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マックいのまたのMalt Whisky Distillery

モルト好きで株式公開/上場(IPO)の経営戦略,マーケティング,M&Aを支援する経営コンサルタントのプライベートブログ

The Owner's Cask 白州蒸溜所2000

2014-10-20 10:13:27 | グルメ
サントリーがコアなウィスキー・ファン(マニア?)向けに提供して
いる樽買いのサービスが、オーナーズ・カスクと呼ばれるもの。

山崎蒸溜所と白州蒸溜所のお好きなウィスキーが樽で購入できます。
価格は150万円とか。

OwnersCaskHakushu2000.jpg

当初は100万円未満だったのですが、ウィスキーブームの高まりと
ともに価格も上昇基調にあり、そのうち200万円になるのではない
でしょうか。バットかシェリー樽ならアリだと思いますが、バレルや
ホッグズヘッドではどうでしょう。

買ったはいいですが、その後数百本のボトルをどうするか?という
話になりますから、蔵をもつお金持ちか流通をもつ業者か、あるいは
チェーン店の呑み屋などに限られてしまうのではないでしょうか。
私の価格感からすると、正直なところ高いと思っています。

さて、そんな下世話な話はどうでもよいとして、チルフィルター処理
前の白州が飲みたかったのでオーダーしたのですが、これまた若干
イメージとは異なりました。

写真背景に写っている能書きを転記すると「スコットランドの精麦
メーカー(筆者注:ディアジオ・ポートエレンか?)に特注した『ヘビ
リー・ピーテッド麦芽』を使用したと思う結構ピーティーなタイプ。
アイラ党はぜひお試し下さい。」とあり、大雑把な印象としては、
同じくヘヴィ・ピーテッドのカリラに近いです。

それこそカリラが大雑把なウィスキーになってきているので、こちら
の方が洗練度が高く、カリラだと思って飲めば美味しいでしょう。白
州だと思って飲むと明確に「違う」ということになりそうです。

10年ホッグズヘッド熟成の62度。ピーティで荒っぽい白州を
珍しいといって好む、個性を楽しみたい人向けだと思います。
 

感謝!

 


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