元住吉、通称「モトスミ」。
このモトスミに住んでいる人たちって、地元をすんごい好きになる人が多いかも。
かくいう自分もそう。
そして、つい最近、また周囲にモトスミ人を発見!
Nさん(と書かせていただきマス)と一緒に「地元で飲みましょう!」ということに。
お店選びはお任せされたので、ちょくちょく行ってる おれんち へ。
blogに書くのは久しぶりになっちゃったけど、帰国してからも結構行ってるカモ。
やっぱ家に近いっていいもんなぁ~。
Nさんは、blogを見てくださっているのだけど(いつもありがとうございます!)
「一緒に飲むとつぶされるかも~~~。お手柔らかに・・・。」 と、かなり恐れていた様子(汗)。
そ・・・そんな・・このblogってそんなイメージ与えてます?(本人、自覚症状なし)
でも、ご安心を。。。飲むならマイペースで、がモットーです。
お店に入って、まずはお酒担当のお母さんに、この日はどんな地ビールが揃っているか聞いてみる。
おれんちには、いろんな地ビールがあるのが嬉しいのだ♪
この日は、静岡県沼津市の地ビール ベアードビール の スタウト が入っている!
このスタウト、美味しい~~い!
すんごいダークな色だけど、ホップの苦味がありつつアロマ感も良い感じ。
お酒を飲み始めたら、今度は息子の豊さんに “今日のお魚” を聞いてみる。
「カツオに公魚が良いよ!でも、まず最初にビール飲んでるなら、それにあうパテ出してあげよっか。」
お酒と料理の相性を考えて、こんな風にオススメしてくれる。
でも、パテ?ハテ?レバパテでも作り始めたのかな?と思ったら。
魚の身で作ったパテなんだとか!
左のはクリームチーズ、真ん中はほうれん草を和えて、3種類の味わいのパテ。
おいし~い!
ビールでも良いけど、日本酒にも絶対合う味わいだ。
カツオ刺し も、味が濃厚。
生姜ではなく山葵が添えてあったのは、ハラミのところにほんのり脂が乗っているからかなぁ。
でも、もっちもちな食感、うま~い。
しばらくすると、いつも優しくて目ぱっちりのお父さんが話しかけてきてくれた。
「あのー。もしよかったら・・・今日、私が思い切って作ってみたのを召し上がってみませんか?」 と。
ただでさえ大きな目を、さらにウルウルさせてオススメしてくれる。
・・・うう、お父さん、胸がきゅんとしてしまうではないですか。こりゃー食べてみなくちゃ!
出されたのは、大きなお椀。
すんごい旨みたっぷりで・・・濃厚で、こりゃーお酒のアテになる汁ものだ~。
出汁になってるのは・・・もちろん魚介類なのだけど、なんだろう・・・海老?!
と聞いてみると 「伊勢海老を使っちゃったんですぅ~~~~!!」 とお父さん。
ほええ!伊勢海老使っちゃったんですか!
どおりで美味しいはずだ~。
といっても、お父さんの腕がいいからなのはもちろん。
あ、写真撮り忘れちゃったけど、公魚の天ぷら も、鮮度抜群で身も肝も日本酒に合う合う。
そして、またお母さんに、今ある日本酒を確認して、最初は 開運 、その後は 義侠 。
とにもかくにも、豊さん、お父さん、お母さん、の3人がとっても家庭的で居心地が良いのだ~。
会話も、徐々に盛り上がってくる。
Nさんに「石澤酒店って知ってます?そこ、よく日本酒を買いに行くんですよ~」なんて切り出したら、
「私もしょっちゅう行きますよ!」とか。
元住吉のあそこのお店知ってる?あそこは?ここは?と、地元話に花が咲く。
この地域って、住みよい住宅街なのだけど、ふとしたところに良さそうなお店があったりして、
散策するのも楽しいのだ~。
ちなみにNさんは、日本酒は普段は飲まないんだとか。
「昔から日本酒は苦手で~」と仰るので、いろいろ聞いてみると、
いわゆるパック酒を一気飲みやらなにやらでガンガン飲まされて頭が痛くなったクチ。。。
ああ・・・ここにもいらっしゃいました(涙)。
三増酒の犠牲者が・・・。
そして、ついついまた語ってしまいました、世界大戦時から3倍に薄めて作っている日本酒のことを。
お米100%で造られた純米酒と、アルコールを添加したお酒があることを。
温めて飲むと体に良いことを。
まったく、自分なんてペーペーの若造なのに、偉そうにスミマセンでした(汗)。
でも。
お米100%で造られた、ちゃんとした純米酒だったら、
そうちっとやそっとで頭が痛くなることなんて無いと思うんだけどな・・・。
醸造アルコールを添加してるものだって、選べば美味しいものはありますしネ♪
と、お酒のマニアックな話題から、今度は 麻雀にロック の話題まで。
大学生の頃は、よくアメフト部員の家で飲み麻雀やったな~。
コタツの天板をひっくり返すと雀卓になるアレで。
お金賭けたって、テンピンどころかテンサンとかだったし。
そしてNさんのロック話は熱い!!
