SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

フィレンツェ全盛期

2023-12-01 09:20:31 | 日記

早いですね。
もう12月になって
しまいました。
忙しい毎日が
やってきます。

  ✨✨✨✨✨


イタリア中部の都市
フィレンツェ。

その中心地に
13世紀末に建設が
始まった
サンタ・マリア・デル・
フィオーレ大聖堂は
140年かけて完成
しました。




それは
フィレンツェ全盛期を
迎えようとしていた
15世紀半ばで
作曲家
ギョ―ム・デュファイ
(1397―1471)が
大活躍していた時期
でした。

彼は中世音楽から
ルネサンス音楽への
転換を成し遂げ
フランス的・
イタリア的・
イギリス的要素を全て
取り込んで
高度に洗練させた
個性的な作品を
遺しました。

その才能は
3世紀あとに活躍する
バッハに匹敵する
偉大な作曲家です。

デュファイは
イタリアの
名家サヴォワ家で
働いていました。

ミサ曲
≪もしも私の顔が青いなら≫
を作曲しましたが
サヴォワ家の令嬢と
フランス王ルイ11世の
結婚式のために
書かれた作品ではないかと
いわれています。



ルネサンス期には
かつてのような
宗教的な厳格さが
薄れて
自由な雰囲気が
できていました。

音楽のルネサンスを
はじめたのは
デュファイと
いわれているようです。