昨年も同じネタを書きましたが、今回はそれの補足(というよりむしろ番外編?)だったりします。
昨年東京ビッグサイト周辺のATMの事を取り上げましたが、その後
○三菱東京UFJ銀行
のATMがなくなり
○セブン銀行
のATMが新たに運営を開始しました。
そして今年の夏コミの際に大きな出来事がありました。
使いすぎ?「コミケ」でゆうちょ銀行ATM残金ゼロ 身ぐるみ剥がされる!!
http://www.j-cast.com/2009/08/17047602.html
当時ネット上で話題になりましたが、夏コミ最終日の8月16日にエントランスホールに設置されたゆうちょ銀行のATMの残高がゼロになったというこのニュース。
個人的に
「何故ゆうちょ銀行のATMだけが早々と残高ゼロになったのか?」
その点に関心がいきました。
引用させて頂いた記事内で銀行関係者の言葉として
“地方に強いゆうちょ銀行ATMに特に人が流れたせいではないか”
と書かれていますが、それだけでは無いという思いなのです。
というのもことゆうちょ銀行の口座から現金を引き出そうと思った場合、他の金融機関のATMからも引き出しが可能でゆうちょ銀行のATMに人が集中した理由としてはいまいち説得力に欠けると感じました。
他の金融機関とゆうちょ銀行の違いが何か無いかと思ったのですが唯一違いがあるのが
「手数料」
だったりします。
多くの金融機関では休日や夜間に現金を引き出そうとした場合手数料がかかりますが、ゆうちょ銀行だけは休日でも引き出しの手数料が掛かりません。
また前記の通り他行のATMから引き出しが可能とはいえ、その場合
イーネット(ファミリーマート等にあるATM):210円(日祝)
東京スター銀行:210円(日祝)
セブン銀行(セブンイレブン等のATM):210円
みずほ銀行:210円
と軒並み手数料が掛かるのでその点が嫌われたり、残高目一杯引き出す為に手数料を避けたかったという人も少なくないと思います。
当日は日曜日で最寄りのゆうちょ銀行のATMがある
TFT内郵便局
http://map.japanpost.jp/pc/syousai.php?id=300101456000
が稼働しておらず、これもビッグサイト内のATMに人が集中した理由ではないかと個人的に考えている次第です。
今冬コミに関しては31日も平日扱いでTFT内郵便局のATMが利用可能だったり
他行ATMでのゆうちょ銀行の手数料が105円(一部例外あり)
なので夏コミほどの混乱はないだろうと勝手に予測していたりします。
ただ、ATMから現金を引き出さないといけなくなった場合の対策も必要なのかなぁなんて思ったりもしました。
1.余分に1000円入金しておく
手数料分を失うことも考慮に入れて事前にゆうちょ銀行の口座に手数料分のお金を入金しておくというのも一つの手だと思います。
帰りの旅券を無くしたなど緊急時にぎりぎりしか残高がなく必要額が引き出せないなどの事態を想定した場合、1000円は保険として安い方だと思うからです。
2.ATM利用は臨機応変に
コミケでイベント開催時間中にお金が必要になる場合ってどのような場合かと考えてみたのですが、一番多いのは
「良さそうな本を見つけたけど買い物しすぎてお金が足りない」
という状況だと思います。
そういう場合、現金を引き出す為にATMに並んでいたらその間に売り切れてしまったなんて事も起こりうる可能性があります。
手数料に拘らなければ(他の金融機関ATMを利用する)より早く現金を引き出すことも可能なはずで、より早く現金をゲットする為にも手数料分は目をつぶるのも一つの手だと思うのです。
なるべくなら
事前に現金を引き出しておく&使う金額をきっちり決めておく
という風にしてATMを利用するのはよほどの緊急時以外避けるのが妥当かなぁという思いではあります。