山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

雲取山攻略戦2

2013-11-29 15:45:28 | 修行・訓練

頂上は寒いんで5分くらいで退散しました(笑)。
おやつ休憩すらトンデモないって感じの寒さです。
空は綺麗に晴れてはいるんですけどねぇ。


1000さあ下山します。




帰りを急ぎます!
距離が長いのでこの日の下りはほぼ走らずに早歩き程度で進んで行きました。


行きには撮影しなかった奥多摩小屋。自炊小屋です。
もうボロボロで屋根が崩れかかったるとこもありましたね。
雪の重みに耐えれるのでしょうか。


これ七ッ石山に折り返す強烈な上り。
帰路でキツイとこはここだけだと思い、迂回せずに頑張りました。


七ッ石山山頂に着いて、
ザックをおろし、着替え休憩。


結構広いのね…。


後は黙々と樹林帯を早足で進むのみです。




あぁ飽きる~(笑)。




廃屋跡。
こんな山奥に人が住んでたんですね…。
作業小屋かもね。




小菅P。「売地」って看板出てましたけどみーんな停めてます。


奥多摩湖が見えてきました。




綺麗です…。
登山の終わりを実感し、もう変な緊張感もなく
緩んでますので、一瞬立ち止まって見とれてしまいました。



ほぼゴール。時刻は1236、鴨沢Pには1240に着きましたので、丁度6時間の山行でした。
うーん、長かった!!しかしその分達成感は大きいです!
この時、ぽかぽか陽気で気温も15℃くらいあったんじゃないかな。
みんな寒すぎて山の中ではご飯食べなかったみたいで、Pでガスバーナー使って料理してましたね。


総評です。
日本百名山であり、東京都最高峰の雲取山。
事前に収集していたブログやヤマレコの情報の通り、
前半の2時間は本当に退屈な樹林帯でしたし、まあ長かったのでダレましたしね。
登山道は全て安心安全、急登もほとんどなく、長く歩く体力のみが求められるって感じで
標高差約1500mクラスの山にしてはキツさはそれほど感じませんでした。

今回の目的が、単騎にてガッツリ登山、しかも近場というものでしたので
そのコンセプトにはピッタリの山でした!
七ッ石山から雲取山までの尾根歩きは雰囲気、景色共に最高です。
埼玉側の三峰登山口からも登頂出来るようですが、また行こうとはあまり思わない山ではありますね。
何はともあれ、今年最後の単騎にての登山、無事に達成しました!
来年も裏山から百名山まで、自分が登りたいと思った山を順々に攻略して行きたいと思います!


雲取山攻略戦1

2013-11-29 10:54:09 | 修行・訓練
ワタシ一人での山行の今年の〆はどこにしようか?
凍結、積雪アリの山は避けたい。
〆に相応しく一人でもガッツリ登りたい…。
そんなこんなでここ1週間、今まで登りたいリストに全くなかった雲取山が浮上してきました。

【雲取山】
標高 :2,017m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:鴨沢バス亭無料駐車場よりピストン


0630鴨沢バス停隣接無料Pに到着。
既に車が結構な台数止まってます。
どこに行っても平日でも百名山ってやっぱり人気がスゴイんです。


トイレも完備されてて環境は抜群です。
準備をして0640登山開始です!
この日の出発地点の気温は1℃。山頂は氷点下間違いなし。
めちゃくちゃ寒いではありますが、冬用装備で恰好は盤石です。


七ッ石山経由で雲取山山頂を目指します。


奥多摩湖を左手にみながら体を暖めるためにも早足で進んで行きます。


標識も分かりやすく、道を誤る心配もありません。








鴨沢Pより標高が約200m高い小袖にもPがありますが、ガッツリと上りたかったのでこちらはチョイスせずでした。
小袖Pを過ぎるとすぐに登山口が表れました!ここまでに約25分かかりました。


まだまだ紅葉が楽しめます。


ずーっと樹林帯を進んで行きます。
勾配は緩やかで、登山というよりハイキングって感じの楽さでした。




寒いんだけど、歩くと暑いし汗が出るので、アウターを脱ぎましたが、
手先は冷たく、また風が冷たいため暑いんだか寒いんだか分からないような状態でした。
本当に調整が難しいと感じました。


登山口からちょうど1時間経ったくらいから、そこそこの勾配になってきました。


進行方向左手の視界が開ける場所が出てきて、富士山が美しいです。


この辺からは結構な急登。


楽な山なんて一つもなし!


分岐です。


七ッ石小屋(営業中)を通過。
結構足にキテます。足がダルビッシュです。
ちなみにこの登山後にマッサージに行って(その後ネットで勉強して)全て分かったのですが、私、パーフェクトな偏平足なんですね。で、日々のトレーニングに週1の山行に励んでいて、それなのに逆に土踏まずが腫れ上がり肉離れしそうで、ふくらはぎはガッチンガッチンで爆発寸前、膝にも若干痛みがきて股関節は断裂寸前なんですね(笑)。全てはこの偏平足のせいでした。今更ながら原因が分かりました。
物事って原因があって結果があるんですねぇ。また勉強になりました。
来年からはインソールとテーピングを多用して、このハンデキャップを乗り越えていきたいと思っています!


前半最後の踏ん張りどころ。


あれ、頂上に出る雰囲気だ!

で、

七ッ石山山頂に!
ここまでスタートから2時間ちょっと。
な、長い。(^_^.)


山頂からは一度一気に下ります。







もうここからは完全に尾根歩き。
景色も抜群、視界も登山道も広く、気持ちがいいです。








救助用ヘリポート。






七ッ石山からは基本平坦な道か緩やかな上りが多かったですが、
小雲取山手前は結構な急登でした。




雲取山山頂(山頂下の小屋)がはっきりと見えてきました!
最後の急登を上りきればゴールです!


着いた(#^.^#)!
まずは山梨百名山の標識。0955着ですから実に3時間15分かかった訳です…。


小屋からオジサンが「少し休んでいきなさいよ!」と声をかけてくれましたが、丁重にお断りしました。


やっぱり富士が綺麗です。


埼玉県の標識(笑)。まあ山梨と埼玉と東京の境にあるピークなんで許してつかあさい。


東京都の標識。
下から登った人間で一番乗り、かつ頂上を独り占めでした!


羅針盤。
コレいつもあんまり見ない。
おじさんとおばさんが見るものってイメージが強くてね。

つづく