まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

時間が止まっている… @ 竹富島

2019-04-17 00:48:49 | 国内旅行

午前中は 幻の島 & シュノーケリング 、午後は 竹富島 の観光、というスケジュールの丸1日ツアー、その午後編で〜す。


ちなみに 竹富島 は、石垣島に来るまで知りませんでした。。。
石垣島のちょい西にある、石垣島の1/40くらいの大きさの島。

私たちは、幻の島&シュノーケリング しながら来たので、距離感がわからなかったんだけど、石垣離島ターミナルから高速船が出ていて、約10分くらいで来れるらしい。


まず、竹富島の港に着いたら、船から送迎バスに乗り換えて、シャワーを浴びるところまでGO!


そして、ここでインストラクターさんたちとは「ばいばーい!」

この後は、完全フリー。全て無料で観光できるように、ランチ、水牛車、レンタサイクル、帰りの船、タクシーとか各種チケットをもらって、セルフで竹富島を巡る…という感じ。


到着したのは 竹富観光センター 。竹富島の中心地、って感じなのかな?


シャワー室は…ま…まぁまぁ手作り感がありますが(しかも髪の毛が詰まってて水が流れない)、温水は出るし、とりあえず海水でベタベタ気持ち悪いのが取れればヨシ!


ここで水牛車やレンタサイクルの申し込みができるらしいので、とりあえずその手続きを済ませて…

まずは お昼ご飯だぁ!!
ちょーーーお腹すいた!!!


この日は、ツアーのスタートが早いから宿の朝食は食べられず、朝6時にコンビニおにぎり食べて、幻の島できゃっきゃはしゃいで泳いで、シュノーケリングも1時間半たっぷりやって、その間、口にしたのはアメ1個なんだもん。
そりゃお腹すくわ。

ランチのチケットを握りしめて目的のお店へ。


その道がねー、これがまたねー、すっごいのんびりしているというか…

まるで時が止まったかのようなまったり感。

家の塀は珊瑚 を積み立ててあるのかな。特にセメントで接着されたようには見えず、積み上げているだけ、って感じ。 しかも砂が敷いてあって、草もないし、なんだか独特な雰囲気。


お食事処 かにふ に到着ー!


「かにふ」って、八重山諸島では「作物がよく成長する肥えた大地」っていう意味らしい。


おー、わりとキレイ。(失礼)


そしてかなり広い!島で一番大きい食堂って聞いたけど、ほぼ満席ってのがすごい。


メニューもすごい多い!

もずくそばと天ぷら、美味しそうだな♪ 


ムスコは「ハンバーグ食べるー!」
相方も「おー、俺とかぶったな」ってキャイキャイ

とメニューを見て、いざ注文しようとしたら…


えっ?!
ツアーチケットで無料で食べられるメニューは
このページのだけー?!


3人揃って “ちーん  ”

「…ぼく、はんばーぐ食べたいよう〜。」えぇ、そうよね、盛り上がっていただけに、いきなり「これだけ?!」って感じよね。あたしも天ぷら食べたいわ…。


ってブツブツ言ってたら、相方が
「いいよいいよ、俺もハンバーグ食べたいもん。普通のメニューから好きなの頼もうぜ。俺が(金)出してやる」とな!
いや〜〜ん、とーちゃん、太っ腹ぁ〜〜ん


ということで 竹富島産車エビ天そば & 生ビール!
天ぷらは車エビだけじゃなく、ゴーヤ、ナス、エリンギ、紫芋などなども。

 
そばは、もちろん 八重山そば!
そして もずく が麺に埋もれてますが、かな〜りたっぷり入っておりま〜す

しかも、メンズが頼んだセットの小鉢がもずくだったので、2人の分まで私がいっただき〜(笑)。


そんなメンズが頼んだのは “人気ナンバーワン!” と謳っている
牛&豚 ダブルハンバーグ

美崎牛ハンバーグ(トマトチーズソース)島豚ハンバーグ
さらにエビフライも2本もついてる!

美崎牛?って後で調べたら、石垣牛なんだけど「美崎畜産」が育てている牛だから、そういう名前らしい。

大人1食分のボリュームで、相方が「ハンバーグ、食べれなかったらパパが食べてあげるからね」ってまた狙ってるけど(笑)、お腹がすいてるムスコ、お米は残すもハンバーグとエビフライはペロリ。


デザートに、竹富観光センターでアイスも。

ムスコはマンゴー、私はゴーヤ。
「ゴーヤ?!」ってついつい買ってみたんだけど、案外普通の味…時々ゴーヤの身が入ってる、不思議なアイス。美味しいですよ〜。



さーて!お腹がいっぱいになったら、次は 水牛車 に乗ろう。

昭和に入ってから、農耕作業のために台湾からやってきた水牛。でも、今はほとんど農耕は機械化されているから、水牛は観光用として活躍中。

竹富観光センターに受付があって、そこから乗れる。
ここでは20頭前後の水牛を飼育しているんだそう。



14人くらい乗れる牛車で、この日の水牛は「レキオ君」。
すごーい、こんな重そうな車も一頭でひいてくんだ〜〜。

しかも!
てっきり、ただ水牛に乗るだけかと思いきや、この牛車には1人ガイドさんが付いて、道中、竹富島について話してくれる。それがまた面白〜い!!

