SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

見事な対比

2022-08-06 22:38:00 | 日記
雷が鳴るくもりの朝
になりましたので
少し涼しくなるかな、、と
期待しましたが、
お昼前には又、暑さが
戻ってきました。



夕方になっても入道雲が
モクモクの夏空です。



    🍹🍹🍹

ショパン スケルツォ1番

 


冒頭の衝撃的な
2つの鋭い不協和音は
パリに向かう旅の途中、
シュツットガルトで
ワルシャワ陥落を知った
ショパンの心情を
あらわしています。

それに続く嵐のような主題に彼の激しい憤りを感じます。
(練習曲「革命」も同じ時期
の作品です。


中間部は一転して
今でもポ―ランドの教会で
歌われている
クリスマス・キャロル
「眠れ幼子イエス」が
ショパンによって
見事に変奏されて
それはそれは美しく
心に染み入るのです。
 



マウリッツオ・ポリーニの
演奏。(9‘32‘‘)





① 藤田真央さんの演奏。
スケルツォ第1番の
前半と中間部。

② スケルツォ第2番の後半の
デモ演奏です。(3‘59‘‘)