山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

那須岳攻略戦 3

2017-11-11 04:36:06 | 修行・訓練

朝日岳、茶臼岳が良く見えます。
1115最後の茶臼岳に向けてスタートです。






朝日岳、カッコいい山容だね。




峰の茶屋跡避難小屋まで戻って来ました。
後はちょいと茶臼岳に登るだけ。


最後の頑張りなので、鍛えてくれる山に感謝しながら一歩一歩登って行きます。








1255茶臼岳登頂です。






※KENJI氏が頂上で23分間爆睡するアクシデントあり。


1320下山開始、1405下山完了しました。


総評です。
登り何時間下り何時間ではなく、那須岳の雰囲気を楽しみながら三山をピークハントしたって感じです。
全行程で5時間15分(休憩50分含む)かけてゆっくり歩きました。
ずっと行きたかった那須岳に、11月初旬にもかかわらず気温、天気、風と最高のコンディションで臨めました。
コース的には危険箇所も特になく、急登もほとんどない、緩やかなアップダウンを繰り返す感じの初心者向けのコースだったと思います。
朝日岳の切り立ったソリッドな山容、三本槍岳の緑多き穏やかでなだらかな山容、茶臼岳のまさに活火山という荒々しい火口や岩場を持つ山容と三者三様の美しさがありました。
那須岳は最低でもこの三山を縦走することをお勧めしたいですね。

女峰山攻略戦 2

2017-11-11 04:33:26 | 修行・訓練

とにかくこの笹原区間がかなり長い。


左手に男体山が見えます。




白樺金剛。




延々と続いたほぼ直線の笹原を突き当たり、右に進みます。ここから尾根道となります。
ここまで斜度は大したことないので楽ではあるのですが、距離が長いのでナチュラルに疲れます。




ようやくコースに変化が出てきて、岩稜地帯が出て来ました。


八風。
ここから風が抜けて寒くなって来ました。




この辺から登っては急斜面をトラバースの繰り返しでした。
崩落地みたいな崖のトラバースなんで、とにかくガレててザレてて危なかったですねー。




黒岩。


笹原の急登を登り、また樹林帯に入って行きます。


『苦しけり されど 登れたし』
ホントにこんな感じの山。
この言葉に大きく頷き、そして励まされました。






女峰山と唐沢小屋が見えた。
道中女峰山の頭はずっと見えなかったんじゃないかな。ようやくのラスボス登場です。


ガレ場の斜面をトラバース。


唐沢小屋。
ここで、別のコースから来たおじさん3人グループ
と遭遇しました。この日初めての人ですよ。ここまで4時間近く誰とも会っていませんでしたから。
どこからですか?と聞かれたので日光東照宮からと答えたら、流石にビックリしてましたね。
おじさん達は高徳牧場に車停めて、志津乗越まで自転車で、そこから登って来たそうです。
志津乗越に車が入れなくなったから、このパターン増えそうですね。


唐沢小屋から山頂までが今回の登山の核心部です。
ここまで8.5kmくらい登り続け、疲れが出てるところに来ての急登です。


完全なるガレ場の斜面をよじ登って行きます。
石は全て動くし、土は崩れるしでかなり歩き辛いです。
それでもスリルがあって、ここが一番面白かったというのはあります。




登って来た方を振り返ると、おじさん達もガレ場登りに入ったのが見えました。


また樹林帯に突入。


明大ワンゲル部の子がここで倒れたらしい。
石碑があります。
経緯は分かりませんがご冥福をお祈りします。


そして、1215ついに登頂しました。
国道を0745に出てから4時間半休みなしで、コツコツと登り続けました。


結構なコースでしたので、率直にものすごく感動しましたね。心から嬉しいと思えました。なかなかこんな経験は出来ないものです。
これが登山の醍醐味かと。


男体山までの縦走路。このアップダウンは眼前にするとものすごいですね。
日光東照宮→女峰山→小真名子山→大真名子山→男体山と日光連山を日帰り縦走してる人のblogも見たことありますが、これは超人の域ですよ。
俺は行けても大真名子山までかな。最後の男体山の700超の登り上げは無理じゃないかな。

