SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

紳士の国の紳士

2024-02-25 09:07:00 | 日記

近代イギリスの
音楽の父
サ―・エドワ―ド・エルガ―
ほぼ独学で作曲を
学びました。

大作曲家にはワイルドで
奔放な人生を生きた人が
多い中、エルガ―は
愛妻家で紳士でした。

1899年
「エニグマ変奏曲」
の初演の大成功で
世界的に有名になります。



当時の国王
エドワ―ド7世は
母ヴィクトリア女王が
長寿であったため
58歳まで皇太子でした。



彼はヨ―ロッパ中で
浮き名を流し
放蕩息子で
過ごしたことで
有名でした。


ヴィクトリア女王の
崩御に伴い
王位に就くことになった
エドワ―ド7世の戴冠式の
ガラ・コンサ―トへの
楽曲の依頼を受けた
エルガ―は
「威風堂々」第1番を
作曲します。

初演を聴いた
エドワ―ド7世は
たいそう気に入り
「中間部分のメロディーに
合唱を入れては?」と
提案しました。
翌年の国王の戴冠式。
「戴冠式頌歌」の終曲の
「希望と栄光の国」に
威風堂々の
メロディーを用い
更に大成功を収めました。



エルガ―は1904年
47歳の時に
エドワ―ド7世から
ナイトに叙されます。

ロイヤル・オペラ・ハウスで
行われたエルガ―の演奏会に
エドワ―ド7世は
2夜連続で臨席して
います。

エドワ―ド7世の在位は
わずか10年足らずでしたが
その短いエドワ―ド朝で
エルガ―は
英国の音楽ここにありと
ヨ―ロッパ中に
名前を知らしめました。

晩年には
バロネット(准男爵)に
叙されています。










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2 コメント

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在位 (たこちゃん)
2024-02-25 10:05:46
おはようございます。
最悪の時期は過ぎたようで、
昨夜は、なんとか眠りました。
まだ咳・痰はでますが、頻度は減りました。

昨夜、小澤征爾のウイーンフィルの録画を
見ていました。今更ながら、あら、指揮棒を
持っていないのね、と。
客席にいるご家族の存在もしっかり認知!

エルガーの威風堂々、曲は、だれでも
知っているのに、曲名や作曲家が
すっとでてこないですねえ。

今日は、お掃除デー、月末換気扇フィルター交換、週末ヤツのシーツ変えの日(←不在だから私が)。
さて、頑張ってきます。
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Unknown (m-sha)
2024-02-26 19:03:48
こんばんは。

おやすみになれて
良かったです。
お掃除もで
なさったのですね。
ヤツさまの分まで?
💢

小澤氏の勉強は
半端ないですね。
全部暗譜がとにかく
凄い!
リズム感抜群で
かっこいいです。

今日はこちらは
とても寒いです。
そちらはいかがですか。

まだあと少し
無理なさらないで
お大切にね。🥀
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