれこれ
○デスラー総統(とヒスやゲール、ミーゼラ等のガミラス帝国の上級士官)初登場
とまぁ書き出したらキリがないくらい見所満載でした。
しかし初っ端のあるシーンで一瞬目が点に。ある人物の意外な側面を観ることになったのですが、それが意外過ぎたので驚きました。
驚いたと言えば実は以前、Twitterで宇宙戦艦ヤマト2199の
星名透×岬百合亜
のカップリングを推奨(第一章のヤマトに向かうバスの中で二人の席が列んでおり、星名が百合亜を気に掛ける描写があった)していたのですが
宇宙戦艦ヤマト2199第二章で星名透×岬百合亜のカップリングが公式化(ヤマト艦内の食堂で一緒に食事をしようとしていた描写あり)
していたのには驚かされました。
そして今回の第二章で改めて
宇宙戦艦ヤマト2199の音楽の凄さを再認識
しました。今回のヤマトの楽曲はオリジナル版のリテイク(当時のマスターテープは腐って使い物にならず楽譜も現存していないために耳コピで新たに楽譜を書き起こして収録)と当時の楽曲をベースにしつつもアレンジを加えた物、そして新規作曲の物と複数別れているのですがどれも凄いのです。
今回色んなシーンで色んな曲が使われていたのですがどれも素晴らしくてもう観ていて興奮と感動で涙ぐんだぐらいでした。
そして今回観客が第一章の時より明らかに増えていた感じでした。第一章を京都で観た際、空席も結構あったのですが、今回の名古屋では自分が観た回は満席、その次の回も満席のアナウンスがされていたほどでグッズを買い求める人も数多くいました。
まぁ本当に今回の宇宙戦艦ヤマト2199 第二章は本当見所満載で二時間近い上映時間があっという間でした。
宇宙戦艦ヤマト2199を鑑賞した興奮の余韻に酔いしれながら帰宅した次第でした。
ボストン美術館 日本美術の至宝展も宇宙戦艦ヤマト2199 第二章も内容は全く違いますがどちらも大変に素晴らしかったので(宇宙戦艦ヤマト2199の方は第一章未見の方のために冒頭にダイジェストもついてます)是非お勧めしたいです。