まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

マングローブカヤック奮闘記 @ やまんぐぅ〜

2019-04-25 12:44:43 | 国内旅行

石垣島、最終日のアクティビティは、国の天然記念物に指定されてる 宮良川のヒルギ林 のなかをゆくマングローブカヤック!
(正確には次の日が帰りのフライトだけど、まぁ帰るだけだったので)

カヤックって実は初めてで、ちょー楽しみ!しかもムスコみたいな小さい子も一緒に乗って楽しめるし。


今回お世話になったのは やまんぐぅ〜幻の島とかシュノーケリングツアーもやってるみたい。



カヤックをする場所はマングローブが生息する石垣島で一番大きな川「宮良川」
標準語では「みやらがわ」だけど、地元ではめーらかーら」とか「めーらがー」って呼ばれてるんだそう。


事務所は、宮良川が宮良湾に流れ込む河口近く。



なんか…なんだか、とってものんびりしてるぅ〜〜〜。ここも島時間が流れてるわ〜〜〜。

事務所では、まず、マリンシューズに履き替えて、ライフジャケットを着て、帽子も着用。全部、貸してくれます。

ちなみに、息子は下半身は水着。川に入ってカヤックに乗り込むから下半身が濡れるのは必須だしね。私は短パンにしました〜。


着替え終わったら、今度はインストラクターさんが、パドルの漕ぎ方をレクチャーしてくれる。

ちゃんと子供用の短いパドルもありまーす♪

基本的に2人乗りで行くので「前後2人がパドルの息を合わせないと、ぶつかっちゃうので気をつけて下さいね。」って教えてくれるんだけど・・・

ムスコ…絶対にわかってないな(笑)


「ぼくは、パパと一緒に乗ろうか?」とインストラクターさんが言うものの「やだ!ママがいい!」
え’’ 、私ですかい?と相方に目配せすると「めんどくセーからおまえやってくれ」って顔。

インストラクターさんに「ママ、経験ありますよね?」って言われて「いや、初めてです」って言うと、まさに 苦笑 されてしまった。

うーん、私もムスコと2人は、かなーり不安。「よし、じゃあ、パドルを、1、2、3で動かそう!1(川に入れる)、2(後ろに回す)、3(川から上げる)でやるよ!」と数分特訓。果たしてうまく行くんだろうか... 


ちなみに、やまんぐぅ〜さん、ほんっとにサービスいっぱいで、スマホを入れる防水ケースもタダで貸してくれます。これには感謝!



事務所の裏を歩いて行くと、もうすぐ目の前が宮良川。

これ↑ は完全に陸に上がってる状態なので、これを一旦、川に入れて、じゃぶじゃぶ川に入ってから乗り込む、って言う感じ。


で!乗って早々… ああああああ!!!!(汗)

乗り場から、上流に向かって(写真 ↓ でいうと前方)進まないといけないのに、ムスコとパドル合わせの練習してたら、逆方向(河口)に流されてる〜〜〜


1、2、3って声をかけるものの、やっぱりムスコの漕ぎ方が無茶苦茶で「それやったら左に曲がっちゃう〜(汗)」「入れたままにしてたらさらに左に曲がっちゃう〜!」

私もカヤックは初めてだから、パドルの漕ぎ方を体幹で覚えてる最中なので、もうワタワタ。
何度か、クルクル回って(笑)、ようやくみんなに合流…足手まといですんません…。


でも!景色はステキー!マングローブをこんな風に間近で見るのって初めてで新鮮!楽しいー!


ちなみに、この後の画像が曇ってるのは、川の水で濡れた手で触ってたので、スマホ防水ケースが汚れちゃったためでーす。


上流に向かって進んで行くと(要は逆流)、だんだんと川幅も狭くなってくる。



ワオー!茂って来た!ジャングルだーー!とムスコとキャイキャイ♪



こんなマングローブのトンネルもくぐって行きますよ〜。

私やムスコはひょい!って感じだけど、185cmの図体のでかい相方は苦戦してる(笑)。

私やムスコでもかがんで通れないくらいの低い枝があったら、ごろりんちょ〜。あ〜これいいね〜。



所々で止まって、マングローブの種類の話や宮良川の話をしてくれるインストラクターさん。

ムスコの無茶苦茶なパドリングで、ツアーのみんなに遅れがちな私たちだけど、なんやかんやと待ってくれたり、また説明を繰り返してくれたり…ほんっとありがたい。


マングローブって、亜熱帯〜熱帯のエリアで、海水と川の淡水が混ざり合ってるところに生息する。その場所は色々あるんだろうけれど、ここ、石垣島では水辺の植物は 珊瑚の上に生えてる。

ていうのも、このあたりはサンゴ礁が海面から隆起してできた土地だから、なんだそう。
そんな隆起した珊瑚の細かい穴にはいろんな生物が。


「ほら!そこにカニがいるよ!」ってインストラクターさんが色々教えてくれる。


これは ガジュマル 。おっきいー!!!