「今年がロックデビュー40周年記念」だなんて・・・40年も生きてない自分が、いかに浅はかか。
(そんなNさんのロック史名盤はこちら)
それに、今と1960年代の圧倒的な違いは、音楽の流通。
今はYoutubeとかネットでいくらでもダウンロードできる時代。
300円くらいもあれば簡単に手に入るし、視聴だけだったらタダ!
でも、40年ほど前は、LPを買うしかなく当時価格で2000円くらいという、、、
今の物価に換算したらどんくらい?!
「だから、一枚のLPを、みんなして大事に聞いてたりしてね~。」 って仰ってた言葉が印象的。
すると、我々の話に嬉しそうに乗ってきてくれたのは、キッチンの中の豊さん。
「麻雀にロック?!俺も大好きな分野だよ!」 とな(笑)。
そしたらもう、3人で、わいわい大盛り上がり。
店内の音楽も、豊さんが話題に上ったミュージシャンの曲をかけてくれたり。
ビートルズに始まり、エルトン・ジョン、レッド・ツェッペリン・・・
個人的に再び熱いのは、今年2月のNFLスーパーボールのハーフタイムショをやった
ブルース・スプリングスティーンかなぁ。
歌というより、59歳なのに、あの走りまくりジャンプしまくりの元気よさに脱帽。
「さすがアメリカ人はやっぱチガウ。」って思った瞬間。
いやはや、とにもかくにも、すんごい楽しい時間がすごせました!
今度は飲みながらロック流しながら、麻雀でしょかね(笑)。
[居酒屋 おれんち]
神奈川県川崎市中原区今井南町 534
044-744-4811
定休日:日曜・祝日・極度の二日酔いの日(笑)
HP
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私はまだ53歳だと言うのに走れば息が切れるし飲めばすぐに寝てしまうし、歌えばみんなが迷惑な顔をする。どうしてなんだ!
旨そうなカツオですね~。
元気ですよね~~。
そりゃーライブで何時間も立ちっぱなし歌いっぱなしだから、
体力も一般ピーポーとは違うにきまってますが。
カツオのもちもち感、たまりません~。
しかし、おれんちの店主さんも、お料理も魂がア・ツ・イって感じですね~!!
ところで、姉妹店で「あたしんち」も有る!?orまきっコが作っちゃう!?
飲みながらそういう話してるのって、すっごく楽しい~。
今度は「美味しい日本酒を出せる雀荘」を普及させるべく、雀荘めぐりするってどう?
何を以てデビューとしているかですけれど、伺いました?
答えられないとネコがUターンするかも。(笑)
(「マイケルジャクソン」とか言ったら、「つい最近だね~!」って突っ込まれちゃいました(笑))
店主とすんごい盛り上がってましたよ。
嬉しそう~でそた♪
「あたしんち」、思わずマンガを思い浮かべてしまいましたよ~(笑)。
でも、私がお店をやりだしたら大変です。
接客せずにお客さんと飲んだくれちゃいそうで(笑)。
ここが、もしモトスミじゃなくてカラオケBOXがある街だったら、
このままなだれ込んでそう(笑)。
雀荘めぐり…う(汗)。
実費がかかるので、遠慮します。
やっぱ友達んちで、飲み麻雀が一番~♪
若干意味が変わってきちゃってすみません。
人によっては、「ビートルズ来日の1966年から!」っていうのもあるかもしれませんね~。
って、こんな回答でもネコさん帰っちゃいます~~?!(涙)
でも、ちょっと見てみると、日本というくくりではなくて、
「1969年」から新しいロックの歴史を刻んでる表現をしていることが多いですね!
おやぢさまも、1969年にピンと来ます??
皆様に誤解を与えないよう補足説明をしますが、ロック誕生は1955年映画「暴力教室」の主題歌ビルへイリーの「ロック・アラウンザ・クロック」が起源と云われますので、54年の歴史が刻まれています。40年はあくまでも小生が嵌り始めてからという意味でございます。
ご興味ある方は上記URLでロック史名盤やアーティスト(あくまでもマイフェリバリットですが・・)を紹介しておりますので御覧下さい。
お、今年はwoodstockから40周年かあ。
お酒飲みながらロック、最高ですね。