先日放送のNHKのニュース解説番組
クローズアップ現代:思いが伝わる声を作れ ~初音ミク 歌声の秘密~
NHKで初音ミクが取り上げられるということで放送前から結構話題になっていました。
仕事で視聴出来るか微妙だったため録画することにしたのですが、番組の話題をTwitterで観ていてふと疑問が生じました。
「この番組初音ミクのみがメインなのかな?」
と。というのも医療という初音ミクとはかなり縁遠いキーワードが含まれていたので、内容的にミク以外に何かあるのでは?と思ったのです。
そして実際の番組を中途から観ることが出来たのですが
番組の3分の1=日本で最もポピュラーな音声合成技術である初音ミクの話題
番組の3分の2=病気で声を失った方の声を復活させる音声合成技術の話題
という
「日本の誇る音声合成技術の特集であり初音ミクはあくまでその技術の一端の紹介」
内容だったのです。
これに対して初音ミクがメインでないことに不満の声もあったようですが、流石はNHKともいえる極めて真面目な内容できっちり観れてよかったです。
しかし一つ気になったのは、録画分で観た初音ミク特集の中でスタジオ内でミクが歌うシーンを3D制作ソフト
MikuMikuDance
で作られたシーンがあったのですが、デフォルトの初音ミクではなく、後年登場した
Lat式ミク
がメインになっていたことでした。どうも担当ディレクターさんの趣味でLat式が使われたようで、NHKで大々的にミクが歌う
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「FREELY TOMORROW」
が聞けたのは驚きであり新鮮でした。
初音ミクをはじめとするVOCALOIDを含め、音声合成技術の今後の進化が非常にきになるところです。