大好き！島料理 @ あだん亭（石垣島）

石垣島の旅行で泊まった アートホテル石垣島 は市街地からは離れているけど、「産業道路」と呼ばれている通り沿いで、周辺にはいろいろなお店がある。

googlemapで、どこがホテルから近いかなーどこが美味しそうかなーと、第六感を頼りに目をつけたお店は2つ。
結論から言うと、どちらもビンゴ！

初日に行ったのが、ホテルから徒歩1分の あだん亭 。

あだん って言うのは、タケノコ科の亜熱帯に生息する木なんだそう。
お店の脇に生えてるのが目印。


目をつけたポイントのもう一つは、コロナ。
テーブルや座敷はつい立てがあるみたいだし、早めの17時からやってるから “蜜” が避けられる。

17時きっかりにお店に入ると「いらっしゃいませー。お名前は？」
名前？…え？！予約してないんですが（汗）！

というと、お店のおばちゃんたちがワタワタ！！！
なんとぉー！予約必須な人気店でございましたか。

だいたいのお客さんが19時からだから、18時半までなら良いですが…ってことで、滑り込みセーフ（笑）！

この日は初日（しかもホテルのプールしか行ってない）だから分からなかったけど、あとあと石垣島を車で周ってたら、あちこちに「あだん亭」って看板が立ってた…そんな有名なお店だったのね。


それにしても、コロナ対策の素晴らしさ！

お店に入ったら、手の消毒だけじゃなく、おでこにピッとする検温。
店内も、つい立てだけじゃなく、ビニールシート。
店員さんはみんな、透明のフェイスカバー着用。

“コロナは怖いけど、ここまでしても観光客を受け入れないと生きてけない” って逼迫した雰囲気が、なんだか伝わってくる。


店内を見渡してると、有名人のサイン色紙がいっぱい。
短冊や、おすすめ料理の黒板もいい感じ。

で、私の目がキラーん！
やっぱ 海ぶどう は外せない。たとえホテルの朝食で食べ放題であっても外せない。

たっぷり玉ねぎスライスと、独特なタレと一緒に出てきました〜。
このタレがまた美味しい！
三杯酢じゃなくて、菜種油みたいな感じの油に濃厚な味がついてるタレで絶妙。


ホテルのプールサイドで「オリオンビール」は飲んできたので（笑）、私はさっそく泡盛から♪

棚を見ると、キープボトルがいっぱいあるから、観光客だけじゃなく地元の人にも愛されてるお店なんだな〜ってのがわかる。

そんなボトルを見ながら、玉の露、白百合、於茂登 を頼んでたら、「（お父さんじゃなくて）お母さんが “イケるクチ” なのね〜」って、お店のおばちゃんに突っ込まれちゃった（笑）。

だって、沖縄の島料理ってお酒のアテになるものばっかりなんだもーん。



まずは、私にとっては必須！！な 刺し盛り。

持ってきてくれたおばちゃんに「すんませーん、どんな魚か教えてください〜」と言ったら、「これなんやったっけ？」「はらごってゆってたよ」とか、おばちゃん同士でわちゃわちゃしてるところが、なんか土着っぽくてイイ（笑）。

というわけで、なんとか聞き取れたのは
マグロ、カジキ、コブシメ（コウイカ）、イブラチャー、はらご 。
「はらご」は、マグロ（特にカジキ？）のハラミの部分。


島だこの天ぷら は相方の大好物。私は もずくの天ぷら ♪

ムスコにどっちが好き？！って聞いたら、タコに軍杯があがる。
もずくの天ぷらは「オトナの味ー…」と、まだ受けつけない様子…え〜海苔の天ぷらと同じじゃ〜ん。
アレだな、見た目の問題だな、その辺りは相方に似てる…


さてさて。
私が、刺身ともずく天ぷらで泡盛チビチビやってる間に、メンズもいろいろ頼む。

石垣牛スタミナソテー
これはうまーい！っていうか味付けが濃い！相方超絶賛。


お好み焼きが大好きなムスコは 「 あちこーこー焼き 食べるー！」

「あちこーこー」自体は「熱い」とか「あっチンチン」とかそんな意味らしい。
でも、普通のお好み焼きとはちょっと違う。
チヂミみたいな、ちょっと独特な味の粉もん。


「これは僕の！」と皿を独占しつつ、「はい、これママの分、これはパパの分」と取り分けてくれる（笑）。


続いて、相方はガッツリ肉を頼む。

骨つきソーセージ に 鶏唐揚げ 。
私は見ただけで「ウヘェ〜〜重〜〜」
でも、添えてある野菜だけは残さず食べますよ〜（笑）


かくして、1時間半きっちりで食べ終えて、キリッと帰りました〜。
ホテルまで徒歩1分だしね。
こんだけ食べて10,000円くらいだったかな。
（けっこう泡盛飲んだ（笑））

私は沖縄感たっぷりの魚介が楽しめるし、それが苦手な相方は肉系で楽しめるし、やっぱ沖縄の居酒屋っていいですねぇ〜


【島料理 あだん亭】
沖縄県石垣市字大川４３０
0980-83-5221