
残暑厳しい一日でしたが
夕方、扉を開けると
涼しい風が入って
空には秋の雲が
広がっていました。
子供達は来週から学校です。
🥀🥀🥀🥀🥀
ドビュッシーは
パリ音楽院で
14歳の時に
エミ―ル・デュランの
和声学(作曲の勉強)の
クラスに入りましたが
厳格な教え方で有名だった
ようです。
彼は新しい響きを教える
先生ではなく
古い規則を間違えなく
伝えるタイプだったのです。
ドビュッシーは
普通ではない音の響きを、
つまり
普通ではない音の
つなげかたについて
興味を持ちはじめて
いたので
課題はいつも
先生の赤鉛筆で
真っ赤になっていました。
それでもめげることなく
頑強に続けていましたら、
先生はついに
「すべては断固として
規則に違反している。
だが才能はある」と
言ったのです。
✨✨✨✨✨
「喜びの島」
ドビュッシ―の
ピアノ作品は
ピアニッシモで
消えていく作品が
多いのですが、
「喜びの島」だけは
トレモロとアルペジオが
炸裂して狂乱の
フィナーレを迎えます。
フランスの
ロココ時代の画家ワト―の「シテ―ル島への船出」の
影響を受けて
1904年に作曲されましたが
超絶技巧を要求される曲で
豊かな色彩感ときらびやかな
世界観を持つ名作です。
ドビュッシー自身、
「なんと弾くのがむずかしいんでしょう。この作品は
ピアノで演奏しうる
すべての手法の集大成の
ように思われます」と
出版社宛ての手紙に
書いています。
🎵🎵🎵🎵🎵
マウリツィオ・ポリ―ニの
演奏です。
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