鉄道の台車を思い浮かべて欲しい。
通勤電車なら、鉄製の車輪が4個付いている物です。
思い浮かびましたか?
真正面から見ると ↓ こんな感じになると思います。

さて、ここで問題。
電車はなぜ曲がることができるのでしょう?
この図にもあるように、左右の車輪は車軸で結合されています。
『曲がる』ということは、車輪が接している線路が曲線を描くということで、
内側と外側の線路は長さが異なります。当然、外側の方が長くなります。
車輪の直径は同じで、結合されている以上は左右の回転数も同じです。
つまり、「車輪の円周×回転数」が走行距離であって、左右の走行距離
は同じなのです。
これでは、電車はカーブを曲がることができません。
なのに、実際には曲がりくねった線路の上を走っています。
これ如何に。
小学生の時に出された問題でした。
因みに、実物が上図のままだと、電車は曲がれません。実際はどこかに
工夫が施されています。
この問題の答えは単純だったけど、似たように見えてずっと難しい問題も
ありました。
それは別途。
発想転換クリック。
↓


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