久しぶりに「海水健康プール芸西」に行きました。高知県東部の芸西村の琴ヶ浜にあります。駐車場には龍馬の妻のお龍さんとお龍の妹の君枝の像があります。
砂浜と松林に挟まれて「海水健康プール芸西」があります。
ここは目の前の太平洋から汲み上げた海水を沸かした温水プールでサウナやミストサウナ、浴室もあります。
1991年8月にオープンし、25年目なのですが利用者の減少による毎年の赤字と設備の老朽化に伴って今年の3月で廃止が決まってしまいました。継続を望む声も多いですし、今日見た感じではそれほど老朽化したとは感じませんが海水を循環させているだけに配管やポンプに痛みが激しく、修理費がかさむそうです。
この施設ができた後、アンパンマンミュージアムに併設の「セレネ」や室戸の海洋深層水を使った「シレスト」、温泉を利用した「長岡温泉」など次々とプールのある新しい施設が誕生しましたし、サウナなら「二十三士温泉(たのたの温泉)」「黒潮温泉」などが県東部に出来ました。それに加えて人口減。特に子どもの数は25年前と比べて半分以下になってしまいました。
子どもが小さい頃は、しょっちゅう行って楽しんだ施設が消えていくのは寂しい限りです。