アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

こんなもの、いらない

2013年11月17日 19時01分40秒 | 日記
自動ブレーキがもてはやされ、搭載する車は販売好調のようだが、ほとんど働かないのでは。?

おそらくこの機能が付いた「くるま」を買う人はいざとなれば、「「くるま」が停まってくれる、と誤解しているのではないか。?個人的にも経験があるが、いざパニックブレーキを踏むときは、それなりにスピードが出ている時であり、30Kmh以下でしか効かない、自動ブレーキが機能するスピード領域ではない。

図らずもマツダの試乗車事故で証明された。興味本位で「ホントに効くんかい。?」とアクセルを開けたのだろう。結果、バリアのスポンジをなぎ倒し、後ろの鉄策に激突。

ABSもしかり。
5Km/hでは効かない。身をもってABSの限界を試した経験がある。運転していた21turbo、柳沢峠の下りで上ってきたセドリックと正面衝突したのだ。路面は雪。もちろん、当方下りにてノロノロ運転。まさか、停まらないとは思わなかった。スローモーションのようにゴツン。相手は無傷。運悪く、こちらはラジエーターを直撃されクーラント液がダダ漏れで、走行不能。レッカー移動である。甲府側の南斜面は雪がなく、日陰の北斜面にわずかに積もった雪で事故ったのだ。24年前の出来事である。

このときABSが付いているから平気、と慢心していた。
説明書をよく読むと5Km/hでは機能しない、と小さく書かれていた。

こんなものに頼ってどうせ「くるま」がブレーキ自動に踏んでくれるから、と弛緩した怠慢運転が「増えることは」明らか。事故防止どころか、事故増加である。

個人的にはこんなもの、いらない。

事故を減らすにはAT廃止が一番。
「くるま」を運転できる人が激減。確率論的に事故は減り、交通渋滞も解消。

もちろん現実には不可能だが。