山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

三室山・日の出山攻略戦

2017-11-03 22:06:56 | 修行・訓練
【三室山・日の出山】
標高 :646.9m・902m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:即清寺→愛宕神社→愛宕山(奥の院)→三室山→日の出山 ※ピストン
標高差 :667m(単純標高差)
距離:約9km

この日は午前中に所用があったので、午後からの訓練登山で奥多摩に行って来ました。
練馬出て1時間15分後には登り始められるんで、やはり奥多摩は一番の訓練場ですよね。


即清寺隣の駐車場に停めて1210スタートです。


車道を歩いたあと、セブンイレブン道路斜向かいにある愛宕神社に入って行きます。




いきなりの石段地獄ですが、まあスタートなんで体力有り余ってますから、楽勝でした。


愛宕神社にてうちの猫たちの健康祈願。


神社左脇から登山道が始まります。


正直、まったくもって面白くない日も当たらない樹林帯を延々と進みます。


奥の院に到着。そしてここが愛宕山になります。
ここでもうちの猫たちの健康祈願をしました。

標高差は大したことないのですが、距離がまぁあある今回の登山です。


分岐が出てきて左手に進むと三室山山頂を踏めて、右に行くと巻道となります。


左手に進み三室山登頂です。




山頂は一方のみ開けており、基本的に樹木に囲まれ展望は良くありません。


三室山から日の出山山頂直下まではフラットな感じで楽々です。


「飛龍」墜落地。
終戦直前にこの日の出山にてこんな痛ましい事故があったのですね。知らなかったです。
英霊に合掌。


面白い道じゃない?
本音で言うと登山をしてて、道中コンクリートやアスファルトや鉄塔などの人工物は一切見たくないものです。


一旦アスファルト道路に出ます。
梅野木峠ですな。
左手に行くとつるつる温泉。


コ、コラッ!!
まといリスちゃんに落書きしてんじゃねえぞ😱💦


左手に進みます。
相変わらずつまらない道が続きます。
鬱蒼としてて日光が届かないので晴れてるのにそこ恩恵がないのです。


つるつる温泉との分岐。
この辺からやや急登になりようやく体が鍛えられます。


もっと俺を苦しませてくれー(笑)


ありがとうございます。


石垣が出てきて、開けて来ました。


1350日の出山登頂です。




このコース、99%はつまらない道でしたが、そのギャップからか頂上(1%)は素晴らしかったですね。広いし、明るいし、眺望良いし。
今日ってこんなに晴れてたんだぁ(笑)


もっちもちみたらし焼団子。
山頂で食べるという期待値からすると少し物足りない味だったかな。普通のみたらし団子。THE・普通。


御岳山の宿坊が近くに見えます。
御岳山からここ日の出山に縦走するのが一般的ですからね。


皇太子殿下も日の出山に登頂されていました。




立川市街かな。目を凝らすと新宿高層ビル群も見えます。

1400下山開始です。


登りは愛宕神社から来ましたが、下りは駐車場のある即清寺にダイレクトに下ります。


即清寺のすぐ上には立派な休憩所がありました。

ここのお寺、愛宕山内新四国八十八箇所霊場なるものが有名のようですね。

以下即清寺公式ホームページより抜粋です。
『江戸時代後期、相次ぐ天変地異や黒船来航などによる政情不安を憂いて、安政年間に時の當山住職融慧和尚が四国八十八箇所遍路を行い、持ち帰った各札所の御砂を寺の裏の愛宕山に納め、四国八十八箇所御砂踏みの霊場とすることを発願されました。融慧和尚は志半ばで病に倒れますが、事業は弟子の融雅和尚に引き継がれ、檀信徒の協力により壱千両余りの浄財が、近隣は勿論、遠く江戸市中からも集められ、慶應年間に愛宕山内新四国八十八箇所霊場として開創されました。一回りすれば四国遍路巡礼と同じ功徳を積むことになると言われる、御砂踏み霊場を境内に作る寺院も増えていますが、當山の霊場は規模の大きさ、歴史の古さでは他に例を見ないものです。』




1510下山完了です。
駐車場からダイレクトだから即清寺から登った方が良いですよね。愛宕山内新四国八十八箇所霊場も兼ねれるし。
でも私は今回飲み物を買うためにセブンイレブンに行き、そのトイ面にある愛宕神社から登り始めました。


総評です。
登り1時間40分、休憩10分、下り1時間10分の計3時間の軽登山でした。
ガッツリ行かない週にもこんな感じで軽くは歩いておきたい今日この頃です(^^;)
この日は早朝ジョギングもしてますので、このくらいの登山でも最後の方は珍しくお尻や太もも裏に軽い張りが出ましたね。
この愛宕神社(もしくは即清寺)からのコースは頂上直下までは日光を遮る鬱蒼とした樹林帯を延々と歩きますので本当に面白くないです。つまらないのに結構距離があるんです。
まずは愛宕山(奥の院)まではまあまあの登りですが、その後は日の出山直下までトレランに向いてるような緩やかな登りとなります。日の出山直下こそ急登となりますが、よし鍛えてくれよと思ってる間に頂上に着いてしまいます。
でも頂上は眺望から開放感から広さからと素晴らしいですよ。
やはり御岳山から下山する縦走ルートで通り、つるつる温泉に下山するのが一般的なのでしょう。