先日、突然北斗の拳の漫画のとあるシーンが浮かびました。
北斗の拳は、学生のとき友達が「これ、ほんとアツいから!絶対面白いから!」と文庫版を全巻貸してくれたことがあって、一度だけ全部読んだことがあります。
なんとなくフーンという気持ちで読んでみると、男たちの命を賭した熱い闘いと友情にガツンとやられて結局読み出したら止まらなくなり、最後まで夢中で読んだ思い出が。
読んだのはもう10年も前の話です。
ストーリーももうすっかり忘れてしまって「ひでぶ!」とか「あべし!」という擬音しか覚えていないのですが
突然あるシーンが思い出されて急に北斗の拳が読みたくなりました。
ケンシロウの仲間がなんだか小屋のようなところにはいって絶命するシーンなのですが、そこがものすごーく気になって仕方がなくなりました。
で、あまりに気になるので、北斗の拳のサイトに行くと、うっすらと当時の記憶が思い出されて、その小屋の中で絶命したキャラクターが南斗水鳥拳のレイだとわかりました。
あー、わかってスッキリした!と思いきやまたもや日常の中でちらちらとその絶命した小屋が思い出されるもんだからその部分だけ本買ってみようかなぁ…とブックオフに行ってみました。
文庫版の北斗の拳のコーナーに行って、何巻だろうなぁ…と思いながらなにげなく手に取った巻を開いてみると、ちょうどレイが死ぬところのページだったので、むむむ…これは…!となにかを感じ、その巻と前の巻だけを購入しました。
じっくり読んでみるとレイは、マミヤのために涙を流し、命を捧げ、小さい子供が傷つけられていると「てめーらの血は何色だー!」と激昂し、妹や仲間のためにつくすナイスガイでした。
小屋に籠って絶命までのストーリーを読みながら思い出していく中で、レイが絶命するシーンでもう号泣。
久しぶりに漫画を読んで思い切り泣きました。
だーっと泣くと、自分の中の何かが一緒に解放に向かうような、癒されるような感じがしました。
先々週、ヒプノセラピーに行ってきたんですが、その前世やらいろいろな思いの解放に、レイの生き様、死に様を読む必要があったんだろうなぁ…と思いました。