SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

エリザベートと美しく青きドナウ

2024-02-27 09:29:00 | 日記


革命後の不安定な
オ―ストリア帝国の
皇帝に18歳で即位した
フランツ・ヨ―ゼフ。
一目惚れを実らせて
妃に迎えたのが
16歳の美貌の皇妃
エリザベートでした。
身長は172cm、
ウエスト51cm
体重  45kgの
体型を保つために
激しいトレーニングと
ダイエットに
のめり込みますが
お菓子も大好きでした。


エリザベートは
ハプスブルク家の家風や
厳格な宮廷が肌に合わず
さまざまな口実を
見つけては
ウィーンを離れて
旅を続けていました。
彼女はハンガリ―で
人気があり
彼女自身も
ハンガリ―贔屓でした。

エリザベートが愛した
ハンガリ―の陶器ヘレンド




1867年
オーストリアが
プロイセンとの戦争に負けて
落ち込んでいる国民を
励ますために
シュトラウス2世が
「美しく青きドナウ」を
作曲しました。
同年の4月―10月にかけて
開かれた
第2回パリ万国博覧会で
シュトラウス2世が指揮
更にロンドンで演奏されて
世界中から楽譜の注文が
殺到します。
ウィーンでも
爆発的な人気を呼び
この頃からすでに
「第2の国歌」と呼ばれる
国民的音楽になります。

こんな時代に
美貌と夫からの
惜しみない愛情に
めぐまれながらも
満たされない心を抱いた
エリザベートは
悲劇の人生を歩んで
いきます。

ウィーン・フィル
「美しく青きドナウ」










最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ウイーンフィル (たこちゃん)
2024-02-27 09:13:06
おはようございます。
昨日も今日も、強風です。
昨夜は、おそるおそる、サントリーホールへ。
反田恭平とジャパンナショナルオーケストラ。

休憩時間に咳発作が!
あわてて、薬と水!苦しいったら。
完全に迷惑ババアになってました。

反田恭平、前髪ぱっつん、
黒Tシャツに黒ジャケットスーツ。
なんだか、藤田真央に似てきました。
若い女性が多いですねえ。
ホルンを吹くきれいな女性、
絶対に、何か起こるにちがいないと。
アンコールに『献呈』弾いてましたけどね。

前半(クープランの墓:オケ、プーランク:ピアノと小編成オケ)は
きれいだったけど、
後半のオケ(モーツアルト)は、
なんだか。。。
20番協奏曲の3楽章、ものすごい速さで
弾いたけど、
音がぐしゃっとして。
ーーー
ニューイヤーコンサートの最後に
必ず、青きドナウが演奏されるのは、
そういう理由だったのですね。

美貌にも、愛にも恵まれて、
幸せになれないなんて、なんという不幸。
生まれた時代が悪かったのかしら。
返信する
Unknown (m-sha)
2024-02-27 13:48:02
こんにちは。

反田さんの音楽会、
良く取れましたね。
咳の発作、大変。
休憩時間で良かった。

反田さんの
スケジュール、
過密ですね。
モーツァルトは
一番良くわかって
しまいます。
勉強の時間を取らないと
難しくなってきますね。
確かワイセンベルクも
コンクールのあと
2年くらい籠もって
勉強していましたね。
ルービンシュタインも。
レパートリーも
作らなければ
ならないし
厳しいですね。

エリザベートは
暗殺されてお気の毒。
なんでもほどほどが
良いかな。

今日も寒いです。
あたたかくして
お過ごし下さいませね。
返信する
Unknown (m-sha)
2024-02-27 13:52:00
追伸−間違えました。
ワイセンベルクは
演奏活動から離れて
9年間「自分を鍛えなおす」
と勉強していましたね。
2年は別の方です。m(_ _)m
返信する

コメントを投稿