YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

ステムベアリングの寸法

2013年07月29日 | YBR125整備

YBR125用に買い込んだ部品を整理してたらステムベアリングが出てきたので採寸してみたよ。
他車種のベアリングセットで代用したり汎用セットを買う時の参考になるだろう。
ただし、デジタルノギスで測ったからボアゲージやマイクロメーター並の精度で結果が出てるわけで無く、
工作精度による端数もあるから参考値として見てくれれば幸いです。

まず、ベアリングの構成は以下の赤丸部分。

「スラスト玉軸受」構造で、保持器付の球のおかげでメンテ時にバラバラってこぼれて紛失することが無く、
たいへん整備性が良い。

実物はこんな感じ。

このセットはタオバオで購入したものだけど部品番号4FP-F3410-00を検索しても出てこない。
謎のセットだが4FPのモデル名はSR150に採用されてる模様でYBRの部品群でもよく見かけるから、
共通部品として登録されてるのかもしない。

さて、肝心な寸法は・・・
アンダーブラケット側はこんな結果。

調べてないけど汎用でありそうな数値だ。

アッパー側の採寸結果。

小数点以下の端数に関しては規格などを参照して読み替えて解釈するといいのかも?
球の径は6.3mmでOKだ。

国産他車種の採寸結果でもあればいいけど、ベアリング交換した際に測定する人は少なくてネットを徘徊
しまくってもいい情報が見つからない。
素直に正規ルートかタオバオで入手したほうが楽だと思う。
部品番号は上記のセット番号を鵜呑みにせず、パーツカタログをダウンロードして確認して注文した方が
いいだろう。
なにせ例の国ですから袋のラベルに記してある番号が本物かどうか分からないし、ヤマハの部品検索
でも該当番号無しの結果になってるw

読者さまからも採寸結果をいただきました。

一部寸法に違いはあるものの、基本的には俺の保有品と同じ感じかな。 部品番号5VL-F1180-00
ボールのリテーナーが金属製なのがちょっとカッコイイ!w

ベアリングの交換時期はなんとも言えない。
ステムの回転が滑らかなら掃除とグリス交換で大丈夫だけど、途中で止まるような段差や凹みがシートに
できてるなら交換するのが一番良い。

かなりめんどくさい作業なので、次回フォークオイル交換で前側を分解したついで確認してみようと思う。