全米一の一つと言われる雪山に来てから、早4日目となります。
今更ながらではありますが(汗)、その ソルトレイクシティ について、少しご紹介。
ソルトレイクシティは、夏にグランドサークルで訪れたこともある ユタ州(この辺)の州都。
その名前のとおり、塩水の湖に面している。
自分にとっては、2002年の冬季オリンピックのお陰で、この都市の名前も覚えてるのだけど、
それが無なかったら、あまりピンと来ない存在だったかもしれない。
でも、せっかく、ソルトレイクに行くからには!!と色々調べていると。。。
ちょっと・・・いや・・・自分にとっては、むしろ 死活問題 に値するくらい、気になる事が。
それは、ここが モルモン教徒の総本山 であること。
ワシントンDCの近くにも、モルモン教のド派手でキンピカ教会が目立っていて、
全米ではメジャーな「規模がでかくって、金持ち教会」って印象。
かつて、誰が、どうやって、このソルトレイクシティをモルモン教の拠点にして、発展してきたのか・・・
それも面白い歴史があるのだけど、その辺りの宗教の話はややこしいので、ココでは割愛。
そんなことよりも!!!モルモン教って・・・
アルコール禁止なの~~~?!
うぅ・・・。
雪山といったら!の “ランチタイムの至福のビール” が楽しみなのに~。
山の麓は、レストランにもアルコールが置いてない?!まじで?!
ってことは、当然、「外でお酒買って、ホテルで飲む」なんてことは不可能・・・?!
などなど・・・。
いろんな噂話を聞きつつ、恐れていた “アルコール皆無” という実態や、いかに?!
はい、アッサリありました~(笑)。
しかも、ユタ州の地ビール SQUATTER の Pale Ale !!
スキー場にまで、こうして地ビールが置かれていることに、やっぱり感動!
それに、ホテルのシャトルバスのおっちゃんに、「ビールが買える所ってある?」って聞いてみると、
「ガソリンスタンドのストアで売ってるよ。」 って・・・、そ、そんな簡単に手に入るの?!
もちろん、レストランにも普通に置いてあったし。
なーんだーーー、取り越し苦労(>_<)。 心配して損した!
ちなみに。
アメリカのスキー場(っていうか、このスキー場)の、レストランや売店は、
種類によって、オーダーする窓口が違うのはお馴染みなのだけど、やっぱりメニューが全然違う。
当然、カレーライスや、ラーメン、カツ丼なんかは見当たらず。
ナポリタンやハンバーガーっていう、“ありそう”なメニューも、意外に見かけない。
写真奥は、スープと、オリジナルパスタコーナー。
自分の好きなパスタの種類、ゆで方、ソース、具とか選べて、その場で作ってくれる。
スープは、かなり本格的。
写真手前は、グリルコーナーで、いわゆる、ハンバーガー、ホットドッグなどの、いろんな種類が。
でも、ファーストフードと言うなかれ。
焼きたて肉厚で、チーズも野菜も乗ってるハンバーガーでも、9ドルくらいと良心的な値段なのだ。
日本のスキー場のメニューって、何であんなに高いんだろう。。。
他にも、種類豊富な サラダバー なんかも。
スーパーやお惣菜屋さんでお馴染みの、量り売り。
野菜ばっかだから、と、こんもり盛っちゃったランチ。合計9ドルなり。(地ビールは4ドル)
他にも、ピッツェリア があったり、ちゃんとしたレストランがあったり。
それにしても、感心しちゃうのが、
レストランの数は、日本のスキーリゾート地ほど多くないのに、全然混まないのだ!!
なんでだろう??
一つ思うのは、アメリカ人はレストランで寝ない。ランチはサクっと食べて、すぐ滑りに行く。
自分も日本ではそうだったのだけど、
お昼ご飯食べたら、朝からの疲れのせいで、よくテーブルに突っ伏して寝てたっけ。
そんな人が皆無。
だからか分からないのだけど、いつでも、どこでも、まった~りとランチが取れるのが嬉しい。
中でも気に入ったのは、ロッキー山脈の素晴らしい光景を見ながら降りていった中腹にあるレストラン。
テラスもあって、天気の良い日は、外で食べるのが気持ち良さそう~!
