まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

朝から大繁盛!@ 朝呑み 楽酒(神戸元町・三宮)

2018-12-27 19:13:35 | 日本酒を飲む @ 西日本

もう10年以上の付き合いになる、元blog友達、今は普通の飲み友達(笑)が、遠方から神戸に用があって来ると言うので、空いた時間に軽〜くどこかで飲みませんか?ということに。

いつも「まっきの言う “軽く” は、軽くじゃないんだけど?」って突っ込まれるのだけど、いやいや、今回はほんっとに軽くです。

というのも…



朝から飲むから〜♪

友達の用事が11:30から、ってことでお尻も決まってるし「軽く軽く。」

で、それまでに飲める場所…といえば! まだ未訪問だったけど気になっていた立ち飲みのお店へレッツゴー!

その名も 朝呑み 楽酒
到着したのは9:30ごろだったのだけど「え?お花屋さん?」
だってお店の前がこんな状態…でも暖簾は「楽酒」って書いてあるし、ここだよね?と一瞬、とまどってしまった。この “花屋さん” の謎は、お店で飲んでいるとだんだん分かってきましたよ・・・。

それはさておき、モーニングセットなんてのもある!

朝8:30からオープン していて、10:30までモーニングセットをやってるみたい。お酒一杯+冷奴+らっきょ+卵かけご飯 で税込500円…これは安い!

ていうか、生ビール250円ってのも安い!ここ、わりと立地の良い場所ですよ? 元町駅と三宮駅の中間くらいの、いつも観光客で賑わってるアーケード街ですよ? 場所代だけでも高そうなのに、何でこんな安いのー?!びっくり。



店内は、よくある安い立ち飲み屋っぽさはなくて、花があちこちに生けてあるし、カウンターの中も、料理長?店長さん?と女将さん、それ以外のスタッフちゃんが2人…合計4人も入ってる。しかも居酒屋スタイルというよりカフェみたいなユニフォーム。

女性1人でも気軽に入れそうな、ちょっと小綺麗な雰囲気で、今まで無かったような雰囲気の立ち飲み屋さんなのだ。



私が入店した時もそこそこいっぱいのお客さんが居たのに、10時にもなると、ちょーギュウギュウ満席!!朝の仕事上がりの人じゃなくて、普通にオシャレして来てる人とかもいっぱいなのですよー!!

すごくなーい?!朝から飲みたい人、こんなにいっぱい居るんだー!!と自分を差し置いて感心しちゃった。



おつまみのメニュー量もすごい。一方、お酒はこんな感じ。あと「プレミアム」って別メニューに「久保田」とか「真澄」がありました、ふーん。そちらはあまり興味ナシ…(すんません)


とりあえず生ビール(250円だから小さいグラスかと思ったら普通にデカい!)をお願いして、つまみは何にしましょうかーと刺身メニューを見てると「三種盛り」ってのがある。どんなのがあるのかなー?って聞いてみたら「ちょっと待ってね〜」と。

料理長さんが「朝限定なんですけど、刺身のおまかせ盛り合わせツマミが250円であるんですよ。」と。

小鉢に、刺身の端きれがこんもり。

厨房の中を見てると、刺身は立派なサクが置かれていて、オーダーが入るとその都度、立派な刺身包丁でさばいてるので、きっと、朝に仕入れた魚の切れ端を、朝限定で安く出してるんだろうな。

でも個人的には、こういう端きれ、好きです!


