今朝の新聞やワイドショーで新千歳空港で出発の遅れたANAの機内で松山千春さんが歌を歌って絶賛されていますが、報道に違和感を感じます。
新千歳空港のANAの手荷物預かりのすさまじい行列は以前から問題になっています。預けるのに1時間待たされるのは当たり前で、早く空港に付いていないとたいへんなことになります。私もスキーに行った帰りに痛感しています。
今回の出来事も保安検査場で手荷物を預けるのに手間取った乗客を待っていて出発が1時間以上も遅れたのですが、おそらく知らずに来て、延々と待たされたのでしょう。
1時間も出発が遅れると乗り継ぎにも間に合わなくなるし、乗り継ぎ客を待っていて次の便も遅れることになりどんどん遅れの連鎖が広がります。
Uターンラッシュによる混雑は当然予想されることであり、対策をとっていないANAと新千歳空港と国土交通省の怠慢を1歌手の美談として済ませてはいけないと思います。マスコミももうちょっと深く突っ込んでほしいと思います。遅れる度に歌手に歌わせるのですか?
松山千春さんは純粋にみんなのイライラを沈めてあげたいと思っての行動を取られたのだと思いますが、他にもたくさんの遅れた便はあるはずです。あの便だけが遅れたとは思えません。
あれだけの利用客があるのだからANAの保安検査場を早急に増やしてもらいたいと思います。
ついでにもう一言。飛行機が乗客を迎え入れる準備が出来た後、なんとか会員の優先搭乗が始まり、そのあと小さな子ども連れや身体の不自由な方の搭乗が始まって、その後一般の搭乗になりますが、出発準備が遅れて出発時刻が迫っているのに、なんとか会員の搭乗を呼び掛けてそれで乗る人はわずかなのにしばらく待ったあげく、出発が遅れることがありました。一般客をもっと大切にしろと言いたいです。
千歳空港の保安検査場の写真を撮った記憶があるので探しましたが見つかりませんので、北海道の旅で残っていた写真をアップします。道央道岩見沢SAのハイウェイガーデンです。たくさんの花が咲いていました。