ここのメニューも、アメリカ定番の、
サンドイッチ、グリル(=ハンバーガー、ホットドックなど)、ピッツァ、サラダ、スープなどなど。
オーダーして、トレーに乗せて、最後にまとめてお会計方式。
でも、何が気に入ったって。。。やっぱ、コレ!
このカウンター、アメリカではもう馴染みな風景なのだけど、まさか、こんなスキー場にまであるとは!!
何かというと。
地ビール のタップがずら~り♪なのだ。
6個の中では、やっぱり Pale Ale ペールエール が一番好みだなぁ。
うぅーん、茶褐色の良い色、美味しそう~~。
そして、ネタ的に頼んだメニューは
「こんなん、全部食べ切れません!!」 と承知で ロングフット・ホットドッグ というものを。
人差し指と親指の間隔の2倍はあり・・・どんなけロングなんだ~~(笑)。
と、そんなわけで、スキー場でビールが飲めないという心配は杞憂に終わり、
しかも、美味しい地ビールまであるなんて、嬉しくてしょうがなく。
未だに 「今度はあっちのレストラン行こう、むこうのレストランへ行こう。」 と、
滑る以外の楽しい探索は続くのであります。
しかしアメリカのスキー場って羨ましいぐらいに充実していますね。長期休暇で滞在している人が多いからでしょうか。日本だととにかく時間がないからと、夜行でスキー場に向かって仮眠もとらずに滑り(だからレストランで眠っているのかも)夕方にとんぼ返りなんてスケジュールですものね。
余暇の楽しみ方が違うんだな~。
朝、いつもスキー場に向かうバスに乗ると、
だいたい同じ顔がここ3日間続いてて(笑)、
最近では、バスの中で「昨日は何処行った?何処が良かった?」なんて世間話がはじまっちゃいます。
それだけ、みーんな長く滞在してるんでしょうね~。
しかも、ナイトライフも充実してるのが違います!
これぞリゾート!というか。
スキー終わったら、ペンションに篭るしかない、というのとは違います。。。
さすがだよ!
食に対する考え方の違いが一発でわかる写真だよ!!
素敵なレポート、ありがとう(^-^)ノ
ところで、ユタ州は、ケントデリカットさんが有名だね~♪
ボードをしないおやぢにはこれで温泉さえあれば♪ (笑)
葛飾のおやじさんの言葉がなかったら、
こんなに興味を持たなかったかもしれない、スキー場のレストラン事情。
私自身も楽しめました♪
何より、やっぱし地ビールがあることが、
「自分の町が、自分の土地が好きなアメリカ人」を象徴してるなーって思いました。
ホントにどこに行っても、あるんですもん。
1日75ドルするんです。。。日本の約2倍です。。。
そんな高いリフト券、
元とるために滑らなきゃ、損損(涙)!!ですよぅ~~。
温泉はないですが、ホテルのジャグジーでブグブグやって疲れを癒してます・・・。
思うに疲れてグダグダの人が多いのは小さいターンをするからだと思います。ゲレンデが狭いから人が密集するじゃないですか。と、なると、スピードをコントロールしないと。で、小さいターン。重い雪。疲労。そんなとこでは。
ゲレ食でイヤなのはタバコの紫煙で煙っているとこですね。そんなところは寝てる人や思いでや世間話を2時間語ったりする人が多いです。ゲレ食の禁煙化を求めます。きっと客席の回転は良くなります。
あ、そーいえば学食もそうだ。
日本って食べないのに場所取りしてる人が多いもんね。これって、やっぱりちゃぶ台とか、こたつ文化の名残(いつまでも座ってる)?
アメリカだと、食卓で食べたらさっさと席立って場所変えてた気がするし。
それよりアメリカのリフト券の高さにビックリ! 思っていたのと逆です。
絶対アメリカなんて日本の半額くらいだと。。。
アメリカのスキー場は知らないけれど、
フランスのスキー場もゆったりしていたなあ。
みんなゆっくりランチ取って、夜は夜で
ラクレットなんかであったまって。
必死に何度も滑ってるのは日本人くらい(笑)