(写真:海水淡水化センターのしくみを勉強)
海水淡水化センターを訪問
海ノ中道奈多にあります福岡地区水道企業団が管理する「まみずピア・海水淡水化センターを視察しました。以前から興味がある施設でしたがやっと現地を訪れその仕組みやプラントを実際身近に見ることが出来ました。
福岡市は過去の渇水の経験をもとに、新しい水資源の開発が課題とされてきました。現在すでに河川利用率は限界に達していて、さらに近年の少雨傾向などの影響によって、いっそう不安定さが増加します。
淡水は北極や南極の氷を加えても2.5%といわれています。しかも人類が飲料水として使えるのは、わずか0.8%しかありません。
このような福岡の水事情を踏まえ、気象に左右されることなく、安定的に水量を供給でき、また流域外の筑後川水系に多くを依存する福岡の自助努力の一環としても海水淡水化事業を行うこととなりました。
このプラントは世界でトップクラスの施設です。みなさんもこのプラントを是非見学し水問題についてもう一度考え直してください。
HP:http://www.f-suiki.or.jp/seawater/index.php