最近の話。
とある女医さんと話をする機会があった。
医者が技術者としてやったことを報告してもらう為である。
一通り説明してもらったんだけど、まぁ丁寧に話してくれましたよ。
でも。
根本的におかしいでしょ。
医者ってのは医療の専門家だと思うのだけど。
普通の専門家ってのは、自分がやったことを報告書に纏める。
その内容が良ければ、お金がもらえる訳だ。
契約事項を満足することをやりましたよ、だから契約に従って
お金を請求します、というのが筋だ。
こういう感覚が、医者には全くない。
そもそも、診断書を書いてもらうのが別料金という処で意識の
低さを感じる。
そもそも、病気や怪我を治してもらう為に医者にかかる訳で、
治療にかかる作業料金を支払うという仕組みが間違っている。
治らない病気はどうするんだ? という反論が出て来るとした
ら、もう目もあてられない。
それじゃ、派遣さんやパートさんと同じ意識レベルですよ。
いや、そういう契約形態を認めない訳じゃないんだけど、患者
の命を預かり、さらけ出された全てを受け止める【医者】という
職種が、時間労働者の感覚で運営されているのは驚きだ。
学生時代、女医さんの卵に知り合いがいて、彼女から感じて
いた納得いかない感覚、土俵の違い、そんなものが再び頭に
甦った瞬間でした。
おいらは大きなことを言える様な人間ではないけども、この国
の問題の多くが、医療という現場と組織に内在していると強く
感じた。あとは教育関係にもね。
内部にいる人間に、全てを気付けというのは酷な話だとも思う。
現状を是としない、チェック機関が必要だ。
不正の温床になりがちだけどね。
とても崇高で、重要で、ありがたい役割を持った【先生】達。
医者や教育者や政治家のみなさん。
【先生】と呼ばれる所以を根本から反芻してください。
我々は文句を言うことしかできませんが、頼りにしている証で
もあるし、頼られる職種なんですよ。
頼みます。
小姑なクリック。
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