左手のピアニスト・舘野泉・再びつかんだ音楽(再)
2005年12月20日(火)
NHKハイビジョン
16:00~18:00
本番組のオンエアは、何度目かの再放送です。
それだけリクエストが多いということなのでしょう。
今年は
東京都の人権週間キャンペーン(12月4日~10日)に舘野さんが起用されて、ポスターや短い期間でしたがTVCFのオンエアがありましたので、目や耳にされた方もいらっしゃると思います。
イヴェントについて(終了)
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00067SSX8&=1&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000ff&bc1=acccf5&bg1=acccf5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left"></iframe> 舘野 泉さん。
フィンランド・ヘルシンキ在住のピアニスト。
透明で光やパッションに溢れる音色は、多くの人々の心を虜にします。
しかし、演奏生活40周年を迎えた翌年に、脳梗塞で右半身不随に。
そして2年にわたるリハビリによって、奇跡とも言える復活を遂げます。
右手には以前のようには力が入らないということで、左手のみでの演奏なのですが、それを耳にした人は左手だけで弾いていることに気づかないほど素晴らしいのです!
これは奇跡ではなく、血の滲むような努力や不屈の精神(フィンランド魂-Sisu-とも言えそう)によって成し遂げられたことでしょう。
舘野さんの紡ぐ音が明るく暖かいだけでなく、力強さをも含んでいるのは、そのお人柄ゆえではないでしょうか。
でも、決して人を威圧するものではありません。
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舘野 泉さんのCD
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舘野 泉さんの書籍
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舘野 泉プロフィール詳細
最新作は、世界中から左手のみで演奏するピアノ曲を探した他(ヴァイオリニストのご子息のご尽力も大きいかと…)、間宮芳夫氏に作品を委嘱されたと記憶しています。
私が
舘野泉さんの音に初めて触れたのは、20年以上前…いや、もう25年ほど前のことかも知れません。
まだCDはなく、収録曲のコダーイ『巷に雨の降るごとく』ノイズ入りになってしまっています。(;_;)
是非CDがあれば入手したいと思っているのですが、見つかりません。
レコードでも良いのですけれど。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000BW80K4&=1&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000ff&bc1=acccf5&bg1=acccf5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left"></iframe> なお、復帰第一作の『風のしるし』が大好評で、年明け1月18日には第二作目『
タピオラ幻景-左手のためのピアノ作品集2』のリリースが決定!
予約受付中です。
収録曲はいずれも舘野 泉氏に献呈された作品で、吉松 隆氏の表題曲『タピオラ幻景』(タピオラとは、フィンランド語で神々の住む場所の意。カレワラの中にも出てきますよね?)と、ノルドグレン氏の『小泉八雲の"怪談"によるバラード2』です。
作品紹介(エイベックスのクラッシックって、なんだかピンと来ませんが…。^^;;)