ガイドさんの話を通して、竹富島のことを色々知ることができる…という感じ。それもツアーガイドみたいな感じじゃなくて、語り口調も島っぽい、っていうのかなぁ〜、まった〜り。

「最初に申しておきますが〜、このレキオくん、実は竹富島の水牛の中ではいっちばーん、やる気がありませ〜ん(笑)。午前中もね〜、後ろに大渋滞を起こしてしまいました〜。ほら!レキオくん、頑張って!!(ペシペシ!) んー? おしっこタイムかな?」

ってな、ゆる〜い感じ。

おしっこジョロジョロ〜、うんちムッチリ〜ボトっ!ってシーンも何度か。それがまた面白い(笑)。


ちょうど、この時期は、ハイビスカスやブーゲンビリアが咲き乱れていて、とっても綺麗!


ハイビスカス は、八重山諸島では「仏前に捧げる花」なんだそう。だから和名が仏桑花」なのかな。

ブーゲンビリア もすっごい綺麗ー!
赤いのが花びらだと思っていたら、実はそれは「苞葉 = つぼみを包んでいる葉っぱ」なんだそう。
よーく見ると、赤い「苞葉」の中心に白い、ちっちゃーな花が。

そして、最初に私が気になってた家の石垣や、道の砂についても色々語ってくれました。

家の塀になってる石垣はやっぱり 珊瑚で、ただ積んであるだけ
重みがあるから下から重ねて積んでいけば崩れないらしい。台風で崩れてもまたすぐに積み直せる…ってのも良いらしい。

道の砂、これも 珊瑚の砂
珊瑚の砂って、塩分を含んでいるから雑草が生えないんだとか!

だからか!こんな暖かいのに…緑も花も生い茂ってるのに、雑草が見当たらない。綺麗に手入れしてるのかな?なんて漠然と思ってたけど、そーいうわけだったんですね。これは感心しちゃった。


他にもいろんな話をしてくれる。

「島民は300人くらいですが、仮に空き家が出たとしても、ここに住むのは非常に難しい。というのも、島全体が家族みたいなもんですので、島民全員に認めてもらわないと住めないんです。」


「学校は1つで、小中一貫。だから、高校に行くためには島を出なきゃいけない、ということで、子供が親を離れる時期が、早いのですね〜。」



「地元のチャンプルーとか八重山そばとかありますが、島民はあんまり食べません。まぁ昔は食べていたんですけどね、石垣島からいろんな食材が船で届けられるようになってからは、「こんな食べ物があるのか!」とね。えー、みんな唐揚げ大好きです。」


「シーサーにも色んな姿があります。お尻を上げているのは「家族を大切にしている」という意味。」

などなど。
「へぇ〜」って思うことから、「わはは(笑)」って笑っちゃうことまで、いろいろ。ほんっとお話し上手。


終盤は、「三線(さんせん)」で、歌も披露。歌声もいい感じ。


竹富観光センターのすぐ横では、水牛の休憩所もあるので、そこで最後に写真撮影。


こんなのがもらえまーす。竹富島水牛相関図とか面白い(笑)。


さて!
水牛車に乗っている間、あれこれガイドさんに観光名所を教えてもらったので、レンタサイクルで島の西側を回ってみることに。

ムスコがこげる小さいサイズの自転車は無いので、チャイルドシート付きに乗せることに。電動アシスト自転車だし!

ていうか、電動アシスト自転車に乗るの初めて。
力加減がワカラーン!!いつものようにグイって漕いだら、ビューン!!思いっきり慣性の法則で頭を後ろに持ってかれました(汗)。めちゃびっくりしたわー。こんなに軽いの?!

神戸の山でも、周囲のママ友はみんな電動自転車だけど、私は相変わらず電動機はつけてない。上り坂になると「はい、降りて」ってムスコと一緒に歩いて登るクチなので。。。漕ぐ力が軽すぎて、逆に気持ち悪いわ〜。


最初に向かったのは 西桟橋


きゃー!!ここも海が綺麗!!


桟橋からの島の森の風景もまたいい…なんかジブリ映画に出て来そうな雰囲気。

竹富島は、稲作に不向きだったらしく、この桟橋の向こうにある西表島に田んぼを作って、島民は船で通いながら農作業を行っていたそう。1972年頃まで使われていたんだとか。



桟橋の端っこで、バシャバシャ遊ぶキウイくん。落ちそうで怖いわー。
ほんっと、こういう浅瀬って子供大好きだね〜。「泳ぎたーい!」っていうけど、ここはダメ〜。危険!


