喜多院 本堂 |
何でこんなに大きく、手厚くなっているんだろう。東照宮もあるし何なんだろう?って思っていたら、どうやら徳川家康縁の地のようです。看板によると出生した土地とあったような。
一説によると、野球の江川投手の江川と徳川とは両方とも『えがわ』と読めますよね。縁があると言う話を聞いた事があります。と言う事は徳川氏は東の人間なのでしょうか?うーん、判らない。
まあ、そんな事は置いといて、いろいろ見所がある場所でした。ちなみに五百羅漢の脇の紋を撮影したのですが、ここの紋が『丸に二つ引両』だったのには驚きました。この丸に二つ引き両は足利氏(足利尊氏など)の紋で、天海僧正の紋とも言われているようです。うちも実は一緒なのですが。
建立は天長7年(830年)で円仁(慈覚大師)が開祖と言われています。信じられないほど古いですね。
むかしむかし、天海僧正はここの山号を『星野山』から『東叡山』にした事があります。東叡山とは東の比叡山です。ひょっとして関東全域を京都に似せようとしたのでしょうか。その後、東叡山の山号を星野山に戻すのですが何か都合があったのでしょうね。
広いので行きませんでしたが、慈眼堂と言う堂宇があるのですが慈眼は天海僧正の諡です。この慈眼はいろいろな所に出てきますよ。探してみると面白いかも。
喜多院 入り口 | 喜多院 山門 | 天海僧正像 |
五百羅漢 | 喜多院 本堂 | 多宝塔 |
日枝神社 |
実はととちはある年の正月に赤坂の日枝神社にお願いをしたら、それがかなったのでお礼行きました。次の年にもお願いをしました。それもかないました。そんな事が何度かあったので、行く事が出来る時は正月に赤坂の日枝神社に行っています。
一目で良いから、大田道灌が勧請した元の日枝神社を見ておこうと思って今回川越に出かけました。電線が邪魔ですが、なんだか木々が鬱蒼として良いところのようです。
お参りもしましたよ。お願いはせず、ただ無心にお参りしました。幾つもの事をかなえていただいていますから、それだけでも充分過ぎると考えました。見た感じは意外に狭く、喜多院の一部みたいな感じでした。
道路などもしっかり迂回しているので、地元では大切にされているのでしょうね。
ちなみにととちの五行は土、大山咋神も土の神様(だったら)相性が良い神様になります。
喜多院側から | 日枝神社正面 | 日枝神社本殿 | 石碑 |
通りから見た出世稲荷 | 出世稲荷 |
出世稲荷のご利益はずばり出世ですね。前でぺこりと頭を下げてお参りをしました。ととちは出世願望は強くありませんが、前を通って知らん振りは出来ませんよね。
実はお稲荷さんと言うのは結構複雑で難しい信仰形態の一つのようです。簡単に書くと神道系と仏教系に分かれます。神道系は『宇迦之御魂神(もしくは倉稲魂命、読みはうかのみたま)』を奉ります。仏教系は『荼枳尼天(だきにてん)』を奉ったものです。
ちなみに前の川越八幡に祭られていたお稲荷様は倉稲魂命
詳しくはよく判りませんが、それ以外にもあるようです。なぜかと言うと昔の治世者が『訳の判らない民間信仰は淫祀(いんし)である。』と言う名目でおらが村の神様を切り捨てていったと言った歴史があるようです。
まあ、場合によっては怖い神様を祭ってある場合もあるということを忘れてはいけないと思います。古いお社などはそういう事もあるかもしれないので、何でもお参りすれば良いと言うものではないのかもしれませんね。
※10月28日訂正 荼枳尼天の部分を削除。
川越八幡宮 |
そこを進んでいくと、いきなり通りに面した木が見えてきます。鳥居があり、そこから入ると川越八幡です。かわいい(小さな)鳥居だなと思っていたら、そこは裏側でした。
境内は綺麗に整備されていて、参拝する方も結構居ました。縁結びの木やお稲荷さんもありました。良縁があると良いですねぇ。そういえば、私の周囲には良縁を求めている人がたくさんいるなぁ。八幡様よろしくお願いいたします。パンパン 街中なのに結構静か、だけど人は多いと不思議な境内でした。
どうやら川越の街は木が多いところのようです。なんだか気持ちが良いのはそのためかもしれません。自然があるのは良いねぇ。
まだまだ、八幡通りを進みますよ。
鳥居 | 本殿 | 縁結びの木 | 八幡境内 |
川越にお出かけ。目的は川越の街並みを撮影するのが目的かな。本当はあるんだけど今は秘密。あとでね。 和光市から東武東上線で川越駅で下車。降りてみて吃驚しました。かなり昔に降りたっきりなので様変わりしている。こんな近代的な駅になっているなんて。冷静に考えたら当たり前ですね。それだけ時間が経っていますからね。 今日は川越駅の近くの八幡さんに行って、出世稲荷、喜多院、日枝神社、東照宮、時の鐘を見に行きます。果たして、無事に目的地にたどり着けるか。土曜日の午後の混み具合は?ちゃんと最後まで体力が持つか。不安はいっぱいだけれど、とりあえず川越の駅に降り立ちました。 そうそう、今回川越の街を巡るのに役に立ったサイトがあるのでそこの紹介をしておきましょう。サイトの名前は『川越散策に行こう!』さんです。そこのPDFで書かれた、『小江戸散策地図』が最後までとても役に立ちました。 それではスタート!! まず始めは川越八幡です。 | 川越駅 |
駅の周囲 |
50mmレンズ | VRレンズ |
何で撮れなかったかと言うと、しゃるさんのアドバイスにある被写界深度にあるらしい。しゃるさんアドバイスありがとうございます。ピントの合う範囲ですね。
絞りを開放すると被写界深度が狭まるようです。それも、この50mmレンズの場合はいっぱいに開放するとかなり狭くなるようです。それを頭においてピントを合わせます。結構厳密ですね。
室内だと光量が足りないので、絞りを開放する必要があります。目一杯はきついので1段ほど戻して、ピントを合わせます。上手く行かない。もう一度ピントを少し手前気味に合わせる。なんてな事を試行錯誤で行いました。
すると、何とか写りましたよ。50mmレンズの方が後ろのボケが大きいですね。これは位置も関係してくると思います。あっ、後ろのノートパソコンがわかってしまう。