アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

先は長い

2014年06月21日 23時28分08秒 | 発達障害
本日1か月ぶりの母親の診察日。なんとあと1か月で介護保険で可能な入院期間はおしまいなのに、3か月入院せよ、とのご託言。本来、固定しているボルトと骨頭まで20mmの距離があるのに、たった4㎜しかない。負荷をかけ過ぎると、ボルトが骨頭に突き刺さる可能性があり、万一そうなると人工骨頭にする手術が必要になる。それだけは、執刀医も避けたいらしく、減免しつつリハビリをしてください、というわけだ。ある程度負荷をかけないと、骨も固まらないのだ。宇宙飛行士がよい例だ。無重力だと、骨が脆くなり地球帰還後直後は自力では歩けない。


最初の1か月は1/3、2か月目は1/2そして最後の1か月で100%の荷重をかけるリハビリ。心配なのには、以前ここで言及した認知症の兆候が散見されたこと。しかし、どうやら混乱しただけで認知症ではないらしい。介護の認定見直しで来院した市役所の担当者が、認知の問題なしと太鼓判。


危惧するのは認知症というより、鬱病の可能性だ。家族と週末しかあえない不安と、一生車いす生活になるかもしれない不安。怪我より長期入院によりストレスの蓄積のほうが怖い。本人には3か月の我慢で歩けるようになると、言い聞かせ納得はしているが、「自宅に帰りたい。こんなところにもう居たくない。」と訴える母親を見ると、心が痛む。


さらに問題。
介護保険ででる費用は3か月。1割負担で今は月10万。それが100%負担で100万円、2か月で200万円余計な費用が掛かる。今日は本人がいたので、医師にはこの件を問い質さなかったが、自分のミスをハッキリ認めている以上当然費用面も考えているはず、である。もちろん、彼個人の問題ではなく病院との交渉になるのだが。
すべて解決しても退院は9月。実に半年の入院である。介護の一環と考えれば短い期間だが、家族が倒れことのたいへんさを今更ながら、痛感している。