空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

気分的体感温度

2005-01-13 05:51:38 | kiroku:sky/雲や空の表情

2005.1.13 6:15

 13日朝の東京の最低気温は-1℃。
 風のせいで、体感気温は-5℃。


 年末年始にはアメリカ東海岸では超低温と大雪が降り、イギリス、北欧、欧州各地、そして今はカリフォルニアで大洪水というニュースが連日流れています。
 先日アリゾナやラスベガスに行った知人は、あの砂漠で毎日のように雨に降られたとのこと。

 今冬は偏西風の経路や形状が例年と大きく異なっていることが原因の一つのようで、日本上空からカムチャッカ半島付近は大きな逆コ字のように複雑な曲がり方をしています。
 屈曲部の底には低気圧が集まって動けなくなるので、新潟などの日本海側では大雪が続いているという訳らしい。

 例年今頃は北極からの寒気団の一つはアラスカ上空にあるべきだそうですが、今冬は偏西風のきつい蛇行のために、アラスカ上空を素通りしてアメリカ西海岸の方へずれて降りていたようです。
 そのため、年末年始のアラスカでは異常に気温が高くて、最低気温がマイナス一桁台!!(横浜が2~3℃の時に、フェアバンクスは-4℃。八王子の方が寒かったのです!^^;;)
 そのせいかフェアバンクスや北極圏内では何年ぶり(十年以上ぶりと言う人も)という大雪が降り、渋滞や事故が多発、雪かきで人々は大変な年末年始だったとのこと。
 しかし、10日ころから急激に気温が下がって、今のフェアバンクスでは-45℃!!
 偏西風の流れが変わったのでしょうか?


 それでも、室内環境は、どう考えてもアラスカのほうが過ごしやすいです。
 極端に乾いた空気のせいで静電気はすごいですが…。
 暗い部屋でセーターなどを脱ぐと、パチパチと青白い光が綺麗。
 しかしながら、とても痛い。
 部屋のドアノブ、水道の蛇口、車のドアなど、金属製のものを触ろうと思うとちょっとしたコツが必要で、そうしても時には痛い目に遭います。
 誰かと人差し指の先をチョンとくっつけあえば、簡単にE.T.ごっこが…。(^^;;;)
 私はきっと帯電しやすい体質なのだろうとは思いますが、余り良いことではないですね。(確かに健康とは言い難い)


 今日のフェアバンクスは…室温20℃としても、外気温との差はなんと60℃以上!
 身体に良くなさそう…。(*_*;)
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ホッキョクグマの涙

2005-01-13 03:39:00 | 雑記帳/TV番組情報
テレビ朝日『素敵な宇宙船地球号』
1月16日(日) 23:00~23:30
『ホッキョクグマの涙』 ~カナダ・ハドソン湾に迫る危機~
ナレーター:緒形 拳
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20050116/index.html

 カナダ・マニトバ州チャーチル。
 ここはハドソン湾に面した、ホッキョクグマ(シロクマ)で有名な町。
 いつか訪れてみたいと思っている場所です。
 
 彼らの大好物はアザラシなのですが、夏の間はそのアザラシもハドソン湾沿岸近くには居なくなってしまうため、ホッキョクグマ達は陸の上で何ヶ月もジッと空腹に耐えているしかありません。
 砂浜に打ち上げられた海草を口にしたり、時には草原の草花などで飢えをしのいだりしていますが、痩せこけたホッキョクグマは哀愁を漂わせています。
 あのホッキョクグマがお花畑に居るという姿だけで、とても奇妙なものですが、夏の間は断食をしているなんて…。
 岩合光昭氏が撮影された映像、写真でそれを知って、とても驚きました。

 毎年10月中旬になると、あちこちに散らばっていたホッキョクグマ達は一斉にチャーチルに集まってきます。
 待ちに待った氷が最初に張り始めるのが、ここチャーチルだからなのです。
 氷が張れば、ホッキョクグマ達は沖合いまでアザラシを捕りに行ける訳です。

 しかし、何ヶ月も空腹に耐えていたホッキョクグマ達はとても凶暴。
 たまたま最初に氷が張り始める場所が街になったのかなど因果関係は分かりませんが、ホッキョクグマ達が目指す所へ行くためには、1,000の人間が暮らす生活の中を通過していかなければなりません。
 集まってきたホッキョクグマが町外れのゴミ捨て場を荒らしたり、氷がしっかり厚くなるまでの間に、民家に近づいて口に入るものならば何でも食べようとするために、しばしば問題が起こります。
 トラブルを起こしたホッキョクグマは捕らえられ、沖まで氷が張るまでの間は街の外れの檻に収監されて、氷が厚くなったら一頭ずつヘリコプターで運ばれるという映像を見たことがあります。
 但し、余りにも人間圏に近づきすぎてしまったホッキョクグマは、残念ながら射殺されてしまいます。

 地球温暖化の声が出てどれくらい経つでしょうか。
 その影響は、ハドソン湾にも深刻に出ています。
 25年前に比べて、ハドソン湾の凍結期間が2週間短くなっているのだそうです。
 それはホッキョクグマ達が獲物を得られない期間が増えたということであり、同時に人間との接触機会が増えるということでもあります。
 出産率や仔熊の数が減ったとの調査結果があるそうで心配です。
 どのような対応策が取られているのでしょうか。

 それは番組を見たら分かる?
コメント (2)
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