泳ぎたいならこっち!
コンドイビーチ! めっちゃキレ〜〜い!



西桟橋からチャリで5分くらい。

やっぱレンタサイクル借りる人が多いんだろうな、駐輪場がいっぱいある。



シャワーがあったり、パラソルとかのレンタル屋さんもあるビーチで、正確には 西表石垣国立公園 コンドイ園地 と言うらしい。


それにしても…

なんて見事な景色!白い砂浜!エメラルドグリーンの海!


この辺りは波が穏やかなのかな。遠浅の海で、小さい子もいっぱい遊んでる。

まだ3月末で日差しも強く無いから、パラソルを立ててる人も泳いでる人も少ないけど、ここでも泳いでみたーい!

ムスコと相方が一目散に海にかけて行くので、私は私で写真撮ったりしてたら、2人とも浜辺から消えた…どこ行った?!

…って探してたら、そこかー!「氷」かぁ(笑)!



さっきアイス食べたばっかだろーもー。

「海に来たらやっぱこれだよな!」「ね!」by メンズ
まぁでも気持ちはわかる。この日の気温、28℃!!暑い、マジで暑い。


そんなこんなで遊んでいたら、もう竹富島から出る時間に。

ツアーチケットのおかげで竹富観光センターから 竹富東港 への送迎バスも無料だし、フェリーで帰る時間も自分たちで選べる。



けっこう大きな船!高速船だから、竹富島から10分で石垣島へ。



石垣港離島ターミナルに着いたら、なんと! 具志堅さん に遭遇!

テレビで見たことあるわーこれ!ここにあったんだ(笑)!


ユーグレナ石垣港離島ターミナル 、何気にこれからお世話になりそうな予感。。。

この後も、タクシーチケットで、宿まで無料。
ほんっと至れり尽くせりなツアーだなぁ〜。
幻の島、シュノーケリング、竹富島…1日でぎゅーーーーっと濃厚な体験をしてしまった。

で、この後の夕飯、宿のすぐ近くの居酒屋にしたんだけど、これがまた「むふふ(笑)」なのでした。
長くなるので、それはまた別途。


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4 コメント

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Unknown (庄助)
2019-04-17 04:04:25
>俺が(金)出してやる

殿太っ腹!
でも自分が食べたいってのが一番だったかも、、(笑

>牛&豚 ダブルハンバーグ

合い挽きのハンバーグはよくあるけれど、ダブルハンバーグいいですね。^^

石垣、クルマエビ養殖盛んで、美味しいですよね。^^ ビール一杯じゃ済まないですね。^^

星の砂拾ってきました。
  ↓
http://shousuke.blog116.fc2.com/blog-entry-2883.html
返信する
■庄助さん (まき子)
2019-04-17 08:40:31
あはは、見抜かれていますね(笑)。
相方が自分が食べたかっただけだと思いま〜す。
ま、でもありがと!ってことで。

星の砂は、ツアー会社さんがお土産にくれたんです♪
ビーチから少し南が星砂浜でした。

次は相方が西表島に行こう!って言ってるんです。
「部下が西表島に入り浸ってるんだよ〜、いいらしいぜ〜。」と。

車エビ、美味しかったです!
尻尾も頭も付けたまま揚げてくれてたのが何気に嬉しい!
ぜーんぶ、バリバリ食べちゃいました。
返信する
Unknown (タカサレ)
2019-04-17 12:29:57
石垣まで行ったら竹富まで行って欲しいなぁ〜と思っていましたが…さすがであります(^_^)

かつてバードウォッチングをしに八重山諸島を巡った事があるのですが、同行した若者に頼み込んで竹富も入れてもらった思い出があります。と、その時のことを書き出すと長くなるので割愛しますが、竹富島泊もエエですよ〜。直近に止まるヤエヤマオオコウモリをアテに飲む泡盛もオツです(笑)。機会があれば、海老そばも合わせて是非!
返信する
■タカサレさん (まき子)
2019-04-17 13:07:50
竹富島、すごい良かったです。
今回はツアーでしたが、おかげで地理感覚や宿などは分かったので、次は自分でアレンジして泊まってみたいですよ〜。
夜空も綺麗だろうなぁ。。。

八重山コウモリかはわからなかったんですが、宮良川のカヤックで寄った洞窟では、
コウモリの声が聞こえましたよ。

そうそう!
川平湾の宿で泊まっている夜も、
鳥の鳴き声だと思うんですけど、
聞いたことのない
「ほーぅほーぅほーぅ」て鳴き声が響いていました。

フクロウとも違う、「う」にアクセントがあると言うか。
結局、宿の人に聞きそびれて、気になってるんです〜。
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