さて。ビールを半分以上残しながら(笑)、お燗が呑みたくなる。注文した時に「お猪口2つで」と言ったら、「徳利がなくて、グラスと升で一合、出してるんですよ〜」とな。

奥丹波 純米 を頼んでみた。というか、「純米」って書いてあるのが奥丹波しかない。

これは2人でシェアできないね…ってことで、友達は ひのきの升酒 というのを頼んでみたら…


スタッフさんが、パッ!と手にとって升に入れたのが、なんと目の前にあった「白鶴 まる パック酒」(笑)!!!
まままままマジっすか!友達と顔を合わせて「あのパック酒、料理酒だと思ってましたよ〜(ボソっと)」って笑ってしまった〜〜〜〜。

でも升に入れただけで、実質一合ない量で、340円って…高くない?!こーゆーとこで、こー…なんていうか…利益のバランスを取ってるのねー。色々お勉強になります。


アテは、もう一品だけ追加。

冷やし煮あなご は350円。わりと大きくて、しかも柔らかい。


今回はとりあえずこれでお開き。
でもお刺身はいろんな口コミ見ててもすっごい評価高いし、ちゃんとしたのを食べたらとっても美味しいだろうなー!飲兵衛にぴったりのアテも安いし。

とりあえず飲める日本酒は「奥丹波 純米」というアンパイがあるので行ける。初回だけじゃまだ評価できない…ので、また行って色々頼んでみたいな。


さてさて。冒頭の「お花屋さん」の謎ですが。

入口でせっせと花や木を用意していたのがこのおじさま。しかも店内にも、特に遠慮することなく普通に入って、普通にあちこちに花や木を生けてる。


私たちの立ち位置の目の前にも、あれよあれよと言う間に梅の木が。

そのうちお店が混んでくると、花屋さんだと思ってたおじさまが、「お客様2名様、いけるー?!」とスタッフさんたちに大声で確認してる。

そして「すんません、お客さん、ちょっとこっちにずれてもらえますか?」と、私たちも花屋のおじさまに指示に従って、ちょっとずつ左へ左へと、移動。

んーー、えっと・・・こりゃあどう見ても、ただの花屋のおじさまではない。

オーナーさん?!そして、この花や木は、オーナーさんのご趣味?!
友達と「これ(趣味)がやりたいから、朝8:30から開けてたりして。」と妄想が広がる広がる(笑)。

忙しそうでゆっくりスタッフさんと話ができなかったので真相は相変わらず謎なのだけど、友達とはそう言うオチにしておきました。



お店を後にする時も、外に出て、何度も丁寧に「ありがとうございましたっ!」って頭を下げてくれる、“花屋のおじさま”  なのでした。


【朝呑み 楽酒】
兵庫県神戸市中央区三宮町3-9-24 月原ビル 1F
078-381-7736
8:30~22:30
年中無休

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4 コメント

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Unknown (あつし)
2018-12-28 07:19:21
こういう、潜入捜査的な、偵察的なノリの飲み会、嫌いじゃないです。

花の謎は、すっごい気になります。なんか、花というよりも、枝の比率高めじゃないですか?テレビだったら、この真相はCMのあと・・・になるとこです。
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Unknown (庄助)
2018-12-28 10:54:35
おしゃれな三宮にも朝呑みの店あるんですね。
しかも店までおしゃれ。^^
朝呑みというとつい、赤羽とか寄せ 場というイメージです。
神戸も震災前は三宮の先のほうに寄せ 場があって、汚い朝呑みの店が何軒かありましたが、震災後どうなったんでしょう。
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■あつしさん (まき子)
2018-12-29 07:55:43
あはは、まさに偵察的なノリでした。なんてったって初訪問だったので。
もっとお店の人と話したかったんですが、如何せん、激混みでそんな余裕はありませんでした〜。

そうそう、花もあり、枝もあり。
かなり本格的に生けてましたよ。
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■庄助さん (まき子)
2018-12-29 08:02:09
そうそう、朝酒って私も赤羽なイメージです。
関西に来たら難波とかかなぁ〜。

神戸にも昔はあったのですね。
きっと震災後に無くなって綺麗になったんだと思います。

商店街も、震災前はあちこちにあって、みんな地元の商店街で買い物をするのが普通だったみたいですが、
震災後にだいぶ無くなってしまったとか。
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