長年、べ―ト―ヴェンの
楽譜で親しんでいた
ルドルフ大公の名。
威厳のある王さまかと
勝手な想像を
巡らせていましたが、、。
✨✨✨✨✨
ハプスブルク家の女帝
マリア・テレジアの孫で
マリ―・アントワネットの
甥のルドルフ大公。
20代後半で聖職に就いて
大司教、枢機卿の
重責を担いました。
べ―ト―ヴェンよりも
17歳も若かったのですが
べ―ト―ヴェンの
パトロンであり
作曲やピアノも
習っていました。
ピアノ協奏曲第5番
≪皇帝≫は
ルドルフ大公に
献呈されました。
ウィーンの
私的な演奏会で
初演を務めたのは
ルドルフ大公
だったのです。
ピアノソナタの
≪告別≫は
ナポレオンの
ウィーン侵攻により
ルドルフが
ウィーンから
退避する時に
書かれました。
≪ミサ・ソルムニス≫は
大公の大司教就任を
祝うために
書かれたものです。
≪大公≫と名がついた
ピアノ3重奏曲もあり
合計14曲以上が
ルドルフ大公に献呈
されました。
ルドルフ大公は
べ―ト―ヴェンが世を去る
1827年まで18年間
滞りなく年金を
贈っていましたが
ピアノや作曲の
レッスン代も
支払われたようです。
パトロンや
師弟関係を超えて
生涯の友となりましたが
べ―ト―ヴェンの没後
4年目の1831年
病弱のために
43歳の若さで
世を去りました。
彼はべ―ト―ヴェンの
初版楽譜を
所有していて
私信も含めて全て
ウィーン楽友協会に
寄贈されました。
✨✨✨✨✨
頂いたばかりの
コ―ヒ―豆が
ありましたので
今朝は
べ―ト―ヴェンを
想いながら
60粒を数えて
コ―ヒ―を淹れて
みました。(*^^*)