いっつも一緒に飲みに行くのは日本酒は純米酒お燗が美味しいお店だったりするのだけど、
ワインも得意でもある同い年の友達が、
「まき子ちんと一緒なのに(笑)、敢えてワインを飲みに行くのはどお?」
とナイスなご提案。
そりゃ日本酒が大好きだけど、何も日本酒が飲めるお店じゃなきゃダメな体ではないので、
こうやって日本酒以外のお酒を飲みに誘ってくれるのも嬉しいのだ♪
その友達は、イタリアの自然派ワイン にもとっても詳しい。
そして、まさにそのワインが美味しくて、京都の野菜を中心としたイタリアンが楽しめる
kyoya さんに一緒に行くことに。
ここ、自分のオフィスから余裕で歩いていけちゃう。
溜池山王の、ほそ~~い裏路地に隠れ家みたいな佇まい…っていうのも良いなぁ。
(この車、お店の前で停車…ちょっとちょっと道塞いでまっせ~~(笑))
この日は少し暑いくらいの日だったから、お店の扉が開け放たれててOPENな雰囲気。
写真ブレブレでごめんなさい(汗)。
カジュアル過ぎなくて、ちょっとワクワク感を持たせてくれるきちんとした雰囲気。
kyoya さんでディナーを食べる人は、おそらくコースが多いのだと思うのだけど、
友達曰く、
「あたくし、豊富なアラカルトから好きなものを選んで組み立てたいと思います。
アラカルトあるお店はそれが醍醐味かと。」
とな。(なぜにオネエ言葉…(笑)?!)
そりゃもう、大・賛・成!!
アラカルトはこの定番メニューの他にも、黒板に書かれている「本日のオススメ」が。
やっぱり黒板メニューが美味しそう~~♪
前菜・パスタ・メインを、お互い1皿ずつ好きなのを頼みたいけれど、
お店のお姉さんにボリュームを聞いてみると、
「通常ですと、お2人様は4~5皿くらいでお腹いっぱいになるかと思います。」
という事で、パスタをシェアすることに。
アラカルトの場合はちょっと料理にお時間がかかります、という言葉も添えられたので、
「んじゃ、最初はビールを飲みつつ、ワインのメニューを眺めようか」ということで。
そのビールメニューに ベアードビア が、定番の種類全部あるのは超嬉しい!
あああ~~ベアードだったらIPAが飲みたいところだけど、
やっぱ「最初の一杯目」ということと、この後に美味しいワインを飲む事を考えると、
Wheat King Ale がベストチョイスだよな。
330mlのボトルをグラスで分け合うことに。
そして、ワインリストをめくりながら色々教えてくれる友達。
最近、自然派ワインは "バブバブ" してるらしく、
(赤ちゃんの "ばぶばぶ" ではなく 経済用語の "バブル" )
良いものはけっこうなお値段、
なのに、人気のあるものは入荷されると、すぐ!売りきれちゃうとか。
値段が手頃で「これ大好きなんだよね~~~。」と教えてくれたのは、
トスカーナ地方の Massa Vecchia マッサ・ヴェッキア 。
でも、この時は、まだボトルで飲むかグラスで飲むか悩んでいる様子の友達は、
「うーん、どうやって組み立てようかな。」と真剣に考えてくれてる。
むふふ…
今日は楽だ(笑)。
だって、日本酒を飲む時はいつも「まき子に任せた。好きな日本酒頼んで良いよ。」
と言ってはくれるものの、やっぱそれなりに
「最初に飲むには…」「次は何がいいかな…」って考えたくなっちゃうんだもん。
でも、今日はワインに詳しい友達にすっかりオマカセだ~~~い♪♪
「とりあえず最初は白で、グラスで飲める銘柄を見てから決めますか~。」
ということで聞いてみると、
ズラっと5種類(+ロゼは1種類)を並べてくれる。
すると、さっそく、友達は2種類に反応。
「これは言ってみれば…味的には全然違うけど、"神亀" と "日置桜" みたいな違いかなぁ~~~。」
ということで、その2種類、
神亀的な
Ribolla Anfora / Josko Gravner
リボッラ・アンフォラ2003 / ヨスコ・グラウナー
日置桜的な
Ribolla Gialla 2005 / La Castellada
リボッラ・ジャッラ2005 / ラ・カステッラーダ
いやいやいやいや、この前のワインお花見の時も思ったけど、
通常の白ワインでは滅多に見られない、すんごい黄金色!
味わいも、イイ!!
いつも飲んでる "飲みやす~~い" 白ワインとはぜんっぜん違って、
しみじみと "あぁ、こういうの好きだなぁ" って思う。
友達は「ラ・カステッラーダ」がすんごい好きというのだけど、
私は飲み比べてみたところ、神亀的と表現した「ヨスコ・グラウナー」がどっちかというと好み。
よりクセがある…というか、より選り好みしような味…というか。
でも、それと神亀・日置桜の味とは私の中では結びつかず、
どっちかというと、亀専務と山根社長の顔に結びつきました(笑)。
(相変わらずワインの表現は苦手だな~~)
さてさて。
まずは前菜が運ばれてくるのだけど、野菜たっぷりですんごい嬉しい!
友達は京野菜のシンプルなサラダ、自分は 豚のテリーヌ 。
豚耳や豚足などなどコラーゲンいっぱいで、これは飲兵衛にぴったりな前菜だ ♪
それに生野菜がシャクシャクとすんごい美味しい!
