今宵の一枚はレッド・ツェッペリンのFirstだ。ということで本日は番外編、Rockシリーズである。元々はRock小僧、学生時代の4年間はひたすらRockに明け暮れていたのだ。それもハードロック、大音量でガンガン鳴らしていた。当時はまだCDが世に出る前でLP全盛、そしてオーディオ全盛時代だった。ハードロックといえば、大御所はレッド・ツェッペリンとディープパープル。友人とどっちが王者か激論を交わしたものだが(笑)、個人的にはやはりZepが一番。アルバムは当然、コンプリート。残念だったのはライブに行けなかったこと。初来日時が高校生でまだRockに目覚めておらず世はフォーク全盛時代。チケットを手に入れワクワクして待っていた時はすでに遅し。ジョン・ボーナムが亡くなり来日は立ち消え、グループも解散。
そんなわけでこのFirst Albumは擦り切れるほどに聴き込み耳タコ状態。15年ぶりだろうか、久々にターンテーブルに乗せ針を落とした。Zepの録音はあろうことかオーディオ的には落第なのだが、620Bで聴くと味わい深く、新鮮に感じた。ハイファイではないし、ピンクプロイドのような凝りまくったマニアックな録音ではないが、ジミーページのアコギがリアルで存在感が際立つ。一音一音明確でさすが三大ギタリストとうたわれただけあって、テクニックも超一流と改めて痛感。新たな発見はジョンポールジョーンズのベース。上手い。Zep=ジミーページ&ロバートプラントと思われがちだが、リズムセクションの強力さがあってこそである。ジョンボーナムのドラムの凄さは知れ渡っているが、意外に彼のベースの凄さは知られていない。また評価も今一つ。納得がいかない。
ハードロックのハードたる所以はこのアルバムに凝縮されている。 You shock metとDazed and confusedは必聴中の必聴。
side A
1.Good times bad times
2.Babe I've gonna leave you
3.You shock me
4.Dazed and confused
side B
1.Your time is gonna time
2.Black mountain side
3.Communication break down
4.I can't quit your baby
5.How many more time
(personnel)
Jimmy Page(guitar)
Robert Plant(vocal)
John Bonham(drums)
Jonn paul Jones(bass)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます