
見えない雷 2万分の1秒の世界
2011年2月 5日(土) 20:00~20:44
2011年2月15日(火) 1:05~ 1:49
NHK総合
世界有数の雷発生地帯、オーストラリア・ダーウィン。
1年の雨季のうち3ヶ月、広い大地に雷が落ちない日はありません。
雷はいつ、どこに落ちるのか?それは、今の科学をもってしても解けない謎。
その謎に迫る挑戦が始まりました。
実は、激しい稲妻が光る直前に、私たちが知らない「見えない雷」があるのです。
NHKが開発したウルトラハイスピードカメラ。
映し出されるのは2万分の1の世界。
大自然の驚異。雷の知られざる姿に迫ります。
WONDER1:世界有数の雷地帯「ダーウィン」
なぜ、ダーウィンにそんなに雷が多いのか?それは上空に現れるも巨大な積乱雲。モクモクと、まるで煙が立ち上るように見えることから、ダーウィンは「世界の煙突」と呼ばれるほどです。雨期、新聞の一面を飾るのは雷の写真。その写真を撮っているのが「ストームチェーサー」と呼ばれる人々です。取材班はその一人であるマイクさんの撮影に同行しました。間近で見る雷の迫力とは!?
WONDER2:「見えない雷」とは?
撮影中、あわや雷の直撃を受けそうになったことがあるというストームチェーサーのマイクさん、その直前、体に不思議な変化を感じていました。突然、全身の毛が逆立ったのです。「雷が落ちる場所には、その前に電気が降ってきている」。これは、研究者の間でも古くから存在が知られる雷の前兆現象、「見えない雷」かもしれません。稲妻が走る直前、細く弱い電気が「あみだくじ」のように枝分かれしながら地上に向かって伸び、そしてそのうちの1つが地面とつながった所に、一気に大量の電気が流れ、目に見える雷となるというものです。
WONDER3:世界初!これが「見えない雷」だ!!
「見えない雷」の全貌をとらえようと、取材班はカミナリ親父の異名を取る大阪大学の河崎教授とタッグを組むことにしました。教授が開発したカミナリの発生場所を特定する高性能アンテナと、NHKのウルトラハイスピードカメラで撮影に挑みます。しかし、挑戦は失敗の連続。幸運は思わぬ所から訪れました。千載一遇のチャンスに、取材班はついに捉えたのです。世界初、2万分の1秒の世界。枝分かれした細い光の一本一本が空気を破壊しながら、曲がりくねって地上に向かっていく美しい姿。どうぞご堪能ください。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4759813160&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe> <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=413062718X&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe> <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4526060925&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe> <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4780703301&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>