バジルソースがお皿に添えられているけど、何もつけないでも味が濃くてそのまま食べたい感じ。
パスタは、友達が最初に「シンプルにポモロードにしようかな」と言っていたのを譲ってくれて、
私が食べたかった フィットチーネ ポルチーニ茸のクレーマ(白トリュフ風味)を。
う…うま過ぎます。なんと濃厚な…。
やっぱポルチーニ茸の風味って、だ~~い好き。
次のワインはどうする??お肉も来るし、赤ワインにしようか…と、
またグラスで飲めるボトルを並べてもらうものの、友達はピンとくるのが無かった模様。
「よし!やっぱ最初に言ってたオレのイチオシなやつを1本いっちゃお~~~ ♪」
おういえー!!
Rosato 2005 / Massa Vecchia ロザート 2005 / マッサ・ヴェッキア 。
"ロザート" というのはいわゆる "ロゼ" 。
なのに、この色には、またまたまたビックリ!!!
真っ赤ぢゃん!
しかも、その味わいと来たら…
えーーっとえーーっと…どうやって表現したらいいの?この美味しさ!!
とろりとした赤ワインによくあるタンニンは感じないのに、
ちゃんと芯のある旨さがあって、濃密っぽさがあって…
分かりやすく言うのであれば、メインで頼んだ 熊本県産 馬肉 の グリッリア に合う!!
外側はグリルされてるけど、中はほとんど全面ピンク。
んも~~~赤身ぎゅっ!で、たまんな~~ぁぁい(>_<)!
さりげなくお肉の下にある、京都の万願寺かなぁ、ししとうもとっても味が濃くて美味しい。
ちなみに友達が頼んだのは 羊肉のグリッリア。
一口ずつ交換したけど、ラムも激うま!
お肉を食べつつ飲んでいる マッサ・ヴェッキア は、時間が経つにつれて、
今まで飲んだ事無くて感動するくらい美味しくなる。
その秘めた持ち味がどんどん出てくるというか。
こういうワインの世界って、まだまだ知らなかったけど、確かに知ったら…
飲みたくなるかも。
さて。
メインのお肉が終わった後は、通常ならば、デザートタイム。
当然「この後、デザートなどいかがでしょう?」とお姉さん。
でも私は…ゴメンナサイ、、
コースで自動的についてくるデザートは食べなきゃ…って思うけど、
本当は甘いもので〆たくないのだ~~(>_<)。
でも、そんな私の気持ちを察してくれたのか、
お姉さんが「チーズとか、グラッパなども…」と。
はう! グラッパ! それイイっすね!
グラッパは4種類ほどあって、お姉さんの説明をざっと聞いて、
"樽で寝かせたなんちゃら…" というのに一番ピ~~ンと。
Stravecchia Grappa / Distilleria Gualco
ストラヴェッキア グラッパ / ディスティレリア グアルコ
友達はそれを私にまたもや譲ってくれて、もう一つ違う種類の
Grappa / Massa Vecchia
グラッパ / マッサ・ヴェッキア
グアルコは右の色がついてる方。
ワインよりアルコール度数が高いのに "は!!" って目が醒めちゃうような旨さ!
こういう〆っていいなぁ。
初めて来たけど、やっぱアラカルトにして良かったな♪
お腹いっぱい幸せいっぱい…な余韻にめいっぱい浸れるのでした~。
ワインをナイスチョイスしてくれたり、あとで銘柄もまた教えてくれた友達に感謝!
[ Kyoya -Cucina・Italiana- ]
東京都港区赤坂1-9-28 サラゴビル1F
03-5545-9330
ランチ : 月~金11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー :月~土18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日・祝
自然派ワイン楽しいですよね。色々と紹介しますよ~。
一緒に行けたのが、れもさんもご存知な、
ナイスな日本酒好みの合う友達…っていうのもありますが(笑)。
自然派ワインはアメリカに居たとき、そして帰ってきてからも
たま~~に飲む事はあれど、
こうやって、オイシイ食と合わせたのが初めてで…
本当に至福なひとときでした。
このワインの味わいは深いのにワダスのコメントは何か浅い・・・。そして頭は薄い
私の方こそ、浅~い表現しかできてないんすもん。
でも言葉よりも感じた事のが大事ですよね~♪
ほんとに美味しかったぁ!
れもさんとこでやった会もいけば良かったです…。
エゾ鹿はあるようですね。
グリル美味しそうです。
写真を見ていて、もう一品魚を頼みたくなってしまいました。(笑
このあたりお客様が近いので機会があったら寄ってみたいですが、一人で行って写真撮っていたら怪しくみっともないな~。(笑
ロザートって書いてあるから、あれ?赤にしなかったんだ~って思ったら
なんと赤い。
おもしろいですねー。
おいしそうだし、素敵なお店。
行ってみたいなぁ。
これでも、けっこーーお腹いっぱいになりましたが、
庄助さんならもう一品食べられそうってのがスゴイです(笑)。
ランチの評価も高いみたいですし、ぜひ♪
きっと写真とってたら、ブロガー?
って思われますかね。
お店の人に断って写真撮ってます。
いやはや、ロゼでこんなに感動したことはないかも。
京都の食材っていうのも素敵です♪
素材にはとってもこだわってらっしゃるみたいで、
ほんとにオススメですよ~。
この日も満席で賑わってました。