奥には雪を被りつつある日光白根山が見えます。


こっちは霜降高原方面。


登って来た日光方面。


この日のザックはコロンビア パッサデス25。
帰りの私服や靴も入ってるので、超パンパンです。
デカいザックも1つ欲しいな。


北斜面は残雪ありでした。


女峰山、感動したぞ!!ありがとう。

1225下山開始です。


行きに見逃してた箱石金剛。


実はラスト2.5kmくらいのとこで、しゃがんで靴ヒモを結んで居たら、半径20m(推定)以内の藪から『グォ〜(ヨダレダラダラの雰囲気)』『ゴォル〜』と猛獣らしき唸り声が聞こえてくるじゃあーりませんか((((;゚Д゚)))))))
100%の確率でツキノワグマです。
こちらを威嚇してるようです。
俺は立ち上がると同時にそこからの1.2kmくらいを、日本記録を上回るくらいの速さでダッシュで逃げました(>_<)!
しかしこんなに疲れてても、まさに火事場のクソ力で、こんなにも速く走れるんですね(笑)


青空まで見えて来ました。


1455行者堂が見えて来ました。
行者堂の裏手から早走りでガサガサと現れたら、参拝してた人が俺をクマと間違えて、声出して驚いてました。
驚かすつもりは全くなかったですm(_ _)m
登山の発想がない人は、この裏手が登山口になってるなんて絶対分からないですからね。


1305下山完了です。
観光客たくさーん(^_^;)
外国人マジたくさーん(^^;)
俺1人だけ汗だくでザックパンパンの汚い格好でした。


総評です。

バカ尾根こと黒岩尾根(日光東照宮)から女峰山登山でした。
登り4時間半、休憩10分、下り2時間40分の計7時間20分の登山でした。
一言で疲れましたね。
登りの斜度は緩やかなところ7割、急登3割みたいな按分ですが、距離が長いことに単純に疲れます。
普段のトレーニングがここまでのものを想定して行われていないですからね。
ただし登頂時の達成感と歓びは、過去最高のものとなったことは間違いありません。
コース的には中盤から後半にかけて、何度か崩落しているようなガレ場の斜面をトラバースしますが、そこは少し注意が必要だと思いました。
後は頂上直下のガレ場はトラバースではなく直登ですから、慎重に登り下りすべきです。
なんせ人が踏まないコースですので、百名山みたいなコースよりはいろんな意味でかなり心細いではありました。
頂上からの日光連山のヴューは格別です。女峰山が真ん中みたいな位置だからね。
自分に課したチャレンジを無事に達成出来て良かったです。
誰かが一緒に行ってくれとお願いでもされない限り、もう二度と行きませんが(笑)


小槌の宿 鶴亀大吉

2017-11-11 01:30:34 | 旅行・お出かけ

日光東照宮への近さは1番のホテルじゃないかな。私は今回女峰山登山の為、二荒山神社にいかに近いか(歩いて行けるか)でこの宿を選びました。
※前提としては一人で泊まることが可能な宿。








なんと部屋がめちゃくちゃタバコ臭かった(>_<)




内湯はやや温めで、


露天風呂はやや熱めかな。
※立ち上がると国道を歩いている観光客から見えてしまいます。


とにかく縁起の良さそうなネーミングが多いホテルでした。


登山→風呂上がり→打ち上げ開始です。
この瞬間の為に登山してると言っても過言ではありません(^^;)
登山な苦しければ苦しかったほど、温泉も酒も飯も最高なんだよね。






ウメ(>_<)
アンズ(>_<)
あ、あいたひよぅ…


朝食4.6
夕食4.8
部屋3.0
※とにかくタバコ臭すぎて… パチンコ屋レベルです。
風呂4.3
※泉質なのか入浴後塩素のような臭いが体にかなり残ります。それがなければ4.5ですね。
接客4.8

館内はとにかく清潔、フロントから案内係、食事の配膳係と接客はものすごく気持ちが良いです。
朝飯、夕飯はかなり美味いし、風呂は最高で言う事なしだからこそ、部屋が尋常じゃなくタバコ臭いのが本当に残念でした。
俺の泊まった洋室タイプだけかもしれないですけどね。
今度はタバコ臭い部屋を避けたい旨を伝えて予約しようっと。