先日、バンダイビジュアルクラブ（BVC）で予約した本が届きました。
月刊戦車道 第63回戦車道全国高校生大会総決算特別号1
アニメ「ガールズ＆パンツァー」の劇中に登場した月刊誌
月刊戦車道
ガルパン人気の盛り上がりを受けて2014年2月から6回に渡ってBVC専売のファンブックとして実際に発売されたのですが、11月21日から公開の
ガールズ＆パンツァー劇場版
に向けて全2巻の特別号が発売が決まり、その第1巻が先日届いたのでした。
が開封してびっくり
ダンボール箱にシュリンクもなしで直に放り込んでありあとは緩衝材が二つ入っているだけ※写真では中身が判りやすいよう緩衝材を減らしてます
という「今時アマゾンでもこんな雑な梱包しないだろ」という凄い状態だったのです。
梱包の雑さに驚きながらも早速中身に目を通しました。
主人公らが通う大洗女子学園が優勝した第63回戦車道全国高校生大会の全試合内容（大洗以外の学校の試合内も載ってます）とガルパン劇場版の情報がメインで
1.フィンランドがモデルの継続高校の戦車の陣容が史実を反映して大洗以上にカオス（独ソ両軍の戦車に加えて鹵獲品の独自改造車両も入ってる）な事になっていた
2.ノルウェーがモデルと思われるヴァイキング水産高校の戦車に「NbFz」の記述を見つけてにんまり（NbFzはドイツが開発した多砲塔戦車ノイバウファールツォイクの事。ノルウェー侵攻などに従軍したが装甲が最大20mmと防御力に問題がありもっぱらプロパガンダ用として使われた）
3.先日公開になった新キャラなど劇場版の情報も多数あり
と薄い割には内容が濃くて高い金を出した甲斐はありました。
ただ総集編に近い扱いの為、新規のイラストが少なかったのですが
決勝戦の表彰式で真紅の大優勝旗を戴いた主人公西住みほとそれを祝う大洗女子学園と戦った各校のリーダーが揃ったこのイラストだけでも買う価値あり
と思ったのでした。
ところで今回の特別号で気になる特集記事がありました。
不肖・秋山優花里の戦車講座（ガルパンの登場キャラの1人で戦車マニアの秋山優花里が戦車の解説をするという体をとっている特集コーナー）で第二次世界大戦時に登場し儚く消えた超重戦車の数々、その中でも最近模型企業のファインモールドが設計図を入手しニュースにもなった旧日本陸軍の「オイ車」が解説されていたのです。
総重量が推定で最大150トン、105mm加農砲と複数の砲塔を持つ超重戦車とされるオイ車。
いくら新資料が出たとはいえ、ガルパン本編に未登場のオイ車にページを割いているのを見て
これ、オイ車が劇場版に出るんじゃなかろうか？
という疑念を持ったのです。
今回の劇場版冒頭で大洗女子学園が旧日本軍がモデルの知波単学園と組んでエキシビジョンマッチに挑む事が告知されています。
しかしただでさえ相手である聖グロリアーナ女学院（イギリスがモデル）とプラウダ高校（旧ソ連がモデル）の合同チームと数で劣る上に知波単学園の保有する九七式中戦車系統では歯が立たないのでなんらかしらの切り札があると考えられ、それがオイ車ではないかと邪推しているのです。
ミスリードなのか裏があるかは未だ不明ですが、どう転ぶかも含めて劇場版が大変楽しみで、今回の月刊戦車道特別号は劇場版公開までのつなぎとして十分楽しませさせて貰えそうです。
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TVアニメ『ガールズ&パンツァー』ドラマCD4 月刊戦車道CD ~戦車女子特集します!~ |
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