4月26日に室戸市に水族館がオープンしました。2006年に隣接する小学校と統合され廃校になった椎名小学校の校舎を室戸市が約5億円をかけて整備したものです。さっそく、孫をつれて行ってきました。場所は高知市から国道55号で東に約2時間あまり走ったところにあり室戸岬より東側です。外観もすっかり綺麗になりました。
学校跡らしく始業・下校です。
入場料は大人600円、中学生以下300円です。入場券はシールになっています。良いアイデアですね。
入ったところにはエイの骨格標本。初めて見ました。
入るとタッチプールがありナマコなどをさわれます。
地元の大敷網や近海で採れた魚が並びます。
海のギャング、ウツボ。このあたりではタタキで食べます。
釣り師にとっては外道の典型、背びれに毒のあるゴンズイ
思ったよりも大きな直径3~3.5mの水槽が3基あります。
日本近海にはほとんどいないクロウミガメです。
ハリセンボンの愛嬌のある顔
円形水槽にはエイやサメも泳いでいます。
3階は資料の展示です。剥製や標本が並んでいます。
ウミガメのタマゴと子ガメの模型
図書室跡には鯨の骨格標本
プールにはアカウミガメが泳いでいます。
入り口付近に置かれた鯨の模型
捕鯨で使われていた銛。
元々は旧椎名小学校をこの地区の東南海地震対策の防災拠点として整備する目的で計画されましたが、防災拠点だけでなく観光にも役立てようと水族館の計画が入ったものだそうです。当初はあまり期待されていませんでしたがけっこう立派なものに仕上がりました。2階まではエレベーターもありバリアフリーになっています。防災拠点としての活動センター「たのしいな」が作られていますし、旧校舎内の2階3階には非常時の食料や必要なものが備蓄されています。
今流行の巨大な水族館ではありませんが室戸観光のついでにでも寄ってもらいたい施設です。この日は連休中とあって、県外ナンバーの車も含めて入場待ちの車が列を作っていました。2歳の孫には十分楽しめる施設でした。