ガジュマルには「キジムナー」っていう子供の妖精がいて、心の綺麗な人だけ見えるんだとか。あたしの心はもうきっとドロドロなので(笑)、ムスコよ!心が綺麗なうちに見ておけ!


あっつーい中、流れに逆流してカヤックを漕ぐのはなかなか疲れる!ってことで、途中にある小洞窟で休憩。


ここには鍾乳石も見られる。上陸はしないでカヤックに乗ったままで耳をすますと…

コウモリの「キュッキュウ!」って声が聞こえる〜!


そして、インストラクターさんが「ほら!そこにカニがいるよ!」ってライトを当てて教えてくれたりして、上陸しなくても冒険体験(笑)。


あと、とんとんみー も見れた!こういう水面にある木の周辺にいる。

正確には トビハゼ っていうのかな?ハゼの仲間で、水面を “とっ!とっ!とっ!” って跳ねて行くから「とんとんみ〜」(笑)。すっごいちっちゃくって可愛い。

さてさて。
これまで逆流してパドルを必死に漕いで来たけど(特に!ムスコが邪魔しますんでね(汗))、Uターンして下流の流れに乗ると、ふわぁ〜〜〜らくちーん♪

「もう好きなようにパドル漕いでいいよ〜」っていうと、バシャバシャしだすムスコ。

いやー、最初はどうなることかと思ったけど、ムスコの力で漕ぐパドルはあまり影響なくて(水面でバシャバシャしてるだけ)、私が真面目に漕げばちゃんとコントロールができるのね。


下流を流れている途中で、一旦上陸して、今度は沼地探索。

ここには とんとんみー がいっぱい!
捕まえようと思うんだけどね〜…すばしっこくて、なかなか難しい。


そして、こんな平地には、カニが2種類。

近寄ると、ササ!!と穴に隠れちゃうからうまく撮れなかったけど、片方のハサミで「来い来い」してるのは シオマネキ 。両方のハサミを「ばんざーい」してるのは ツノメチゴガニ


マングローブの落ちてる葉っぱを見ると、変なふうに欠けてる。これはカニさんたちが食べてるんだとか。

自分の巣まで持って来て、ぽりぽり食べる、から丸くなってるのね(笑)。真ん中の葉っぱなんて、わかりやすーい。


これはマングローブの雌しべ…っていうのかなぁ〜?

花びらが散ったあと、この細長い雌しべが木から落ちる…で、とんがってるので、それが土にうまくブスッと刺さると、そこからまた新しいマングローブが生える。

なんかすごいね〜生命力っていうか、自然の強さを感じる。


こんな沼遊びを終えたら、今度は「海まで行ってみましょうか!」と。

わおー!!ひろびろ〜!ジャングル冒険もいいけど、こんな大海原をカヤックで行くのもいいね〜!


で、そんな大海原をまたUターンして、最初の場所に戻って来まーす。


ちなみに、インストラクターさんが、こまめに写真を撮ってくれて、しかも無料!

今まで「有料」で写真を買う…ってのばかりだったので、これには感動!とっても嬉しい〜!!

家族写真もいっぱい撮ってくれますヨ♪







「やまんぐぅ〜」も相方が見つけて来てくれたのだけど、マジでナイスチョイス!!
インストラクターさんにも、とってもお世話になりました♪


ずーっと漕ぎっぱなしで疲れない?って言われるかもしれないけど、それが不思議と疲れてない。最初は慣れるのに力入れてたし、ムスコと息は合わないし、めちゃめちゃな漕ぎ方してたけど、要領が分かってくると、だんだん力を入れないで漕げるようになる、っていうのかなぁ。

最初は「明日、腕が筋肉痛になりそう〜」なんて相方と言ってたけど、筋肉痛すらなく!
すっごい楽しかった〜!!自然にもいっぱい触れられて…またやりたいね!


【やまんぐぅ〜】
沖縄県石垣市宮良1050-1
TEL.0980-86-7669
http://www.yamangu.com/canoe.html 

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2 コメント

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Unknown (庄助)
2019-04-25 21:49:53
マングローブカヤックツァーいいですね~。
若、すごく楽しい思い出になったんじゃないでしょうか。

西表島ではマングローブツァー行きましたが、石垣にもあるんですね。とってもいい感じです。
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■庄助さん (まき子)
2019-04-26 02:38:00
たった3泊4日だったんですが、
なんかもう毎日いっぱい色々詰まった旅行になりました。
カヤックツアーは午後だったので、午前中は前の記事の米原ビーチです。

今回、カヤックを川の水は海と違って濁ってたんですが(なんでだろう?)
国の天然記念物でもある「ヒルギ林」です。

次の石垣島旅行は、西表島も視野に入れていますよ〜♪
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